私の語り「子うさぎ ましろのお話」が聴こえます
 ライブのご案内(2024年)
視聴覚まるごと研究所
メールください
2019
 川島昭恵さんのホームページ"  
 kawashima akie             
 年の初めに思うこと

 川島昭恵です。

私はけして器用な人間ではありません。
容量も悪いし、しくじると直ぐに焦ってしまいます。
だったら、一つのことに心を集中して一途になれればいいのに、そうもいかな
いんですよね。
一つのことだって、腰据えて一筋にやり抜くのは生易しいことではないと思い
ます。
きっと名人と言われる人だって、その道を極めるのは大仕事なのでしょう。
まして凡人の私が必死になったとしても、
一つのことですら極めるには道ははるかにはるかに遠い。

そんな私が今年心がけたいと思うのは、
焦らず、だらけず、失敗してもへこたれず、
大らかに活きたいということです。

時にははみ出したとしても、それはそれで良しとしたいのです。
遠回りもルートの目的地に到達するための一つの道のりですものね
今は早く目的地に到着することよりも、
その過程の一つ一つを大切にじっくり味わいながら楽しんで行けたらなと思っ
ています。

私の寿命がどのくらい残っているのかは神様しかご存知ありません
許される限り、今置かれた自分の場所で精一杯
この時を満喫して常に生きられたら幸いですよね。

直ぐに焦ってしまう私の癖は、おそらく私の弱さから来るのでしょう。
私が小心者で、置いてきぼりになるのが怖いから焦ってしまうのでしょう。
誰かが急かすというより、私自身が自分を
追い立てているのかもしれません。
そんな自分に上手にブレーキを掛けられる私になれたらいいなと思います。

人はみんなそれぞれに車のようなものではないでしょうか?
自分の意識でアクセルとブレーキをその時々に踏み変えて
目的地を目指して運転しているのかもしれません。
時には標識に従ってルールを守りつつ、
渋滞の時にはぶつからないように待つことを覚え、
高速道路では許される限り突っ走り、
また、誰もいない大平原では自分の好きなスピードで走ったり道草してみたり
……。
一生掛けてどこまで行けるのでしょう。

すでにスタートは切っています。
ルートはまだ、はっきり定まってはいません。
ルール違反はしないよう、それでも私らしく快適な走りをしたいと願っています。
どんな時にも楽しめるゆとりを持てる自分でいられたらいいなと思っています。
必要な時にちゃんとブレーキをかけて踏み止まれる私で安全運転を目指したい
と思っています。

そして、合流できた時の一つ一つの出会いを大切に、
時に並んで走ったり、時に分かれ道でさよならしたり、
数々のご縁を期待しつつ楽しんでいきたいと思います。
出会えた時にはどうぞよろしくお願いしますね。


 AかBをクリックすると川島昭恵さんの写真が見られます   

「6月18日土曜日、西荻窪のライブハウス「音や金時」で語りの会を終えて」

 2005年7月30日の土曜日、遠藤周作さんの憩われた山荘で語りの会

B

A

 近況報告(2006年)
 2005年2月11日金曜日、西荻窪の音や金時での語りのライブ
 ねずみ大作戦?
 もう一つのライブ/その他の活動 ご案内(2007年)