ななみのいけない冒険
「いいですよね、先生?」
放課後の家庭科準備室、水野と二人っきりきりになった光ヶ丘は水野の唇を奪った。すでに光ヶ丘とのセックスの虜になっていた水野は拒むこともなく、積極的に腕をまわし、舌を絡ませていった。
しばらくの間、貪るようなキスをしていた二人は、唇を重ねたまま互いの着ている物を一枚また一枚と脱がせていった。
「エッチな下着を着けてるんですね。ボクに見せるためですか」
黒いレースのブラを脱がせた光ヶ丘が水野の耳元で囁いた。
「そ、そんなことないわよ」
「本当ですか」
顔を真っ赤にした水野は、答えの代わりに再び唇を重ねてきた。光ヶ丘はブラとお揃いのパンティの紐を解いた。学校の中で光ヶ丘しか見たことのない素晴らしい裸体が陽光の下に現れた。
「そうだ、これ着てもらえませんか」
光ヶ丘は傍らにあった物を水野に渡した。
「……これ着るの? いいけど…」
「あった〜」
隣の家庭科室では探していたノートをようやく見つけた。
「さぁ〜、帰ろう。あれ? 誰かいるのかな」
ななみは家庭科準備室に繋がるドアが少しだけ開いているのに気付いた。
「さっき作ったおにぎり残ってないかな…」
「えっ、うそ」
ななみの眼に飛び込んで来たのは信じがたい光景であった。素肌にピンクのエプロン一枚まとっただけの水野が椅子に座った光ヶ丘と背面座位で繋がっている姿であった。
(セックス……してるんだ)
水野は長い髪を振り乱し激しく腰をグラインドさせていた。エプロンの布地は胸の谷間に挟まり、露わになった豊満な乳房が光ヶ丘の手で揉みしだかれていた。水野の歓喜の声がななみの耳に届く。
(先生気持ちよさそうだな…。早く帰らなくちゃ)
しかし、ななみの眼は二人のセックスに釘付けになり、その場から離れることができなかった。
(す、すごい)
体位を変えるために水野の蜜壺から抜かれた光ヶ丘の肉棒がななみの視界に飛び込んできた。初めて見るいきり立った男の肉棒であった。。
(あんなに大きいのが入るんだ…)
光ヶ丘は水野の手を机の上に突かせると、豊満なヒップを掴み、後から一気に肉棒を挿入した。
(やだ、私まで変な気分になってきた…)
ななみの身体が熱く火照り、胸の鼓動が早くなってきた。初めて見るセックス。しかもそれが担任と同級生のいけない関係。ななみにとってそれはあまりにも刺激的なものであった。
「…はぁ…」
光ヶ丘に突かれ激しく喘ぎ悶える水野の姿をななみは羨ましそうに見ていた。それは生徒達の前で決して見せることない、快楽を貪る水野の女としての姿であった。やがて水野は身体を仰け反らせ絶頂に達した。
(あれがイクっていうんだ。私も水野先生みたいに……。やだ、何考えてるんだろ。もう帰ろう)
二人に気付かれないようにななみはその場から立ち去った。
「………」
「ふぅ〜」
水野との激しいセックスでの疲れを熱いシャワーで洗い流した光ヶ丘は、バスローブを身にまとうと、部屋に戻り、渇いた喉を冷たいドクターペッパーで潤していた。
「そうだ」
一息ついた光ヶ丘は立ち上がると、床に4中女子生徒全員の写真を並べた。
「オカメちゃん、家庭科室でボクたちのこと覗いていたのは誰かな?」
一匹の雌となり激しく悶えていた水野とは違い、光ヶ丘はセックスの間も冷静であった。一人の女子生徒が、ドアの陰からこっそりと二人のことを覗いてることにちゃんと気付いていた。だが、それが誰なのか。光ヶ丘は知りたかった。
「?」
ひとしきり写真の上を飛び回っていたオカメちゃんだったが、やがて一枚の写真をくわえ、光ヶ丘の元へ飛んでいった。
「天地さんか……ちょっと手強そうだな。久しぶりに光ヶ丘家秘伝のこれを使うか」
