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タイトル前から気になっていたこと
投稿日: 2004/12/26(Sun) 15:57
投稿者キルドンム
URLhttp://f4.aaa.livedoor.jp/~aramar/
/Subject:前から気になっていたこと  /From:キルドンム  /H16/08/26 17:19
No:84
 軍事史にお詳しい波浪様に伺います。
 その一。老父の話によると、「憲兵は軍人恩給をもらえない」そうですが、本当なのでしょうか? 二番目の伯父が戦時中憲兵(「隊長」だったというのですが、さてどうだか…)をしておりましたから、多分そこからの知識だと思うのですが。
 その二。祖母と母親とが38度線を密航船で越えて、南側に来ると、帝国海軍の駆逐艦が一艘まだ生き残っていて、引き上げ任務に当たっていた。そこでその駆逐艦に乗って、昭和21年の晩秋に佐世保に引き上げてきたそうですが、その駆逐艦の艦名、およびその後の運命についてご存じなら御教示頂ければ幸甚です。

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/Subject:Re:前から気になっていたこと  /From:波浪規定  /H16/08/26 21:34
No:85
> 軍事史にお詳しい波浪様に伺います。
> その一。老父の話によると、「憲兵は軍人恩給をもらえない」
>そうですが、本当なのでしょうか?
聞いたことがないなあ。
近日中に恩給関係の法律をしらべてみます。8月15日以降、急に陸軍刑法が無効になったわけではないですから、その辺を忘れて何かやらかして、軍法会議を引き継いだ復員裁判所で有罪判決を受けたのでは?それが祟ったのでは?
> その二。祖母と母親とが38度線を密航船で越えて、南側に来ると、
>帝国海軍の駆逐艦が一艘まだ生き残っていて、引き上げ任務に当たって
>いた。そこでその駆逐艦に乗って、昭和21年の晩秋に佐世保に引き上げ
>てきたそうですが、その駆逐艦の艦名、あおよびその後の運命について
>ご存じなら御教示頂ければ幸甚です。
日本近海の場合だと駆逐艦ではなく海防艦の可能性が高いような。海防艦だと島の名前がつきます。
海防艦は大量に生産したからなあ。新人物往来社の別冊歴史読本の海軍特集に何時沈没した、解体したというのが載っていたと記憶しますが実家においてあるので。(^^;)
生き残った海防艦の場合、その後の運命は@海上保安庁で使ったA連合国がいただいたの二つが多かったと記憶します。
駆逐艦の場合は、ほとんどを連合国がいただいたはず。
(国府軍がいただいた艦もあったと記憶します。雪風?)

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/Subject:恩給法  /From:波浪規定  /H16/08/28 13:15
No:86
第九条 年金たる恩給を受くるの権利を有する者左の各号の一に該当するときは其の権利消滅す
一 死亡したるとき
二 死刑又は無期若しくは三年を超ゆる懲役もしくは禁固の刑に処せられたるとき
三 国籍を失ひたるとき2 在職中の職務に関する犯罪(過失犯を除く)に因り禁固以上の刑に処せられたるときは其の権利消滅す但し其の在職か普通恩給を受けたる後に為されたるものなるときは其の再在職に因りて生したる権利のみ消滅す親戚のかたはどれかに引っかかった?

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/Subject:Re:恩給法  /From:キルドンム  /H16/08/28 15:46
No:87
 御教示有り難うございました。やはり「憲兵に恩給なし」なんてことはないのですね。
伯父がご指摘の条項(公職追放は含まれていませんよね)に該当したという話も聞いたことがありませんから、もう一度父親に確認してみます(本人から話が聞ければよいのだが、もうトシだし、少し言い出しにくい)。
 父親の話では、終戦後、大量に食料等の軍需物資を持ち帰ってきたが(これで一家助かったとか)、かなり荒れて酒ばかり飲んでおり、側に寄るのも大変怖かったそうです。また、父親が顧客の頭を刈りながら「兄貴が昔憲兵隊長だったので、当時兵隊だった人の中には、今でも恨みに思っているのが仰山いる」なんてことを平然と喋っていたのを小耳に挟んだこともこともありますが、この辺りで何かあったのかも…。
 まあ、親戚に年金を横取りされることを恐れて、「憲兵に恩給なし」と本人が言いふらしているという可能性もありますが(笑)。
 駆逐艦の方もまたお願いします。こちらでも調べてみます。 

