「きゃうっ!っ……んふっ…」 抵抗できないのをいいことに、加奈の右手が小ぶりなお尻を撫で回す。 「や…ぁ……降りてよっ…」 「どくわけないでしょ。さて、前回負けた恨みを…」 早苗はお尻に力をいれてくすぐったいような感覚に少し耐え、手から逃れようと身をよじった。 しかし加奈は指に力をこめ、マッサージするように早苗のお尻を揉みほぐしていく。 指先は早苗の呼吸を見計らい、強張った筋肉を巧みに伸ばしていく。 そして早苗のお尻から力が抜けると、その張りを確かめるようにじっくりと揉みこむ。 「ふ…ぅ……はぁっ…」 肌ざわりの良い短パンは下着とともに汗を含み、加奈の手に吸い付くようにフィットする。 加奈はしつこいぐらいにお尻の張りを楽しんだ後、ようやく固めを解いた。 「ふぅ…楽しかった〜。小さいけど、結構柔らかかったよ」 加奈はわざわざそんなことを告げ、早苗を赤面させる。 彼女は再び身構えるが、自分のペースを完全に見失っていた。 一瞬胸に手を伸ばされたのに過剰に反応し、ビクッっと両手で上半身を庇ってしまう。 そこに加奈の体重を乗せたタックルを受け、あっさりとひっくり返されてしまった。 加奈はその勢いで早苗のお腹に跨がり、両足で手を押さえつける。 「さて、こっちはどうかな〜?」 加奈は両手を早苗の胸に持っていき、わきわきとしてみせた。 「え…だ、駄目だってば!胸は反則…」 抗議を無視し、早苗の胸を人さし指でつつく。 「やぁっ!」 早苗の胸がふるっ、と揺れる。 胸自体は普通程度の大きさなのだが、早苗はかなり小柄なので、体との比較では割と大きい方だ。 「どうする?ギブアップしちゃう?」 「しない〜!」 (こんなので負けるなんて…!) 今まで一度も負けていないのに、こんな攻撃でギブアップなどできない。