ななみの写真を手に取った光ヶ丘は薄笑いを浮かべ、机の引き出しから桐の小箱を取り出した。
「あれ?」
翌日、登校中のななみの足下に一輪の赤い薔薇が落ちてきた。
「光ヶ丘くんか。相変わらずキザだね」
飛び去っていくオカメちゃんを眺めながら、ななみは薔薇を拾い上げた。
「手紙が付いてるよ。どれどれ…」
『は〜い、ななみちゃん。2時間目の体育が終わったら屋上で待ってるから来てね。それじゃ(ハートマーク)』
「あのこと……だよね」
ななみの脳裏に昨日の淫らな光景が浮かんできた。
(覗いていたのばれちゃったのかな。でも二人のことなんて誰にも言わないのに…。ま、いいか。会ってちゃんと話した方がいいよね)
「おはよう、ななみちゃん」
未夢たちに気付かれないように、ななみはこっそりと薔薇と手紙をカバンの中に隠した。
「遅いなぁ…」
2時間目の体育の後、ななみは体操服姿のまま屋上のフェンスに寄りかかり、光ヶ丘が来るのを待っていた。中休みの時間なので、そこにはななみ以外誰もいなかった。
「お待たせ、天地さん」
「もう、早くしないと授業始まっちゃうよ。それで、話って何?」
「昨日の放課後のことさ」
「え、何のこと」
「決まってるじゃないか。ボクと水野先生のことだよ。覗いてたんでしょ」
「し、知らないよ」
(やっぱりばれてるよ〜)
「いいよ、隠さないで。オカメちゃんが見てたんだから」
「オカメちゃんが…」
「そう、オカメちゃんはボクが戻ってくるのを家庭科室でじっと待っていたのさ」
(どうしよう、覗いてたこと未夢たちにバラされたら…)
「そうか……でも誰にも喋らないよ。約束する」
「ありがとう。喋られるとボクはともかく水野先生が困るからね」
「その代わり…」
「分かってるって。ボクが女の子のいやがることをすると思う?」
(ほっ)
「そうだ、これ飲む?
体育の後だから喉乾いたでしょ」
光ヶ丘は冷たいジュースの入った紙コップをななみに渡した。
「えっ、いいの? 悪いねぇ」
ななみは差し出されたジュースを一気に飲み干した。
「ごちそうさま〜」
「あ、そうだ」
ジュースを飲み干し、教室に戻ろうとしたななみを光ヶ丘は呼び止めた。
「まだ話があるの?」
「せっかくだから感想を聞きたいなぁ」
「感想って何の?」
「もちろんボクと水野先生がやってたことさ」
「えっ」
ななみの脳裏に昨日の淫らな光景が浮かんだ。
(そ、そんなこと言えるわけないでしょ)
だが、顔を真っ赤にしたななみの口から漏れたのは意外な言葉だった。
「恥ずかしいけど教えて上げるよ」
(ちょっと〜、何で勝手に口が動くのよ〜)
「最初はびっくりしたよ。まさか光ヶ丘くんと水野先生が学校であんなことするなんて。ちょっとショックだった」
(薬が効いてきたようだね)
光ヶ丘はジュースの中に光ヶ丘家に伝わる門外不出の秘薬「碗尼弥亞」を混ぜていた。三分間だけだが相手に本音を喋らせるというキング・オブ・秘薬である。ちなみに「間違いだらけの秘薬選び 平成十四年版(民明書房刊)」によると、今を遡ること三百年前、極秘に地球に訪れた乙戸星人が置いていったものだと書いてある。
「でも、見ているうちにだんだん興味が湧いてきたの」
(うわ〜、なんてこと言ってるの〜)
「ふぅ〜ん」
「水野先生がとっても気持ちよさそうで……なんか羨ましかった。それで…」
「それで?」
「…私も水野先生みたいになりたいって……」
(うそ〜、そんなのうそ〜)
しかしななみが言っていることは全て本当のことであった。心の奥底に隠していた、人に決して知られたくないこと。それが薬によって光ヶ丘の前に全てあからさまになった。
