スクワレンは深海ザメエキスとも言われており、日本海溝の水深１０００ｍを越す深海に生息するサメの肝油エキスのことです。サメの肝油エキスの主成分はスクワレンという油性物質であり約９０％を占めています。スクワレンは別名「酸素の運び屋」とも呼ばれており、身体の隅々にまで酸素を送り込む作用（新陳代謝の活性化作用）があります。体内でも生成されますが２０歳ぐらいをピークに減少していくのでサプリメントなどで補う必要があります。また、スクワレンは皮膚への湿潤性（保湿作用）、浸透性に優れており、無色無臭で伸びも良いことから外用の化粧品・医薬品（クリーム、口紅、ファンデーション、軟骨、座薬など）に使用されてきました。

スクワレンは新陳代謝の活性化を促してお肌に潤いを与える作用があり、美容化粧品や医薬品にも使用されている成分です。アンチエイジング効果（抗老化作用）もあり、他にも抗がん作用、殺菌作用、肝臓機能の正常化などの効果があります。また、外傷や慢性肝炎、胃潰瘍、炎症、皮膚病などの症状にも効果が期待されています。

• 新陳代謝の活性化、ホルモン分泌（お肌に潤いを与える、滑らかにする）、抗老化作用
• 抗がん作用（副作用の軽減、免疫機能の強化、血管新生の阻害作用）
• 外傷の治療、痛みの軽減、殺菌作用
• 肝臓機能の正常化、慢性肝炎の予防・改善
• 胃腸潰瘍、炎症の予防・改善
• 皮膚病（水虫など）に効果

深海ザメの肝油エキスの主成分は約９０％を占めるスクワレンですが、他にもビタミンＡ、Ｄや５０種類以上の脂肪酸、アルコキシグリセロールなどが含まれています。また、スクワレンはがんの放射線治療と併用して使用することで副作用の軽減の効果も期待されています。

綿実油、オリーブ油、アボガド油、深海ザメエキス