「そっかぁ…ならしょーがない。これだけ躾しても駄目なんだったら、お仕置きするしかないよね」 涙目になりならがも屈しまいとする春菜がいじらしくて、もっともっと悪戯してやりたくなってくる。 私はいったん猫耳から手を離し、服からも腕を引き抜いた。 「ぁ…?」 突然刺激が途絶えたので、春菜は小さく切なげな声をあげる。 春菜…猫ならではの弱点っていったら、耳だけじゃないでしょ?そんな状態じゃ気づかないだろうけど。 私は左右に揺れている春菜の尻尾に両手を伸ばし、ぎゅっと握りしめた。 「ぅにゃぁああっ!?」 ぐったりしていた春菜の体が跳ねた。 「尻尾、凄い気持ちいいでしょ。たっぷりお仕置きしてあげるからね」 私はもう春菜を押さえつけてはいない。 そんなことをしなくても、彼女が起きあがれる筈がないからだ。 「あ、やっ……はなし…てっ…!」 床に突っ伏したまま、春菜は私に訴える。 「駄目駄目。すぐやめたらお仕置きにならないでしょ」 今度は両手でそれぞれ力加減を変え、尻尾をやわやわと弄ぶ。 細長くて黒い春菜の尻尾は、見た目に反してふわふわと柔らかい。 「んぁっ!はぁ…あっ…うぅんっ!」 早くも限界のようだ。足の指がピクピクと震え、声もうわずってきている。 「春菜。イきたい?」 私は手を止めて問いかける。 「い…イきたいっ!も、我慢できないよぉ…」 つい先ほどまで必死で耐えていた姿が嘘であったかのように、あっさりと陥落した。 春菜はなりふり構わず恥ずかしい言葉を口にする。 けど、まだ足りないかな。 「私にして欲しいなら、その前に言うことがあるでしょ?」 「ぇ…あっ。もう、生意気なこと言わないからっ…お願い!」 うわ、ゾクゾクしてきた。私ってSなんだな。 「『ご主人様、Hな春菜をイかせて下さい』は?」 「っ…ご主人様ぁ…えっちな春菜を、イかせて下さいっ!」 合格。これ以上なく完全な合格。 「よーし、えらいえらい。ご褒美あげなきゃね」 私は春菜を仰向けにひっくり返し、足を大きく開かせた。 見れば、パジャマの股間部分は既にじっとりと濡れている。 「春菜、いくよ」 私は春菜と向かいあって尻尾を握り、股間もくっと押してやる。 ただし尻尾は両手じゃないとやりにくいので、あそこは足で。 分かりやすく説明すると、私は春菜の左足の下に右腕を通し、 膝の辺りに抱きつくような姿勢になっているのだ。 「ふぅ…は…あっ!ぅあぁん!」 両手でしゅっしゅっと、尻尾を根本から先っぽへとしごく。 実際に見たことはないけど、男の子が夜な夜なしてる行為に似ているような気も…しないでもない。 足の方は、膝を曲げて股間全体を踏みつけるようにぐりぐりと責めてやる。