「天地さん……いや、これからは『ななみっち』って呼ぼう。ボクは全ての女の子に夢を与える存在でありたい。その為には女の子の望んでいることは叶えて上げたいんだ。だから……」
光ヶ丘はななみを後から抱き締めた。
「ボクに全部まかせてくれるね」
光ヶ丘が耳元でそっと囁いた。
(何でそうなるのよ〜)
「……さっきの事は全部ウソ。私そんなこと思ってない」
薬の効果が切れ、ようやくななみの口が自由に動き出した。
「それはウソだね。ななみっちの顔にそう書いてあるよ」
「だから、さっきのは口が勝手に動いて…」
「やだなぁ、口が勝手に動くわけないでしょ」
「あのジュースを飲んで…あのジュースに何か入れたんでしょ」
「ボクは女の子のいやがることは絶対にしないよ」
「とにかく離してよ〜。授業が始まっちゃう」
光ヶ丘の腕から逃れようとしたななみだったが、薬の副作用のせいで身体に力が入らない。余談ではあるが、後日この副作用は民明書房に伝えられ「間違いだらけの秘薬選び 平成十五年版」に光ヶ丘望の名とともに記載されることになった。
「授業よりもっと大切なことを教えて上げるよ」
「そんなのいいよ〜」
身体を抱えていた光ヶ丘の右手が胸の膨らみへと伸びた。それを拒もうとするななみの手の動きは弱々しく、すぐに払い除けられた。
「やめて」
ななみの言葉を無視して光ヶ丘の手がゆっくりと胸を揉み始める。
「どう? 気持ちいいでしょ」
「そんなこと…ない」
「それは残念だな。これならどうかな」
ななみの胸を揉んでいた光ヶ丘の手が体操着の中に忍び込む。
「今度はどうかな?」
器用な手つきでブラをずらし上げると、今度は直に乳房を刺激する。
「…………」
ななみは歯を噛みしめ、身体の底から沸き起こる快感に必死に耐えていた。
(いけない……こんなことされちゃいけない)
だが気持ちとは裏腹に身体は正直であった。体操着の中に忍び込んだ光ヶ丘の手が動くたびにななみの身体を快楽の波が打ち寄せてきた。
「…お願い…もうやめて…。わたし達…中学生なんだから…こんなこと……してちゃ……いけないよ……」
もはや抵抗は口だけであった。体操着はたくし上げられ、露わになった中学生にしては充分に発育した両の乳房が光ヶ丘の手で弄ばれる。
「はぁ…はぁ…」
(いやなのに……どうして気持ちいいの……)
ななみの困惑をよそに、光ヶ丘の右手が下半身へと伸びる。
「あっ…」
ブルマーの上からななみの秘部をやさしく刺激する。
(もう…どうなっても…いいや)
二人の背後で授業開始のチャイムの音が響き渡った。
(光ヶ丘くんって赤ちゃんみたい)
体操着を脱がされ、上半身裸になったななみは屋上のフェンスに寄りかかり、ちょこんと立ったピンク色の乳首を光ヶ丘に吸われていた。すでに薬の副作用も消え、身体の自由を取り戻していた。しかしななみは光ヶ丘に身体の全てを委ねていた。
「や……はぁ〜ん」
光ヶ丘の手がもう片方の乳房へと伸びる。ピンク色の乳首は指に挟まれ、マシュマロのような乳房は光ヶ丘の手で形を変えるほど揉みしだかれていた。初めて味わう快感に戸惑いながらも、唇からは自然に歓喜の吐息が漏れていた。
「ななみっちの一番大切なとこ見せてもらうよ」
上半身を弄んでいた光ヶ丘の手がブルマーに掛かる。一瞬ためらったななみだったが、すぐに腰を動かし協力した。ブルマー、そして淡い水色のパンティが足下に下ろされると、まだ誰にも見せたことも触られたこともない若草の茂みと花園が光ヶ丘の目の前に露わになった。
「じろじろ見ないで。恥ずかしいよ」
あわてて両手で隠したななみだったが、その手はすぐに払い除けられた。そして遮るもののなくなった花園に光ヶ丘の指がそっと触れた。
「あんっ」
