絵日記にて開催していましたカッコイイカカシ週間総集編…●○●




kk週間のご説明


□多寿さんのお宅(←HP)でのチャットで「カカシの手甲は萌える!」という話から始まった管理人の独善的かつ偏見に満ち満ちた『カッコイイカカシ像』を模索する企画です。説明が長くなってしまいましたがようは、カカシの「この仕草はカッコイイだろう!」と思われるポーズを描きまくる企画でした。二週間で終わらせるはずが、皆様からのリクエストもあり、かなり盛り上がって結局一ヶ月くらい続きました。

皆さんリクエストありがとうございました!
多寿さん「KK週間」命名ありがとうございました!






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6月25日

●続・KK週間
ともちさんからのリクエスト「パンクなカカシ」




パンクなカカシにパンクなイルカ(!)なんでしょか、カカイルだと。

パンクでも「可愛く」というリクエストでした。
可愛いカカシは、最近マイブームな『小鳥ヘアー』にしてみました。
ことりへあなカカシ。小鳥カカシ。キスはついばむようにするカカシv

カカシはさながらイルカ先生のおうちの窓辺に羽を休めにきた小さな小さなことりなんです。
髪の毛に雫のたまをつけて、イルカ先生が窓ガラスを開けると頭をふるふる振って、「こんばんは、一晩の宿を探しているんです」
なんてつぶらな瞳でイルカ先生に上目遣いで懇願するんです。うふふあはは♪



6月24日

●続・カッコイイカカシ週間(※:死ネタ注意)

さちこぉさんからのリクエスト「声もなく泣くカカシ(カッコよく)」


人が考えうる限り最大の、本当の悲しみとは――――

愛する人を失うこと――――


彼をなくしたのは、自分の半身を失ったも同然、心を引き裂かれそうな苦しみの中、カカシが決意したこととは――――

「イルカ先生、オレは…」



お話:真実は、このあとカカシの泣いている背後からひょっこり元気なイルカが血だらけのぼろぼろの姿で現れて、「まだ殺さないでくださいよ」ってちょっと情けなく眉を下げて、笑って言う…というようなところで!

カカシはもちろんびっくりして、「ホントにイルカ先生?生きてるの…?」なんてべたべた体を触りまくって、生きているって確かめたら、「先生!先生!先生!」って壊れたテープレコーダーみたいに叫びながら抱きついたりして。

ひとしきりべたべたしまくった後はあの盛り上がり(イルカが死んだという訃報を聞いたカカシや周囲の人々の慌てぶりや悲しみぶりと思うと)が急にむなしいもののように感じて、

「なんで生きて帰ってきたんですか、オレの涙を(体で)返してください!」

ってカカシが自分勝手な主張をわめきはじめて

「図に乗るな馬鹿者!」

なんてイルカ先生にゲンコで殴られる自業自得カカシ…あれ…カッコイイカカシ週間じゃなかったのかい…?(笑)


6月23日 ●続・カッコイイカカシ週間

多寿さんからのリクエスト「ファーのついた服のワイルド系カカシ」


私のイメージの中でカカシは結構マッチョなんで、ワイルド系カカシはかなり好物なんですよvv

「がおー」っていいながらイルカを襲うカカシとかね。いいよね、かわいいよね!うふ!
…描いてて非常に楽しかったですワイルドカカシ。うふふー。


6月22日

●カッコイイカカシ週間

もっちさんからのリクエスト「893なカカシ」

「若様!」

「若様!」

「ご苦労だね〜」



設定:カカシ:若干19歳にして東日本を掌握する「赤龍組」の若きトップ。
イルカ:18歳にして西日本を纏めあげる「青龍組」のトップ。

お話:「青龍組」前トップが死んだ…「青龍組をつぶすなら今!」と日本のトップを巡り「赤龍組」との抗争が激しくなってきて、新「青龍組」のトップのイルカが自分の素性を隠して「赤龍組」に潜入して、そこでカカシと出会って…!みたいな、みたいな!

