Chemical Queen!

Presented by 水晶少年

「大人しくしなさいってば」「注射は嫌です〜(汗)」
 若菜×暁。というアレな要望を快諾くださったくまねこ様に尽きせぬ感謝の想いを。っていうか、暁くんの「美尻」はモチロ勿論、吉田嬢の大胆なポーズとミニスカートにも鼻血とかソノホカイロイロ抑えるのが大変です。あのピンクの注射薬の中身はというとですね。いけない薬です。そう、男の子を女の子に変えてしまう究極のステキポーション。いや、俺が独断でそう決めた!白靴下は基本ですよねぇ(くどい)





















「注射は嫌です〜!」

「いいから大人しくしなさいってば」

 白衣の少女が、体操着姿の男の子を組み敷いて、注射器を構える。鋭く尖った切先に、眼鏡の光が反射して、妖しい光を放った。下になった方は今にもべそをかきそうになって、彼女の横顔を盗み見る。針を睨む瞳が、冷たい光を放っているのは、本気の証だ。

「あぅあぅ…」

「何よ。私の実験に協力するっていったのは東野じゃない!?ちょっとチクっとするだけなんだから我慢しなさいよ」

「でも吉田先輩」

「ほら、動くと針が折れる!」

 小さな掌が、ぺちっと裸に剥いた尻を叩く。ガールソプラノに篭められた有無を言わさぬ調子に、東野少年はつい縮こまった。なんといっても吉田先輩は、体育会系男子を相手にバスケ部Fチームをを切り回していた、元敏腕マネージャーなのだ(本人は断固否定しているが)。華奢で大人しそうな外見をしていても、命令されると何となく逆らえない凄みがある。

「っしゃー!それでいいのよ。そのままじっとしてなさいよ、えいっ」

 白い柔肉の盛上がりに、消毒用アルコールを浸した脱脂綿を宛てて一拭きしてから、針を突き刺す。東野は微かに震えてから、拳を握り締めて痛さを堪えた。

「はい、お仕舞い。簡単だったでしょ?こう見えても注射の腕は確かなんだから」

 ふふんと二枚のレンズを煌かせて笑う先輩に、不思議そうな視線が注がれる。注射の腕が確かって、どこで覚えたんだろう。しかし考え込むより前に、少年の芯を灼熱の波動が走り抜け、視界に星を散らす。

「ひっ…」 

 指が冷たい床を這い、幾本もの濡れた跡を引く。滝のような汗がシャツに沁み込み、激しい火照りが鼠蹊部から、下腹部へ、剥き出しの尻へ、足の親指の先へと、神経を伝わって漣のように広がる。炎の液体を血管に流し込まれたような感覚に、東野はえづずき、咽んだ。

「せんぱひぃっ…なんですかこれぇ…」

 女化学部長は、後輩の背から立ち昇る蒸気と温もりを、下着越しに受け止め、にんまりと会心の表情を浮かべた。素早く側に置いたクリップボードを取って、ボールペンでなにごとかを記入する 

「発熱と発汗は女子、男子とも同じ…触感神経はどうかしらねー…」

 ボールペンの先を、少年の震える臀肉に走らせ、軽く何度もつつく。冷たい金属の尖端に擽られるたび、華奢な肢体が、まるで陸に上がった魚のように跳ね、如実な反応を示した。

「にゃはっ、はひゃっ…にゃぁっ!あはっ…ひぃ…やめてくださっ…」

「うーん、ちょっと過敏ね。まぁあんたは元々皮膚薄そうだけど…んじゃ次」 

 筆記用具を置き、どっこいしょっと、何だかおばさん臭い掛け声と共に、座布団兼モルモットにしていた下級生の背から降りると、今度は苦労して上半身を抱き起こす。手が体操着の胸の辺りを掴むと、東野はまた声を漏らした。

「あふぁっ…せんぱひぃ…変です…身体が…」

「そりゃぁそうでしょ。ホルモンバランスが変っちゃってるもの。どれどれ」

 年嵩の少女が掌を圧し付けると、白い布地から二つのお椀型の膨らみが浮き出し、柔らかく歪む。少年は涙をこぼしつつ、唇を戦慄かせ、抗議のつもりか、両脚を弱々しくばたつかせた。

「いたたた、いたいですっ!」

「固いわね。でも結構量が…」

 左手で確かめるように揉み解しながら、右手を滑り降ろし、臍の下辺りを弄る。普段は底抜けに能天気な後輩も、流石に驚愕して、何とか止めさせようと腕を擡げた。だが、筋肉に全く力が入らず、骨を抜かれてしまったように頼りない動きしかできない。

