小耳に挟む

【漢字】小耳に挟む
【読み】こみみにはさむ
【意味】聞くつもりはなかったが、チラッと聞こえてしまう。
【例文1】小耳に挟んだんだけど、カッコいい彼氏ができたんだって?
【例文2】悪口を小耳に挟む。
【例文3】転勤の話しを小耳に挟む。

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小耳に挟むでは追いつかない

ちょっと聞くや、少しだけ耳にするという意味がありますが、小耳の小だけあって、たくさんではなく少しという雰囲気がとても伝わる言葉です。
今時、人との会話で小耳にはさむは使わないだろうと勝手に思うのですが、時代劇やドラマでは時々耳にします。
ちょっと聞いたんだけどより、小耳に挟んだんだけどの方が、なんとも趣があって、やはり古くからある言葉は響きが違うなと思います。若い頃は人の噂話などに興味津々で、小耳に挟んでもっと噂を広めてしまうようなバカもやっていました。
しかし年齢を重ねると、さすがに人のことより自分の老化現象をどうするかの方が大事になってきて、小耳に挟みたい対象が変わってきます。
今はズバリ、いかに老化を止めるかの方法に耳がダンボ状態です。

アンチエイジングにこれが良かったと少しでも耳にすれば、その噂を人に広めるよりパソコンに向かう方が先です。
インターネットで検索し、口コミもチェックして、納得がいけば試してみたり、納得がいかなくても結局商品を購入したりと、意外と忙しいです。
今小耳に挟みたいのは人の噂ではなく、アンチエイジング対策で、なんなら大耳で掴み取りたいくらいです。

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