「麻美ちゃん…私、すっごく恥ずかしかったんだからぁ!」 
同性相手とはいえ、秘部を足でいいようにされるなどという経験は初めてである。 
千佳は麻美に飛び付くと、ワンピースの裾を掴んでバッとめくり上げた。 
「きゃっ!?」 
麻美の白と青のストライプのパンツがあらわになる。 
麻美は両手でワンピースを抑えようとするが、単純な力比べで千佳に敵うわけがない。 
千佳はそのまま捲くったワンピースで麻美の上半身をすっぽりと包み、裾を頭の上で縛ってしまう。 
「な…何これぇっ!」 
もぞもぞと動くワンピースのスカートの中から、くぐもった悲鳴が聞こえてくる。 
パンツが丸見えなうえ、見る位置によってはほんの少しだけ育ってきた胸まで見えてしまう。 
しかも自分は何も見えないという状況の中で、麻美は何とか結び目を解こうともがいた。 
「麻美ちゃん、恥ずかしい?あんまり暴れると、胸まで見えちゃうよ?」 
自分も頬を赤く染めながら、千佳は麻美の羞恥心を煽る。 
「お返しだよ。今度は私が麻美ちゃんに…」 
千佳は麻美の足首を掴み、広げようとする。しかし、足の力は腕の約三倍。 
よって力で勝る千佳でも、あらかじめそれを予想していた麻美の足を開くことは簡単ではない。 
「ほら、麻美ちゃん。力抜いて」 
「絶対やだ〜!」 
千佳は何とか麻美に開脚させようとするが、上手くいかない。 
そして、ムキになっている千佳は、背後から由美がこっそり近寄っていることにも気付かなかった。 
由美は千佳の真後ろまで近づくと、両手を千佳の腋の下から前に通し…むにっ!と胸を鷲掴みにした。 
「ひゃあぁっ!」 
いきなり胸を揉まれ、千佳は麻美の足を離してしまった。 
「由美ちゃんっ!女の子同士だって、胸なんか触らないの〜!」 
正座したまま前屈みになって身を守ろうとするが、由美の手は千佳の胸にあてられたままである。 
「だって、普通にくすぐったって効かないんだから。さて…ここはどうなのかな〜?」 
千佳の上半身と太ももに挟まれたまま、由美の手がうにうにと蠢く。 
「やんっ!や…揉まないで…よぉ……ぅんっ!はぅっ…!」 
「あれー?くすぐったいのは平気なんじゃないの?」 
由美は調子に乗って、鳥が嘴でついばむようにして、胸の肉を軽く摘んで震わせる。 
「だって…何でか、わかんないけど…ひゃっ!…くすぐったいん…だもん!」 
普段触られることのない胸へのくすぐりは、今まで殆どくすぐったさを感じた経験のない 
千佳には堪え難いものだった。 
ちなみに千佳は標準的な体型だが、胸の発育は由美以上に早い。 
まだ乳房と言っていいか微妙な位の大きさだが、部活で走ったりする時に違和感があり、 
そろそろブラを買おうかと考えている位だ。 


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