そうしてしばらく堪能すると、ラルフはまりんの胸から手を離した。 「はぁ……」 解放感に、まりんの口から吐息が洩れる。 「ねぇ、もう私の負けでいいから……トイレ…」 「ストップ」 まりんの口に、ラルフの人さし指があてられた。 「お前もどっかの組織の人間だろ。同業者として、任務放棄は見過ごせんよ」 「だってっ…!」 まりんはもじもじと足を擦り合わせながら意思を伝えようとするが、ラルフはにべもなく遮る。 「だっても何もない。例えばだ」 ラルフは両手をまりんの膝裏にさしこみ、大きく開脚させる。 「ひっ!?」 「こんなことされようが、降参なんか許されないんだよ」 無理矢理開脚させられているので、タイトなスカートの裾はかなりずり上がっていた。 もし正面から観察すれば、彼女の下着は丸見えになっているだろう。 「離して!お願い、やめてってばぁ!!」 実際には誰からも見られることは無いのだが、まりんの顔は耳まで赤くなっていた。 必死に足に力をこめるが、全く閉じることができない。 膝から先をばたばたと動かすが、ラルフの屈強な腕はびくともしなかった。 「そう固くなるなよ。犯りゃあしない…今は任務の真っ最中だからな」 スポーツ選手や格闘家と同じように、彼らも任務中の性行為は禁止されている。 理由は勿論、それなりの体力を消耗することになるからだ。 「だからそう固くなるな。胸だって生じゃ触ってないだろ?」 そうは言われても、まりんはセンスを買われて最近組織にスカウトされた人間だ。 つまりあまり特殊な訓練は受けておらず、 その手の行為への反応は普通の女子高生と何の変わりもないのである。 ラルフはすっと手を伸ばし、彼女の太股の間に割り込ませる。 「や、ダメ、そこは絶対ダメっ!!やあぁあっ!」 ようやく放された足をきつく閉じるが、ラルフの右手は既に足の付け根へと到達していた。 つつーっと下着のゴムをなぞられ、まりんの身体が跳ねる。 「さ、どれだけ我慢できるか楽しみだな」 指先は下着ごしにまりんの股間をまさぐり、ついにその秘部に触れた。 「っ…!う゛うぅー……!!」 暴れようにも、彼女の腹にはラルフの左手がそえられている。 シャツの上から下腹をゆっくりとさすられ、全身に鳥肌が立った。 まりんは目をぎゅっと閉じ、体の内側からの衝動を懸命にこらえる。 「あ……はぁ…んっ!」 抵抗できないのをいいことに、ラルフは秘部のスリットにあわせて指をゆっくりと上下させる。 しゅっ、しゅっ…と指が下着が擦れ合う度に小さな悲鳴があがった。 「どうせいつか出すことになる。早くしちまったらどうだ?」 「ゃだ…もれ…もれ、ちゃうぅ!トイレ行かせてよおぉっ!」 その表情や涙混じりの懇願が、ラルフをより一層興奮させる。 「何つーか…こういうのもグッとくるもんだな」 ラルフは秘部へ責めを続けたまま、まりんに新たな刺激を与えた。 下腹を撫でるだけだった左手で、そこを揉むように押したのだ。 「ひぅっ!…だめ、押し…ちゃ……ああぁっ!」 膀胱を直接圧迫されているような感覚に、まりんの体が大きくのけぞる。 その膝はがくがくと震えており、彼女の限界が近いことは明らかであった。 「これ以上続くと…さすがに俺も我慢できなくなるな。名残惜しいが、こん位で終わらすか」 ラルフはまりんの下着に手をかけると、一気に引き下ろした。 左足首に引っかかったそれを回収し、ポケットに入れる。 「っ!?返…」 「そうはいかん。任務が終わったら使わせてもらうからな」 ラルフはまりんのスカートも捲りあげ、彼女の下半身を完全に露出させる。