 そうこうする内、吉田嬢の指は目的の場所に到達し、軽く爪を立てた。同時に、服の上から胸の尖端も抓まみ、意地悪く捻り上げる。目も眩むような痛みと痺れに襲われ、少年は一声高く哭くと、四肢を痙攣させ、がっくりと項垂れてしまった。 

「ほらほら、見なさいよ東野」

 やけに甘やかな囁きが、上気した耳元に注がれる。朦朧とした双眸が、脅えた仔鹿のように瞬き、肩に顎を載せた先輩の促すまま、じっと開いた太腿の間を覗く。

「あぁっ…ぼく…なに…」

「実験成功なのよ♪画期的な性転換薬のねぇ…これで男女両方の実験が終了だわ…」

「吉田せんぱ…あの…やめ…んっ!んっぁあっ!」 

「あんたの意見はどうでもいいの。でもそうねぇ、折角女の子になったんだから、そっちの楽しみも教えてあげるわ」

 好ましい結果を得た喜びからか、化学部長は幾分上ずった笑いと共に、年下の少年、否、少女の身体を弄んだ。薬の副作用なのか、指に広げられた小さな割れ目は、軽く摩っただけではしたなく蜜を滴らせ、乳頭を捻れば、艶やかな唇から狂ったような喘ぎが溢れる。

「特別サービスよ。軽くいっちゃいなさい」 

「うぁあっ、あっ、あぁああっ!」 

 潜り込んだ中指に秘裂内の肉を掻き、首筋を噛む。晩生そうな様子とは裏腹に、化学部長の責めは仮借がなかった。何度も腰を浮かせながら、床に愛液を飛ばし、少女と化した東野は淫らな舞に身をくねらせる。

「あらあら、後でちゃんと掃除してもらうからね…にしても、バスケ部の他の子に、東野のこんな格好、見られたら…ふっふっふ、どうなっちゃうかしらねー?」 

「やぁ…やっ…ふひぃっ…もう…指ぃっ…だめぇっ…」

「何言ってんのか解んない♪」

 粘つく指先を引き抜いて、今度は隠れていた小さな蕾を抓むと、そっと皮を剥いて、擦り立てる。もはやされるがままの後輩は、だらしなくも唾液をこぼしつつ、瞼をぎゅっと瞑り、背をくの字に折って、許容量を超える快感に耐えんとした。

 と、理科準備室に通じるドアが激しく叩かれる。

 ぎくっと顔を上げた東野に、横合いから先輩のくすくす笑いが浴びせられた。

「あらら…やっぱり…ばれちゃうわね…」 

「だ、だめ…吉田せんぱ…」 

「いいわよ唯、入ってきても…」 

 混沌とした意識に響いた名に、細い肩が凝然と固まる。大きく見開かれた瞳の先で、戸が招きに応じ、音もなく開かれる。ややあって、丈の高い少女が少々気まずそうな顔で入って来ると、後手にきっちりと戸を閉ざした。

「…間嶋せんぱぃ…」 

「東野…」

「どう、ばっちりでしょ?」

 新参の少女は赤面したまま、矢鱈と得意げな同級生を見詰め、すぐに乱れ姿の後輩に罪悪感と興奮の入り混じった視線を移す。異常なまでに熱っぽい目付きに、東野の表情には当惑が広がる。

「あの…これは…」 

「東野、ごめんね…」 

「ねぇ唯、するの?しないの?早く決めなよ、東野も待ってるんだし…ね♪」

 こちらも些か酔っ払った口調でけしかけてから、化学部長はさっきまで玩具にしていた秘部を、無造作に広げてみせた。とろりと堕落の験が流れ出、床の木目に黒く染みを作ってしまう。

「ぃぎぃっ!…やぁっ!先輩見ないで」 

 羞恥の余り首をひねって、かたえに逸らしながらも、散々悪戯された部分は正直で、もう洪水のような有様だった。胸の先も、体操着の上からはっきり解るほど尖っており、何より言葉の端々に滲む恍惚は、隠し様もなかった。乳房を揉まれると、あれだけ痛がっていたのが嘘のように鼻声を漏らしてしまう。幼い身体は、態度とは裏腹にすっかり出来上がっていた。

 対する唯の方も、完全に逆上せきっている。活発な中学生らしく丈を詰めたスカートは、羚羊のような両脚の戦慄きに合わせ、かすかな衣擦れを立て、浅ましい飢えを隠すよう口元を覆った握り拳もはや、汗でぐっしょりと湿っていた。

