川島昭恵 近況報告
 視聴覚まるごと研究所

                   更新 2006.3.2


近況報告
2006年



2月は聖路加病院の小児科病棟で入院している子たちに
お話を聞いていただくという機会を作って頂きました。

お見舞いにいらしていたお母さんやおばあちゃま、看護婦さんも聞いてくださいました。
時期が時期なのでお雛様が飾ってありました。
たくさんの楽しそうな本や、玩具、大きなミッキーマウスの縫いぐるみなど、
病棟全体も優しい柔らかな色合いで統一されて、
なんだか病院のようではありませんでした。
でも、点滴や管をした子、ベッドで寝たままいらしてくれた子、
みんな一所懸命なんだなって感じました。

私も6歳の時、3ヶ月間入院しましたが、
母が簡易ベッドで泊り込みしてくれて、いつも一緒でした。
急に見えなくなった私は怖くてたまらず、
とても一人ではいられない状態でした。
母がトイレに行ってる間も待ち切れずに泣いてたくらいです。

でも、ここの子たちは一人で泊まれて本当にすごいと感じました。
優しい安心な空気に満ちていて、
整えられた環境ということもありますが、
本当にすごいなって。


その他に2月は、羽田小学校、吉祥寺第一小学校、久が原教会などで語らせてもらえる機会が与えられました。

学校などでは最近怖いニュースがあるので、出入りのチェックも厳しいようです。
安全を守るために必用なこととは思いますが、人に不信を持っていないと
安全が確保できないなんてなんだかすごく寂しい話ですよね。
安心して人と人が関係を作れるのが一番安全な世の中なのに、
なんだかとっても寂しいです。

私は子供の頃、偶然に電車で乗り合わせた人に
お菓子貰ったり、知らない人に誘われて喫茶店でご馳走になったりして、
本当にみんないい人たちだなぁって思ってましたから。

さすがに喫茶店に誘われた時はまずいなと思いましたが、
断る言葉が思いつかなくて、結局温かい牛乳ご馳走になって帰ってきました。
おじさんはコーヒーを薦めてくれたんですけれど、私はその頃家ではコーヒーを
飲ませてくれなかったので、それを断るのがやっとでした。

とりとめない話を聞かされて、
どうやって帰るきっかけを作ろうかと思っているうちに、
歯医者さんの予約の時間が迫ってきたので、
そう言ったら、あっさりそれが潮時になりました。

知らない人には着いて行ってはいけないと言われていた私は
すごく悪いことしたような気持になって
家で随分叱られた記憶があります。
それでも、怖い目にあったことがない私は、
やっぱり人を信じていられることが幸せだなって思います。
まぁ、あんまり極楽トンボでもまずいとは思いますが。

では、昭恵



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