ななみの身体がピクっと震え、花園から蜜がツーっと流れ出した。
「ななみっちのあそこ、とっても綺麗だよ。キスしてあげるね」
「ダメ、そんなとこ…汚いよ」
「女の子の身体に汚い所なんてどこにもないよ」
光ヶ丘の唇がななみの花園に触れた。花びらを啄み、入口をやさしく舐め上げた。ななみの背中が仰け反り、両手が光ヶ丘の頭の上に置かれた。
「ななみっちも水野先生みたいにして上げるね」
花園を指で開きながら光ヶ丘はニヤリと笑った。
「ななみちゃん、どこ行ったのかなぁ。未夢ちゃん知ってる?」
二人が屋上で淫らなひとときを過ごしていた時、家庭科室では未夢と綾がななみのことを心配していた。
「知らないよ。更衣室にはななみちゃんの制服が残ってたし…、何かあったのかなぁ?」
ちょうどその時、家庭科室の扉が開き水野が入ってきた。
「校長先生と大事なお話してたら遅くなっちゃった。え〜と、今日は予定を変更して家計簿のつけかたを勉強しましょう」
「先生、ななみ……天地さんがいませ〜ん」
「そういえば光ヶ丘もいないな」
「何か聞いてる?」
「いいえ」
「おかしいわね。二人とも授業をさぼるような子じゃないのに…。昔、女私立探偵Jと呼ばれた私が考えるには……事件の臭いがするわね」
「ざわ…ざわ…」
「は〜い、静かに。これから先生は光ヶ丘くんと天地さんを捜しに行きます。え〜と、光月さんに小西さん、それから西遠寺くんと黒須くんは捜すの手伝ってね」
「もっと…もっと…」
真夏の太陽の下、生まれたままの姿のななみが快楽を貪っていた。フェンスに両手を突き、まだ青さの残るヒップを光ヶ丘の方に向け、大きく広げた両足の付け根では光ヶ丘が花園を激しく責め立てていた。
「ななみっちのあそこ、ピクピクしてるよ」
「やだ…そんなこと…言わないで…」
「こんなにいっぱい溢れさせて、えっちだなぁ」
溢れ出る蜜を光ヶ丘はジュルジュルと音を立てて啜り上げる。
「そ、そんな……音立てて……恥ずかしいよ」
「ななみっちのジュースおいしかったよ。こんどはこれを…」
光ヶ丘の舌がななみの花芽を激しく嬲り始める。形のいい乳房を揺らしながらななみがさらに悶える。ピチャピチャという淫らな音と愛らしい喘ぎ声が光ヶ丘の耳に心地よく響いた。
(こんなに気持ちいいなんて…知らなかったよ)
光ヶ丘の舌の動きが一段と激しくなる。ななみの膝がガクガクと震えだし、頭の中が真っ白になり始めた。
「ダメ…そんなにされたら……はぁ〜ん、来るよ…来る…」
ななみが甘美な世界の頂点へ向かって一直線に登り始めた時である。
「ガチャガチャ」
「未夢ちゃん、鍵閉まってるよ」
「変ですなぁ〜。いつもは開いているのに」
「ねぇ……人の声しなかった?」
「うん、聞こえた。ひょっとして……((;゚Д゚)ガクガクブルブル 」
「未夢ちゃん、水野先生呼んでくるよ」
「置いてかないでよ。あたしも一緒に行くよ〜」
「未夢っち達か…。続きは放課後だね」
慌てて立ち上がった光ヶ丘が残念そうな口調で呟いた。
「そんな…」
頂点まであと一息というところで現実の世界に放り出されたななみはその場にへたり込んでしまった。
「…ななみちゃん」
「………」
「ななみちゃんってばぁ」
その日の放課後、帰り支度を終えた未夢がななみに話しかけた。
「……えっ? あ、未夢。どうしたの」
教室に戻ってからのななみはいつもの元気さはどこへ行ったのか、ぼーっとして授業中もずっと上の空であった。
「体育の授業が終わってからずっと変だよ。お弁当も半分しか食べなかったし。どこか具合でも悪いの?」
「そ、そんなことないよ。ほら」
未夢に心配を掛けまいとななみは腕を上下させ、いつも通りの自分をアピールした。
