「キン肉バスター」

 DVDの特典映像の中に、スーパー・バーリー・ブロウルなるものがあった。
 それは、スーパー大乱闘の音声に合わせて、スーパー大乱闘メイキング・即ち舞台裏の模様を次々映していったり、紙芝居のようにストーリーボードを表示したりする ものであった。
 この映像は「スミスが空中でアンダーソン君を捕らえて急降下し、自分も顔面から突っ込みそうな勢いで急降下して地面に叩きつけるシーン」、 わたしが勝手に「キン肉バスター」と呼んでいるカットで終わっている。

 映画ではこの後「キン肉バスター」によって出来たクレーターの中で戦いが続き、映画スタッフ自信作である筈の「アンダーソン君の拳がコードの雨を弾きながらスミスに迫り、 そして命中する」CGが入ったり、決着がついたりするのだが。

 それらのシーンも"動くストーリーボード"でやらなくてよかったのか?もったいない。

 スミス役を演じたヒューゴ・ウィービングは特典ディスクの中でこんなコメントを発している。「そのときはメチャクチャに殴ってた」
 まさかマトスタッフはクレーターが出来て以後の戦いに自信が無いのか?あの自信作らしきCG以外はあまり力を入れずに急いで作ったものか?

 …実は、確かにクレーターが出来て以後の戦いのシーンには、それまでと比べてかっこ悪いカットが続出しているのだ。 「両者が長い戦いで疲れた様子を表現しているからだろう」とも言えようが、それにしてはおかしい…。
 そのことについては他の章で述べる。

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