今回はストイックな色合いにしてみました。
ヤクザなカカシ。ワインレッドスーツに黒シャツ白ネクタイ背景に人まで(!)描いてしまい…極道の服は激しく萌えます。

ガラは悪いのにどこか上品な極道カカシ。なにせヤクザのトップですから!

極道のトップたるもの、運の悪いどこぞかの青年が間違えてトイレのドアをあけてしまっても
「よう、にいちゃん!わるいけぇの、今わしが使っているからの!」
なんて優しく言えるくらいどっしり構えた漢でなければなければならないのです。

優しい漢!まさに男のなかのオ・ト・コ・也(なり)←落ち着け!

たとえが超下品ですいません。極道カカシはそんなことしませんが。
極道カカシは上品に笑いながら人を殺すヒドイ人。だってヤクザだし。 でもイルカには弱い、イルカにはひどいことできない…(お約束)!イルカの前になると急にへたれるヤクザカカシ!
なさけな〜い男でごめんよ〜♪と古いドラマの歌が流れてきそうです。
桜吹雪を入れた裸体カカシも想像したんですが、今回はスーツヤクザにさせていただきました。
6月21日

●カッコイイカカシ週間

多寿さんからのリクエスト「カッコよく髪の毛を掻きあげるカカシ」


多寿さんのお題はすっごいツボでした!
すっごいいいお題をいただけたな〜と思ってがんばってみたんですが難しくてもうこんなのしかできなかったです…!(泣)
全国のカッコイイカカシファン(?)の皆さんすいませ…修行の旅へモンドールにでも行ってきます
6月20日

●カッコイイカカシ週間

さちこぉさんからのリクエスト「ネクタイをゆるめているスーツカカシ」


「フー」とか言いながらタイを左右に動かしつつ緩めるカカシ。

企画部部長はたけカカシ27歳独身という設定で。
職種は今をときめくアパレル系で!アパレル会社の企画部部長!


6月19日

●「この仕事が終わったら」

ともちさんからのリクエスト「ビジュアル系スーツカカシ」


「送ってきますよ…。貴方の家まで」

言葉を続けるたびに口に咥えただけのタバコが上下に揺れる。

「そんな…いいですよ」

「なに言っているんですか…危ないですよ」

夜道の一人歩きなんて。

そう言って、カカシは両手で包み込むように灯した火に顔を近づける。

未成年の少女でもあるまいし、しかも自分と背丈もほとんど変わらない大の男相手に、何を言っているんだ、この人は、と文句をいいたかったのに、体はまったく逆の態度を示してしまう。カカシにそういわれただけで、体がかっと熱くなって、あっという間に顔がゆでだこのように真っ赤になってしまう。カカシのイルカの扱いとか、そういう、自分の態度が、どうしようもないもののように思えて、困る。救いはここが暗闇だということだけだ。

そんなことを一瞬のうちに考えて、恨むようにじっとカカシを見つめると、あ、と気がつく。

俯くと、カカシの白い輪郭がぼんやりと闇に浮かんで、きわだって見える。

前々から知っていたことだけど、こうして間近でみるのは初めてで、本当に綺麗な顔をしているんだな、と新鮮な感覚を覚える。

「ん。なんですか?」

「あ!いえ、なんでも!」

勢いよく吸い込むと、タバコの先が赤く燃え、ジジ…と小さな音がする。

それから、ふぅとため息をつくように吐き出された白煙は、灰色の廃墟の輪郭を溶かすように霧散してゆく。

「行きましょう。この仕事で終わりだ」

そう言って、イルカの肩を抱き、くるりと向きを逆にされあれよあれよという間に連れてゆかれる。

こっちだって、鍛えているのにな…。

軽々と肩を抱かれあちこちへひっぱりまわされている自分が、この人よりずいぶんと年下になったような、そんな自分を連れまわすこの人の飄々とした姿に憧れを抱くような、そんな気分にさせられて、それを悪く思えない自分に、軽い自己嫌悪を覚えながらイルカは黙ってカカシの後について行った。



送りオオカミにはならないカカシです。










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過去絵日記(KK週間四週間目)







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