「それじゃあ、早速…」
加奈は両手で、早苗の胸を優しく揉み始める。
体操服と下着越しでも、加奈の手には気持ちの良い触感が伝わってくる。
「早苗ちゃん、気持ちいい?」
「んふっ……気持ち…よく、ない!」
早苗は抵抗しようにも、腕を押さえられていては体をもぞもぞと動かすことしかできない。
「…ぅん…っく……この…!」
「顔赤いよ〜。気持ち良くないんじゃなかったの?」
加奈は一旦胸への責めを中断すると、するりと早苗の体操服の中へと潜り込まる。
―パチン。
「えっ!?」
加奈が腕を引き抜くと、その右手には薄いピンク色のブラジャーが握られていた。当り前だが、早苗のものである。
早苗が呆気にとられている内に、加奈はブラをマットの外に放り投げてしまう。
「揉むのに邪魔だからね。それに…」
体操服だけを通して、早苗の乳首に加奈の指先が当たった。
「やっぱり立ってる〜」
胸を揉まれたせいで、早苗の乳首は服の下からぷっくりと存在を主張していた。
加奈は摘んだ指を擦りあわせるようして、乳首に集中して刺激を与える。
「ぃっ……あぅっ…!」
「ギブアップ?」
「…しな…んぁっ!」
長年柔道の稽古を続けている早苗は、加奈にどんな技を仕掛けられても耐えられる自信があった。
しかし、彼女は加奈の性的な攻撃によって完全に主導権を奪われてしまっていた。
(お姉ちゃんの言ってた通りだ…)
前に加奈の家に早苗が遊びにきたことがあり、その際には加奈の姉も二人と一緒に遊んだ。
昨日加奈がその姉に「早苗に歯がたたなかった」と愚痴をこぼしたら、
対早苗用としてこの戦い方を伝授してくれたのだ。
姉曰く、「ああ言う清純派タイプはセクハラに弱い」。
見立ては的中し、加奈は今、こうして早苗を責めたてている。


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