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/Subject:公職追放  /From:波浪規定  /H16/08/28 16:16
No:89
憲兵経験者を半永久的に公職追放するのなら、日教組のカリスマまきえだセンセイも該当しますな。
あの人は戦中と戦後で180度変わったのではなく、目立とう精神で生きているのだろう。

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/Subject:まきえだセンセイを引き合いに出されると  /From:キルドンム  /H16/08/28 16:33
No:90
 大変つらいものが(笑)。
 伯父も、戦後は某製鉄会社の労組で、大層鳴らしていたとか(^^;)。
もっとも、今はそんなこと、すっかり忘れているようですが…。
 変わったのは「180度」ではなく、360度と言った方がよいのかも。

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/Subject:憲兵隊長といえば  /From:キルドンム  /H16/08/28 16:51
No:91
 上原謙主演『開戦の前夜』(昭和十八年 松竹)という映画のビデオを持っていますが、なかなかの佳作です。
 憲兵隊長が、英人(米人だったかも)スパイの調査を田中絹代扮する藝者に依頼し、その藝者が身を犠牲にして破壊活動を阻止する、といった筋だったと記憶していますが、謙サマ、実に人間味あふれる隊長として描かれています(我が伯父上はあそこまで格好良くはなかっただろうけど)。
「憲兵」に妙なイメージを持っている手合いはまずこの映画を看るべきかも。

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/Subject:Re:憲兵隊長といえば  /From:波浪規定  /H16/08/29 12:58
No:98
士官学校出の人は中尉か大尉になってから憲兵に切り替えた。幹部候補生出身者も同じと記憶します。伯父さんは下士官から将校になったのかな。

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/Subject:Re[2]:憲兵隊長といえば  /From:波浪規定  /H16/09/01 23:23
No:106
国民党にも憲兵はいたはずだが。大陸法系の憲兵かな。中国語でも「憲兵」になるのかな。

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/Subject:Re[3]:憲兵隊長といえば  /From:波浪規定  /H16/09/02 22:49
No:107
占領地が英米領の場合、MPの腕章をつけたりすることもあったそうだ。インドシナではGENDARMEの腕章をつけたりすることもあったとか。オランダ語ではなんと言うかしらない。(笑)ポルトガル語でなんと言うかしらない。(笑)

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/Subject:Re:憲兵隊長といえば  /From:波浪規定 (HOME)  /H16/09/04 16:17
No:109
諸君に特高=拷問にあらずの記事がありましたが、憲兵にもあてはまるでしょう。中国での場合、対日協力組織の特工総部のほうがすごかったとか。

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/Subject:Re[2]:憲兵隊長といえば  /From:波浪規定 (HOME)  /H16/09/09 22:50
No:115
海軍の事件も憲兵隊の担当ですが、実際は海軍の法務官が警査を指揮して捜査したようです。軍艦内では衛兵司令(通常、大尉)が衛兵副司令(通常、中尉)、先任衛兵伍長(上級下士官)、衛兵伍長(下級下士官)、衛兵(水兵)を指揮して艦内の取り締まりにあたった。航空隊の地上基地部隊も同じらしい。文字どおりの事件のさいは法務官の指示をうけました。

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/Subject:Re[2]:恩給法  /From:キルドンム  /H16/09/16 15:21
No:125
 父親に電話で確認してみましたが、さっぱり要領を得ず、挙句の果てに、「長男には軍人恩給があるが、次男・三男以下にはない」などと言う始末(明治初期の兵役じゃあるまいし)。聞いているとますます頭か混乱してきました。
 ただ一つの収穫は、話の源泉が伯父自身だということがはっきりしたことくらいですか。
 せいぜい半世紀あまり前の、しかもほとんど全ての国民に関わってきていたようなことですら、このように曖昧になっているのですから、当時のことについて諸々のデマが再生産される素地は十分あるわけです。お互い、これからも「雑草駆除」につとめましょうね(笑)。 

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/Subject:Re[3]:恩給法  /From:波浪規定  /H16/09/16 20:49
No:126
>せいぜい半世紀あまり前の、しかもほとんど全ての国民に関わってきていた
>ようなことですら、このように曖昧になっているのですから、当時のことに
>ついて諸々のデマが再生産される素地は十分あるわけです。
本願寺が国家神道に弾圧されたというのもデマ。(笑)

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