 二人の鼓動は共に、試合の2クォーターを終えた後のよう。出鱈目に乱拍子を打ち、肋の内に収まらず、口から飛び出してしまいそうに高鳴っている。

「若菜…約束忘れないでね…ちゃんと、元の身体に戻してよ」

「解ってるって。でもその前に…しておきたいことがあるんでしょ?」 

 背徳の業を唆すのに、なんという妖艶な貌をするんだろう。唯は友達の知られざる側面に恐怖すら覚えつつ、其以上に自らの激しい情動に脅えていた。恋心を抱いた相手が、少女の姿で悶えるのを見て、どうしようもなく興奮してしまうなんて。

 これ、のせいだろうか。

 もどかしげにスカートを捲り、下穿きをずり降ろす。すると股間の薄い茂みから、ありうべき魁偉な塊が、縛めを解かれた大蛇宜しく屹立した。大きく、固く、血管が浮き上がり、ずきずきと疼いて治まらない。後輩の潤んだ瞳に、恐怖が浮ぶ。それすら快い。淫らしい器官だ。

「驚いた東野?唯にも、同じ薬を試してもらったの…最初だからって量を抑えたら、唯の場合はアレが生えただけ…でも充分でしょ?」

「えぁ…まさ…か…間嶋…せんぱ」

 ぐっしょり濡れた布地が、粘った音を立てて床に落ちる。両の踝を引き抜き、泣き出しそうな表情で東野に迫りながら、先輩と呼ばれた少女は、応えた。

「させて…東野…がまん…できないの…」 

「だめぇっ!!」 

「初めてなんだから、優しくしてあげなさいよ」

 結構冷静に忠告する吉田嬢を余所に、異形の二人は理科室の床で絡まりあった。しなやかな五本の指が、雛人形の如く細やかな手首に巻きついて、逃げられぬよう床へ磔にする。狭い入り口には大きすぎる凶器が押し付けられ、スポーツで鍛えた下半身が強引に門を突き破ろうとする。

「ひがぁああっ!!」 

「んっ…っ!…東野ぉっ…きついよぉ…力、ぬいて…」 

「あっ…がっ…ぁっ…」 

 物理的に挿入が難しいらしいと見てとった化学部長は、白衣のポケットから別のアンプルを取り出して、注射器にセットした。

「仕方ないわね、唯、ちょっと抑えてなさいよっと…」 

 鳴れた触診で項の静脈を探し当てると、軽く脱脂綿で拭いて、針を刺す。唯は間違いがあってはと必死に情欲を堪え、組み敷いていた華奢な肢体を、いっそう強く抱き締めた。

「はい。もう一回やってみて…」 

「あの…若菜って…私達で実験してるわけ…?」 

 何となく気勢を削がれて、少女は溜息を吐いた。

「そうよ?ほら、中途半端じゃ東野がかわいそうでしょ。急いで急いで」 

「ぅあっ…あっ」 

 最早言葉にならないままやきだけを零す後輩。再び熱を掻き立てられ、少女はゆっくりと抽送を始めた。めりめりと肉の裂ける音さえ聞こえそうな、強い抵抗があって、ようやく巨根は半ばまで膣に収まる。あ、今度は入る。後少し、という焦りから、細い胴へ腕をまきつけ、強引に起こすと、腰を膝の上に載せて揺する。両の脹脛を肩に掛けると、目論見どおり、東野の自重が手伝って、肉棒を奥へと受け入れて呉れる。

「駅弁とは…マニアックね…」

 頷きつつ感心する吉田嬢の台詞も、もう届いていない。唯は本当の忘我の境地に入ったまま、激しく腰を前後させ始めた。処女血と愛液の混合物が潤滑剤となり、出し入れに連れて淫蕩な音をさせ始める。弛緩剤のようなもので広がったとはいえ、辛うじて肉棒が収まるだけの膣内は、溶けた飴細工のように絡みつき、食い千切りそうな程きつく締め上げてくる。粘膜と接するところ全てから、細胞の一つ一つが、快楽を齎すパルスを伝える。けれど、東野には苦しさが勝るのか、ポロポロと真珠のような涙の粒が、ふっくらした頬を流れ落ちていった。

「…っ、あっ、うぐぅっ、ひぎぃっ、あんっ…やぁっ、も、やぁっ…」

「東野…ぅっ…ごめん…ごめんね…」

 どうしてこんな真似をしているんだろう。そもそもの初めは、若菜に練習後のリフレッシュにと勧められて、おかしな薬の入ったスポーツドリンクを飲まされたのだった。男の性器を生やされてから、散々いたずらされた挙句、化学部の活動を手伝わないかと誘われたのだ。

 嫌だと断ればよかったのに。そうしなかった。次の実験対象は東野だと聞いて、受け入れてしまった。自分は、もう共犯者なんだ。だったら何故謝るのだろう。謝ったってどうしようもないのに。そうだ。

