アンダーソン君の積極性

 ゲームが始まった直後、赤いピルではなく青いピルを選ぶという笑撃の選択肢もある。まぁ、コレはギャグだろう。

 赤いピルを選択すると、アンダーソン君があの不気味な発電所で目を覚ます場面………ではなく、映画冒頭で寝こけていたアンダーソン君の夢の中に出る。
 このアンダーソン君は第1作の政府ビルロビーの大乱闘時と同じコートを着ており、色々な技を使って敵キャラクターと戦う。戦いぶりによって、今後のゲームの難易度が決まってくる。
 このシーンは要するに「レベル選択」なのだが、こんな風にも解釈できる。
 アンダーソン君は、モーフィアスに会う前から既に「赤いピルを取る」だろう事を、心の中で選択していたと。

 そしてアンダーソン君は目を覚まし、会社へ行き、皆様ご存知の展開と相成って2ステージにわたって社屋中を逃げ回る。
 ここでアンダーソン君が大変積極的に動き回る。社屋の外壁をはいずり、警備員を突き飛ばし、大ジャンプをし…。

 あれよと言う間に、アンダーソン君は社屋の裏口から脱出し、トリニティーが操るバイクのシリに乗っかって去るのであった。

 原作映画では、アンダーソン君は足場の悪い所まで来た辺りで投降し、スミスがアンダーソン君を尋問するシーンにしばし移る。しかし今回は既に知られた映画のゲーム化で、スミスや敵勢力の恐ろしさ、性質の悪さはもう皆知っている。あのシーンはなくても何とかなるのだ。
 それよりもゲーム製作者は、アンダーソン君の闘志を判り易く描く方を選択した…というのはどうだろうか。

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