メールで仰っていただいていただいたことを抜粋させていただきますが、
「本当は誰かに支えてもらわなくても五代くんは全部抱えて笑顔でいられるのかもしれない」
「けどどこか(いちごの私は当然一条さんの胸なわけですが)に癒されている場所があると私が思いたい」
「最終回の一条さんの意味深な笑顔に期待を込めて」
僭越ながら、私もこれと全く同じ考えだった訳なのです。
でも最終戦の涙で初めて泣いたのかも…とか色々なことを「雄大な景色のもとにある彼」書き上げた後に考えていたらごちゃごちゃしてしまいまして(汗)
で、ふと浮かんだのが自己設定(「空に…」参照)の五代くんです。
(涙を自在に出せる特技があるという設定でした)
アレは完全に他の話と独立させて考えていたのですが、
(最終回前に泣かせちゃ駄目かなあと思ってたので)
こう考えたらいいじゃないか、という答えに落ち着いたのがついこの間(リクいただいてから一年経過後)のことでした(汗)
身体的な特技として、物理的に涙を流せる特技はあるけど…使っても笑顔になってもらえないから使わなかった。
(何秒で涙を流せるか、というのを実際にやっている人を私がテレビで見たことがあったもので)
だから簡単に涙は流せるのだけど、流さないようにしようと思ったらきっとどこまでも流さない人。
その堰が完全に無くなったのが、最終戦だったのではないかと思います。
なのでこの話での涙はやはり特技の涙なのだけど、それでも見せられる相手は一条さんしかありえない。
(披露しても悲しまずに受けとめてくれる相手)
最終回で意味深な笑顔を浮かべていられるのは、一条さんが五代くんのどんなことでも受けとめることが出来る人になったからなのだろうと。
五代くんが冒険しててもまだ笑顔じゃなくても…心配はするし会いたいとは思うけれど、いつまでも彼を待つことが出来る人。
そしてどんな彼だとしても、そのままを自然に受けとめることが出来る人。
だから青空見上げながら、元気かな、とやっていられたと。
……こういう解釈でいかがでしょうか……(必死)
いちごかこれ?と聞かれたらダッシュで逃げ出さないといけないような気がするのが難点です…(汗)
あ、ちなみに以前書いた「くる」で、リク失敗と書いていたのはこのリクです。
…そういう意味では、五代くんが涙流すのは一条さんの胸の中だけだと迷わず思ったげふげっふん。
……こんなに素敵なリクなのに……すみませんでした本当に(涙)
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