「ならいいけど。それより一緒に帰ろうよ。そうだ、久しぶりにピキピキ焼き食べていかない?」
「……ごめん、ちょっと用事があるんだ」
「そうなんだぁ。それじゃ先に帰るね。ちょっと彷徨、買い物当番忘れないでよ」
「ふ〜っ」
未夢を見送ったななみは頬杖をついて考え込んでいた。すでに教室には誰も残っていなかった。
「続きは放課後だね…か」
ななみの唇からは溜息だけが漏れていた。
(さっきは凄かったなぁ。あのまま続いていたら私どうなったんだろう)
光ヶ丘と水野のセックスを見てから自分の中に住み着いている好奇心旺盛なななみ。
(でもお婆ちゃんがさっきのこと知ったら怒るだろうな。あたしゃそんな子に育てた覚えはないって。それに最初は大好きな人と…)
どこにでもいる、ごく普通の中学生のななみ。この二人の自分がななみの中で闘っていた。
「はぁ〜っ」
そんな時である。どこからともなくオカメちゃんが飛んできてななみの前に一輪の薔薇を落としていった。
「手紙か…。あいかわらずキザだね」
薔薇に付いていた手紙には『保健室で待ってるよ』とだけ書かれていた。
(どうしよう…)
手紙をじっと眺めていたななみだったが、こくりと頷くと立ち上がり教室を後にした。
「ふぅ〜」
保健室の前でななみは立ちすくんでいた。教室を出てここまで来たのはいいが、心の中ではまだ二人のななみが闘い続けていた。
(……やっぱり帰ろう。中学生がこんなことしちゃダメだよ)
ようやく覚悟を決めたななみが保健室の前から去ろうとした時である。
「ななみっちかい?」
保健室の扉が開き光ヶ丘が現れた。
「光ヶ丘くん…」
「待ってたんだ。早く入りなよ」
「光ヶ丘くん、やっぱり私……あっ」
誘いを断ろうとするななみの心を見透かした光ヶ丘は、ななみを保健室に引っ張り込むと、両肩を掴み唇を重ねてきた。
「いやっ」
慌てて顔を背けたななみの唇を光ヶ丘は強引に奪った。
「う…」
小学生の頃、ふざけて女の子同士でした唇が触れるだけのキスとは違い、光ヶ丘のキスは濃厚であった。ななみの胸の鼓動が激しくなり、身体の中で燻り続けていた炎が再び燃え始めた。
(ダメ…それ以上されたら……)
再び燃え上がった炎は誰にも消すことはできない。ななみの舌が自然と光ヶ丘の舌に絡み始めた。
(やっぱり我慢できないよ……私って悪い子だね……)
二人の腕が互いの身体に回り、激しく唇を貪りあった。
「ななみっち…」
激しいキスの後、光ヶ丘はスカーフをほどき制服を脱がし始めた。スカートが足下に落ち、下着姿になったななみをやさしく抱き締めた。
「さっきの続きをして上げるね」
こくりと頷いたななみの身体を光ヶ丘はベッドに横たえた。そして自分もブリーフ一枚になるとななみの上に覆い被さった。
「あ…んっくふっ…ぅ…あン…やぁぁ…ンっ」
白い靴下だけを身に纏ったななみの身体を光ヶ丘の指と手と舌が丹念に愛撫した。うなじから豊かな乳房、脇腹から太股、そして花園を。ななみはそんな愛撫に身を任せ、巻き起こる快楽を充分に味わっていた。
「そうだ、ボクの友達がななみっちに会いたいって」
「え、友達? オカメちゃんのこと?」
きょとんとした顔で問いかけるななみに光ヶ丘は自分の下半身を指さした。
「ほら、ここにいるよ」
「友達って……」
「そうだよ。ボクの友達が苦しがってるんだ。脱がせてくれるかな」
ななみの視線の先には肉棒の形がくっきりと浮かび上がった黒いブリーフがあった。
「どうしたんだい? ほら、早く…」
一瞬たじろいだななみだったが、すぐに覚悟を決めて光ヶ丘のブリーフを脱がせた。ななみの目の前に超中学生級の黒光りする肉棒が現れた。
「きゃっ」
