セントジョーンズワート（別名：セイヨウオトギリソウ）は、「天然の抗うつ病剤」と呼ばれていて処方による抗うつ剤と同等の抗うつ作用が期待されています。
また、セントジョーンズワートは抗うつ剤によくみられる口渇感やめまい、便秘といった副作用も処方薬に比べると低くなっています。

セントジョーンズワートはヨーロッパでは昔から重要な抗うつ剤として使用されて来ており、ドイツやオーストリアでは処方箋の必要な医薬品として取り扱われています。

セントジョーンズワートはサプリメント先進国の米国でも人気のある成分でハーブサプリメント売り上げランキング上位の常連サプリメントです。

セントジョーンズワートの主な効能・働きは抗うつ作用、リラックス効果です。セントジョーンズワートは処方箋の必要な医薬品と同等の抗うつ作用があるとされ、効果が期待されています。

セントジョーンズワートには他にも消毒作用、鎮痛作用、抗ウイルス作用などがあります。エイズウイルス（ＨＩＶ）に対する増殖阻害作用も期待されています。

セントジョーンズワートには食欲抑制作用作用があり、肥満の予防・改善（ダイエット効果）も期待されています。
さらに生理痛の緩和にも効果が期待されています。

• 抗うつ作用（軽〜中等度のうつ病、不眠症、不安、神経症）
• 肥満の予防・改善（ダイエット効果）、食欲抑制作用
• 消毒作用、鎮痛作用（特に外傷に効果）
• 抗ウイルス作用、エイズウイルス（ＨＩＶ）などのレトロウイルスの増殖阻害作用、ウイルス感染の予防
• リラックス効果
• 生理痛の緩和

セントジョーンズワートは日光による影響を受けやすいので、直射日光の当たらない場所に保管しましょう。

セントジョーンズワートを大量に摂取すると稀に日光過敏症が現れることがあります。

セントジョーンズワートの効果は医薬品に比べると即効性はなく、２〜３週間程度の継続摂取で徐々に効果が現れてきます。

セントジョーンズワートは同様の効果をもつ医薬品とは併用しないようにしましょう。

セントジョーンズワートはハーブです。