目を養う

【漢字】目を養う
【読み】めをやしなう
【意味】良し悪しを判断する力を付ける。
【例文1】人を見る目を養う事ができる。
【例文2】長い付き合いで目を養う。

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人を見る目を養うのは大変重要なことです

見る目を養うことは、物事の品質を見極めるということです。
例えば、人を見る目を養うことは、その人の人間としての本質を見抜くことです。
例えば企業の人事部において人材を採用する場合は、大変神経を使うと言います。
面接や言い草などを見極めて、その人材が企業にとって本当に必要なものか、そうでないかを瞬時に見極める必要があります。
企業に採用されようとする学生や、転職組なども、自分をよくしようと思い、多少のハッタリをかけたりすることもあります。
そのハッタリや不誠実さといった、人間の本質をいかに見極めていくかが人事部にとっては重要なポイントとなります。
私も企業で働いていますが、なぜこのような人材が会社に採用されてしまっているのかと思うことが幾度となくあります。
例えば、やる気のない人材、会社の会議で居眠りをする人材、声だけ大きくて仕事をしない人材など、事例をあげれば数多くあります。
ただ一緒に仕事をしていて、このような人材ばかり集めてこれでよいのか、と呆れることもあります。
物事の本質を見極めることはなかなか難しいことですが、本質を見極めるのは練習で養うことができます。
常に本質は何か、軸が何かということを繰り返し考えていくことによって、その本質を見極めることができ、さらにシンプルな生活ができるかもしれません。

目を養う

どんな分野でも、何をするにしても目を養うというのは必要なのかもしれないですね。
分かりやすくいうと、大工さんとか工芸品を作る職人さんとか、修行をするときに技を盗めって言われたりしますが、それって沢山見ろよってことですよね。
見るってことが大事なんですよね。最初から手や体を使って実践するっていうのもありなのかもしれないですが、目で見てインプットしてから体を動かすほうが早く習得できるというようなことを聞いたことがあります。
そして、職人や芸事の世界で世襲が多いのは小さい時から、そういった技を見てきた量が多いほうが技術の習得が早いし、小さい時に身につけておかないと大人になってから習得するのが難しい体使いや感覚があるってことでもあるんだと思います。
沢山みることによって、いろいろな違いが分かってくるし自分の好き嫌いなどの好みがよりくっきりわかってきますよね。
分かってくると、次にどんなことをしたらいいのかというのが見えて、道が開けてきますよね。
そしてこれから新しいことに挑戦して目を養おうとするのもいいですが、実は意識していなかったけどこれまでにもう沢山見てきたり経験してきて、そこそこ目が養われていることもあるんですよね。
それを、さらに磨きをかけるほうがよかったりするかもしれないですね。

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