「なぁ…」
「何だよ」
「いつも思ってたんやけどな?自分のそのポーズ見てると
正解したからここ触って!!って言ってるように見えてん…」
「!!ば、バッカじゃねぇの!!んなワケないだろ!?
んな事考えてんのオマエくらいしかいないっつの!!…ていうかいい加減放せよ!!」
顔を真っ赤にして必死で否定するレオンを見て、タイガはフッと笑うと、
「い・や・や」
と、再度レオンの耳元に息を吹き込むようにしながら言う。
「耳元でしゃべんなっ…」
「そんなに嫌やったら今から俺が出す問題に全部正解したら
放してやらん事も無いけど………どや?やるか?」
「やるに決まってるだろ!!早く問題出せよ!!」
「そんなに簡単に決めてええんか?間違ったらお仕置きやで?」
「…う……」
「まあ俺はこのままでいられるのは嬉しいからオマエがどっち選んだって困らんけど?」
「…や、やる…」
お仕置きが何かを考えただけでレオンは背筋が寒くなったが、
このままの状態でずっといるのも嫌だ。
あんまり難しい問題が出ませんように…心の中でそっと祈るレオンだった。
「ほならいくで?ステンレスは絶対に錆びない、○か×か?」
「こんなの簡単じゃねぇか!!×だ×!!」
「やるやないの、正解や」
「うぉっしゃ!!流石俺!!」
「あ、言い忘れてたけどな、正解する度に『ご褒美』やるからな」
「ご褒美?何くれるんだよ?」
聞き返すレオン。タイガは再びフッと笑うと、
レオンの腰を抱いている手で身体のラインを辿るように撫で上げる。
「何すん…」
レオンが止める間も無く、タイガの手はレオンの制服の中に。
6つに割れている腹筋を軽く撫で、制服の上からでもわかる鍛えられた胸に触れる。
「ご褒美、受け取ってや」
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