○ 2月2日
この日はアドニス/ジグノエンの両サーバーともがダウンして、テストサーバーのみでプレイが可能な夜となっていました。
しかも、テストサーバーは予定の稼働期間からしてまさに閉鎖前夜…という、どこか仕組まれたようなタイミングにも後押しされながら。以前ダウンロードしたきりになっていたテスト用クライアントを起動して、最後の機会だからちょいとのぞきに行ってみるかー、とアップデート後の新世界へ、私も旅立ってみたのでした。
同じような考えでやって来た人が多いのか、モラドンあたりはかなりの大盛況。その上また、ここでのデータはいつもプレイしているサーバーに引き継がれないということも手伝ってか、人々はリスクもなにも省みず、すっかりお祭り騒ぎになっています。
すなわちそこは、ネタの無法地帯!!
唯一ネタを実行に移す者だけが、この荒野を制することが出来るのだ!!!
…などと、瞬時にして私もその空気に毒されてしまい、本来なりたいと思っていた理想の姿へと変身して楽しむことにしました。
バチバチと火花が散りますね。
モラドンの街中で、次々とレアMobが湧き、即効で狩られてゆきます。まあ、人が多いし自分にタゲがくることはないだろうと踏んで、トロルキングだろうがなんだろうが、ここぞとばかりに殴りまくります。
しかしあれですねぇ、トロルキングの群れに囲まれたらさすがにターゲットが来るわけで…。しかも、攻撃力高すぎて、何度やっても一撃死ですよ。
まあ、おかげで「レアMobに倒されたときの経験値ロストは1%」だということを初めて知ることが出来ましたし、それなりに得ることろはあったかな? 蘇生があれば、60%でも0.4%ロストにまで抑えられるし、けっこうリスクの調整とかシステム的に考えられてるんですねぇ。
と、ちょっぴり感心してたら、そこへ新たなネタをひっさげたMerylさんが現れました。
あこがれの筋力全振りー!!
私を見つけるなり、倉庫に眠らせていたウォリ用武器をカツアゲしては、すべてをアプグレで灰にしてゆくという豪快なプレイを繰り広げてくれてくれましたよ。昇り竜と呼ばせていただきます。
そうこうしていると、おにいさんというGMが登場し、新しく実装されるユニーク武器を配り始めました。Meryl様は筋力に全振りしているということで、ウォリ用武器をGMからカツアゲしておられました。
で、もらった武器がこれ↓。
もはや鬼神ですね。
あまりのオーラに巨大化して見えます。
ちなみに、「グルルロキン」という武器だそうです。
なんとなく「タンス預金」と語感が似てますけど、まあそれはどうでもいいじゃありませんか。
その後も、プリ用武器デビルメッセンジャー欲しさに順番を待ち続けていましたが、いつの間にかおにいさんが失踪していたり、もうどうでもよくなったので。ダンジョンの方を探索してみようかと、Gwainさんと共にPTを組みます。
↑粘着クラン はっけーん。
ブレスに行くとか言ってたから、なにかと思えばそんなことでしたか…。
ゲートをくぐってデロスに行ってみましたが、三人ともダンジョンの入り口の場所を知らなかったので、砂漠中をグルグル駆け回ったりしてまいました。
こんな怪しすぎる物体も発見。
結局、砂漠の奥にある城の敷地内を左奥へと行ったところの壁からワープできるみたいでした。
中に入ってみると、プリでも一撃で倒せる緑色の蛇がワラワラと湧きまくっていて、そこそこの額のお金とアイテム、それと初めて見る宝石類などをドロップするみたいなので、なんとなくお金稼ぎの楽園にもなりそうな素敵な場所でした。まあ、ダンジョンといいつつ、エレベーターで上下の連なった密室内を昇り降りするだけなので、あんまり広くはないし。デスペナルティは無いながらも、PKが出来ますから、場所の奪い合いやら嫌がらせの仕合いなんかで、揉め事も生まれやすそうな気がしますけど…。
まだいまいち、システムが掴みきれないままウダウダしていたら、Polarisさんとfinaleさんがやって来たので、一緒に案内してもらいながら下層へと潜ってゆきました。
が、なんとか絶望の深淵の底まで行って地獄の深淵に足を踏み入れたものの、途中で先へと進む鍵がなかなか手に入らず、ケンタウロスに会う一歩手前のところで探索終了となりました。
↓いちいちつむじ風を起こして、大袈裟な死に方をするマンティ子。
まあ、結果的にはユニーク武器もケンタウロスも未体験というふうに、アップデート後の楽しみは温存されたテストサーバー紀行でした。