○ 7月3日（後）



　戦争の後、そのままの流れで騎士団クエストに挑戦する予定になっていたので、ブレスの騎士団書記長前に集合しました。





　ケサロスというのはケンタウロスの誤字なんですけど、テストするために待っていてくれてるって…、ケンタウロスは国で飼育しているペットかなにかなんでしょうか。


　そんな疑問にもとらわれながら準備を整えていると、結婚式前のデジラブさんが通りがかりにアドバイスをくれました。




　てことで、トレード不可能なクエストアイテム「栄光の鍵」は、団長が箱を開けて取らなければならないということのようです。





　みんなが集合して、あとはチャームプリさんの助っ人を探すのみになり、つてを頼りにお願いすることのできた、てろわるさんに急遽来てもらいました。




　土壇場になって依頼したのに、来てもらえて本当に感謝です。




　そしてもちろん、文月さんDr.ベルさんも、




　一瞬だけ771分隊を抜けて、無理矢理協力してもらうことになりました。





　で、CRASHさんのINしてられる時間の限界が間近に迫っていたので、いそいでクエストを済ませてしまおうかと思ったその時。





　遠くにチラッと、全身ネタ体質な人の気配が…




　「また、話が面白くこじれてしまう危険があるなぁ」とか思ってると、案の定、




　絶妙のネタを仕込んで、にじり寄ってくるではありませんか！！








　ごめんなさい。


　素敵なボケなのに、時間が無くていじってる暇ありませんでした…。




　心を鬼にして、呼んでるベルさんは置き去りに、ケンタウロスの部屋へとワープしてゆきます。





　うーん、まったく触れたことのない敵なので、やっぱり緊張するなぁと思いつつ。





　ふと上を見上げると、青空をバックに神力の祈祷文が発動しています。





　ということは、もちろん…




　ケンタウロスアーチャー殴りマーース！！！



　先日、トロルキングに殴り掛かって、ギリギリ一発くらいなら死なずにいられることが解ったので。

　特殊効果とかがない限り、もうKOのMobは何でも殴って大丈夫なんじゃないかな？　と推測したというのもありますし。

　やはり前衛的プリとしては、ぜひ記念に殴っておきたい相手でしたから、他の殴りたがりなプリさんたちには申し訳ないけど、一人だけ特権的に殴らせてもらっていました。




　そして、夢中に殴り続けること、二分、




　ケンタ昇天です。


　意外と短命な方だったんですね。





　鍵の方も問題無く手に入り、一千万ノア払って騎士団になりました。





　城を支配する権利というのは、デロスの攻城戦のことを言ってるのか、はたまた、なにか新マップでも登場する構想があって言われているのか、微妙な感じですけど。


　とにもかくにも、ミッションコンプリートでみなさんお疲れ様でした。




　時間に追われつつも、きちんと記念撮影しておきましたよ。





　で、時間はこの時ちょうど十二時。


　開拓での結婚式に出たいけど、中央で血みどろの惨劇になってはしないだろうかと不安にも思ってると、



　というメッセージが流れたので、非戦闘地域になっていることを期待して参列しにゆきます。






　現地に到着してみると、人間と怪物が和やかに同居するプチモラドンなユートピアができあがっていましたが。

　何かきっかけさえあれば、いつでも血の雨が降りそうな一触即発なムードも、そこはかとなく常に漂い続けておりました。





　とりあえず、結婚式が始まり、人間と怪物とでは互いの言葉が通じないので、GMが二人の馴れ初めを紹介。





　そして、誓いの言葉。





　と、そそくさと式はクライマックスを迎えたわけですが。


　じわじわと迫り来る危険を肌で感じていたのか、周りでみんながバフをかけはじめていたのがちょっと可笑しかったです。

　みんな、「今日は、GMにどんな目に合わされるんだろう？」って思ってたんでしょうかね。





　で、気になるこの日のメインディッシュが発表されました…



　なんと！！！！！


　そうくるとは思いませんでした。




　ライスシャワーならぬ血のシャワーで、二人を送り出すというわけなんですね…。





　ひぃぃっ、恐ろしい！

　ということで、城の中でノヴァの洪水に巻き込まれるのは嫌だし、動きやすそうな場所に移動して戦いに備えます。




　で、戦いの火蓋がおとされると、




　早くも三人目で新婦が仕留められていましたが。



　その三分後になって、



　というメッセージが流れたのを見ると、ノーカウントだったようですね。





　とりあえず、まず最初に新郎が倒されて、次に新婦、そして新郎、新婦と。順番に二回ずつ倒されてゆきましたが、



　新郎みずからが新婦を討ち取る気マンマンで、一番楽しんでそうな感じも受けました…。







　戦いは、いつもにも増してド派手で激しかったものの、あくまでもみんなの狙いが新郎新婦だったので、あんまり死ぬこともなく戦場の雰囲気を満喫することができました。

　まあ、ときどき隠された第二の人格アドレナ・リン（中国系フランス人）が出てきて、記憶の無いうちに敵のど真ん中に突っ込んで死んでたりしましたけれど…。





　ここで突然ですが。そんな混沌とした激戦の中、この日、妙に運の良かった愉快な仲間を紹介したいと思います。

　それは、このお方↓




　サブキャラのはずなのに、何故かコンスタントにキルログを流してますね…。




　この混乱に乗じて、自分も何かキルログを流してやる！と頑張っていたのに、逆に死ぬだけだったりした私としては羨ましい限りです。



　そして、キルログといえば…。新郎新婦に最後の止めを刺す人が誰になるのかも、このイベントのオチのようなものとして、ちょっと注目をしていたのですが。





　という、なにやらドラマチックな愛憎劇を生み出すかのような、想像をはるかに越えた見事なオチがついてたものですから。

　「今日はつくづく良いネタが拾えるなぁ」と、一人で興奮していましたよ。




　そして、新婦の方でまた、さらに興奮するネタが…。





　えええええええっ！！？？



　なまはげ団長、神掛かってますねぇ。







　最後は、新郎みずから新婦に止めを刺すという展開も面白そうでしたが、個人的にはこのオチのほうが、身近なぶん一層楽しめました。



　てことで、今夜の祭りは終了。




　文字どおり、身を削ってイベントを作ってくれた新郎新婦の御二人、ご苦労様でした！






　と、新郎はまだまだ元気だったみたいですけどね（笑





　宴の後のブレスにて…




　こんな感じでよろしかったでしょうか？　なまはげ団長さま。








　この日は本当にネタが多すぎたので、SSを整理するだけでも一苦労だったのですが、なんとか最後まで書ききることができましタッ…（Ｚｚｚｚｚz....