両手で顔を覆ったななみだったが、しっかりと指の隙間から光ヶ丘の肉棒を観察していた。
(凄い……あれが私の中に入るんだ…)
「………ねぇ、どうしてこうなったの?」
「決まってるじゃないか、ななみっちのエッチとこを見たからだよ」
「もう…光ヶ丘くんたら…」
顔を赤らめ照れているななみの手を取ると光ヶ丘は自分の肉棒を握らせた。
(硬い…それに熱い…)
「ボクの友達がキスして欲しいって」
こくりと頷いたななみの顔が光ヶ丘の下半身に近づき肉棒にそっと唇を寄せた。
「舐めてくれるとうれしいな……。そう、裏の所。そうそう、こんどは頭のところを…」
言われるままにななみは舌で肉棒を丁寧に舐めていく。
「気持ちいいの?」
肉棒を握り上目遣いで問いかけるななみの頭に光ヶ丘は手を置いた。
「もちろんさ。でもお口に入れてくれたもっと気持ちいいんだけどなぁ」
ななみはすぐに口を大きく開け肉棒を口に含んだ。
「そう、キャンディーを舐めるように……」
つたないテクニックであったが、それでも一生懸命に肉棒をしゃぶるななみを光ヶ丘は愛らしく感じた。
「おっと、ボクばっかり気持ちよくダメだな」
光ヶ丘は身体をずらしシックスナインの体制になるとななみの花園を再び責め始めた。
「そんなに強く……ダメ、はぁ〜ん…変に…なっちゃ…う」
二人は互いの秘所を愛撫し合っていた。最初は光ヶ丘の肉棒をしゃぶっていたななみだったが、光ヶ丘の責めが強くなると、肉棒を握り激しく喘ぐだけであった。
(そろそろかな?)
光ヶ丘は身体を入れ換えるとななみをやさしく抱き締めた。
「いいよね、ななみっち」
「わたし…初めてなんだ…」
コクリと頷いたななみはちょっと不安げに光ヶ丘に言った。
「分かってるよ。ちょっと痛いけど我慢してね」
「優しくしてね」
緊張気味のななみの頬に軽くキスをすると光ヶ丘はななみの両足を大きく広げ、花園に肉棒をあてがった。
(お婆ちゃん、ごめんなさい。私いけない子になっちゃいます)
「いくよ」
「うっ」
光ヶ丘の肉棒がななみの中へゆっくりと侵入した。
(痛いよ〜)
ななみの中の少女と大人の境界線が光ヶ丘の肉棒によって破られた。花園からは赤い血が流れ出し、初めて味わう大人の痛みにななみの顔がゆがんだ。
「全部入ったよ。痛かった?」
「うん……」
「我慢できなかったら止めるけど…」
「ううん」
痛みが紛れるように光ヶ丘はななみの身体を抱き締めキスをし、上半身を愛撫した。
(すごく痛いって聞いてたけど、そんなでもないなぁ)
初体験の時、女性が激しい痛みを伴う場合とそうでない場合がある。幸いなことにななみは後者のようである。
「どうだい?」
「大丈夫だよ。光ヶ丘くんの好きなようにして」
光ヶ丘はゆっくりと肉棒を出し入れし始めた。
(やっぱり痛いよ〜)
ななみの顔が再び痛みでゆがんだ。しかしそれも長くはなかった。徐々に痛みも薄らぎ、唇からは歓喜の声が漏れ始めた。
「ななみっち、いくよ」
ななみの変化を感じ取った光ヶ丘の腰の動きが激しくなった。もはやななみの表情が苦痛に歪むことはなくなり、は、そして自然にななみの両足が光ヶ丘の腰に絡みついた。
「もうダメだ。中に出すよ」
「えっ、ダメ。赤ちゃんできちゃうよ」
「ボクは赤ちゃんが作れない身体なんだ。大丈夫、ボクを信じて。うっ」
「はぁはぁ…」
ななみは自分の中に光ヶ丘の熱いエキスが放たれたのを感じ取った。
「はぁはぁ…」
大人になったななみは光ヶ丘の腕の中でその余韻に浸っていた。
「どうだった?」
「光ヶ丘くんは質問好きだね」
クスリと笑ったななみが言葉を続ける。
「始めは結構痛かったよ。だけど途中から少しずつ気持ちよくなってきた。でも…」
「でも?」