「忘…れて…ね…今だけ…」

 唇を重ね、舌を伸ばし、そっと歯をノックする。すると驚いたことに、相手の舌は、応えるようにまとわりつき、貪るようにして中へ引き込んできた。

「んっんっ!?…んっ……」

 甘い唾液を捏ね合う、蕩けるような口淫。腰が抜けてしまいそうな官能の波が押寄せる。この子はキスに慣れている。いつも微笑みを絶やさない優しげな面差しが、快楽と苦痛に歪み、涙に濡れて、物欲しげに接吻を強請っていた。記憶と現実との差が、唯を惑乱に陥れる。

 跳ねるような速さでディフェンスをすり抜け、鮮やかなレイアップを決める東野。どんなに体格差がある敵にも、ブロックでは一歩も引かない東野。膝や肘を擦り傷だらけにして、ボールをキープした後、ふらふらになりながらも、必ず立ち上がってオフェンスに参加する東野。どんな劣勢に追い込まれても、曇りのない目でチームメイトを奮い立たせる、あの東野が、今は彼女の拙い愛撫と口付けに、娼婦のように艶かしく、嬰児のようにてらいのない喜悦を表している。

 誰が教え込んだのだろうか。少なくとも自分は、初めての"男"でないのだ。年上の少女の、荒く息づく胸へ妖しい疼きが疾ると、胃の底から、ふつふつと得体のしれない滾りが起った。

 少しでも破瓜の後の辛さを和らげたいのか、幼げな後輩は、母に縋る子のように接吻を求める。どうしようもない愛しさが込み上げ、全てを押しのけてしまう。構わない。いつしか二人は、どちらともなく互いの未熟な乳房を押し付け合っていた。ブラジャーと、セーラー服と、体操着。三枚の布地を通して柔らかな肉がこすれ合い、双方を潰し合うと、なにか安堵にも似た悦びが駆け抜ける。

「…んっ…んっんぶっ…ひがし…の…んむっぅ…れろ…ねろ…んっ」

「ふぁっむ…んむっ…まじませんぱ…んっ…」

 延々と終る気配のない性戯。余りにも濃厚な少女たちの交歓は、とうとう傍観者の方を先にうんざりさせたようだった。

「な、長いわね…体育会系って…でも明日は日曜日だし…理科室の点検は用務員さんじゃなくて松波先生だし…まぁ…好きなだけやってね…」

 てきぱきと衣服の乱れを直し、荷物をまとめると、床で繰り広げられる痴態に羨ましそうな一瞥を呉れ、鍵を手にドアへ向かう。

「あんた達、夜、寒いからストーブ使いなさいよ。唯、お母さんには家に泊まるって言っとくからね…東野…は…あの保護者だけは、誤魔化さないといけないかなぁ…」

 瑣末な注意など、全く聞こえない様子で、先輩は後輩の柔肉を抉り続けた。体力に一学年分の差があるからか、次第に東野の方がぐったりしてくる。唯が時々、さかりのついた雌猫のような唸りと共に、スカートの下の引き締まった双臀を蠕動させるのは、断続的に絶頂を迎えているのかもしれない。精を放っても萎えないとすれば、ちょっと不安が残る。

「ひょっとして…危険な…副作用が…うーん…ま、東野、頑張るのよ。唯は女子バスの中で一番スタミナあるから…その…壊されないようにね…」

 無責任な釈明を残して、上履きの音が遠ざかっていく。

 やがて日は傾き、下校の鐘が鳴り響いて、理科室のカーテンや机、椅子が黄金と紅に染まる頃になっても、饗宴は続いていた。長身の三年は、小柄な二年を支え、丁度人形のように膝に乗せたまま揺すぶっていた。秘裂は既に咥えこむべき雄を失い、白濁した液体を滴らせている。

 勢いの衰えぬ年嵩の少女は、秘貝と比べまだ締まりの良い下級生の菊座を犯しながら、つつましやかな胸の双丘を掴み、うっとりと目を細めた。よくこなれた直腸は、主の意識が飛んでしまった後も、弛まず収縮を続け、奥深く捻じ込まれた陰茎に奉仕していた。

「東野…私、東野が、好きでも…いい…?」

「あ…まじま…せんぱい…ん…」

 恋する乙女の表情で、そっと頬擦りをする唯。とろんとした瞳のまま、けなげに腰をゆすって応える東野。被験者二人の幸福そうな表情は、果たして本当に、あの薬が作り出したものなのだろうか。あるいは、賢い女化学部長だけには、初めから解っていたのかもしれないが。

























あれ、いつのまに間嶋先輩が…責めに…;;

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