「屋上でしてもらった時の方がよかったな」
はにかみながら答えたななみの手に光ヶ丘は肉棒を触らせた。
「それは残念だな。そうだ、四つん這いになってくれるかなぁ?」
「こう…えっ」
言われるままに四つん這いになったななみのヒップを掴んだ光ヶ丘は一気に肉棒をななみの中に挿入した。
「あっ……光ヶ丘くん…」
「いやなのかい?」
「……そうじゃ…ないけど…こんな格好恥ずかしいよ〜」
「恥ずかしくなんてないよ。今度はちゃんといいところに連れて行ってあげるからね」
光ヶ丘の肉棒がななみの中へ出入りし始めた。すんなりと肉棒を受け入れたななみの身体に痛みが生じることはなく、ただ快感だけが身体を走り抜けるだけであった。
「ふぁ〜ん…もっと…もっと…強く………ひゃ〜ん」
光ヶ丘に激しく突かれるたびに、汗まみれのななみの身体は揺れ、唇からは快楽を伝える喘ぎ声を上げ続けていた。
(舐められるより…おちんちんの方が……いい…)
「どうだい、ななみっち?」
「お腹の中……熱くなって……すごく……気持ち……いいよ…」
「もっともっと気持ちよくなるからね」
時々ななみの乳房に手を伸ばし揉みしだきながら、光ヶ丘は腰を動かし続けた。肉棒が出入りする「グチュグチュ」という淫らな音、肉と肉とがぶつかり合う「パンパン」という音、それにななみの喘ぎ声が夕陽が差し込む保健室の中に響き渡った。
(さっきみたいに…頭の中が真っ白に……これが…イクっていうのかな…)
「ななみっち、もう我慢できないよ…」
「わたしも……ダメ……」
「一緒にいこうね」
光ヶ丘のピストン運動が一段と激しくなる。ベッドの上に上半身を俯したななみはシーツを握りしめ頂点へ一直線に上っていった。
「来る……来るよ…はぁはぁ…来たよ……はぁ〜〜〜〜〜〜ん」
初めて頂点に上り詰めたななみの中に光ヶ丘は熱いエキスを再び注ぎ込んだ。
「イケたかい? ななみっち」
「……うん」
息を荒げて頂点に達した余韻に浸るななみの身体を光ヶ丘は後から優しく抱き締めていた。
「よかった、ボクの友だちも喜んでるよ」
「そうだ、そろそろ帰らないと。おばあちゃんに怒られちゃうよ」
「そうかい…」
名残惜しそうな光ヶ丘を横目にななみは床の上にちらばった制服を身に纏い始めた。
「こんなことするの…今日で最後にしようね」
「どうしてだい?」
「だって……こういうことは好きな人同士でしないと…」
「ボクはななみっちのことが好きだよ」
顔を真っ赤にしたななみの手を光ヶ丘は握った。
「えっ? でも、わたしは光ヶ丘くんのこと…」
「ボクのこと嫌いかい?」
「そんなこと……ない」
「ならいいじゃないか」
「でも……。わたしたち中学生だから…こんなことしちゃいけない。だから…」
ななみは自分に言い聞かせるように言った。
「分かった。残念だけどななみっちがそう言うのなら仕方ないね。ボクは女の子のいやがることは絶対にしないからね」
「ありがとう、それじゃ帰るね。また明日ね、光ヶ丘くん」
「バイバイ、ななみっち」
「ななみっちって呼ぶのやめてよね」
「はいはい」
「はぁ…」
保健室を出たななみは軽く溜息をついた。
(光ヶ丘くんとあんなことして……。わたしってバカだよね)
ななみの中に後悔の念が湧き起こってきた。
(でも…気持ちよかったな。あんなに気持ちいいのなら本当に好きな人としたら…やだ、何考えてるんだろう。早く帰らなくちゃ)
ななみは足早に下駄箱へと向かった。
(そうだ、今日のことはおばあちゃんには内緒にしておかないと。こんなこと知ったらカンカンに怒るからね)
(終)
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