「そんなに・・・私の事が好きなのか？」

　代官は小さな声で聞いてみた

　「はい。好きです。お慕い申してます。誰よりも・・・・」

　「そうか・・・・」

　代官はそれだけ返事して、後は黙った
　
　そして、代官の首に巻きついた越後屋の手をほどき
　自分の股間に越後屋の手を導いた

　代官の肉棒は高く前に突き出ていた

　「おぬしが欲しい。そこに手をついて後ろを向きなさい」

　言われるままに、越後屋は土手の前に立ち、そこ手をついた
　着物を腰までめくり、尻を代官の前に突き出した
　前かがみになって手をつくと、でっぱった腹がダラリと垂れ下がった

　代官は、自分の着物の裾をバッと捲り上げ
　急ぐようにふんどしをほどいた
　
　そして、代官の硬くそそり立った肉棒は、越後屋の尻に近づいていった

　「あっ・・・あうう・・・あうっ！！」

　越後屋は声を出した
　尻の中に、代官がゆっくり入ってきたからだ
　
　やはり最初はキツイらしく、越後屋は苦痛に歪んだような表情になった
　しかし、代官へ愛の証を見せるべく、しばらく続く苦痛を我慢した
　
　深く、深く、越後屋の尻は代官の全てをすっぽりと飲み込んだ

　「う・・はぁっ・・・よいか・・・動かすぞ・・・・」

　越後屋に締め付けられて、代官の声も荒くなった
　そして、ゆっくりと腰を引き、尻の中で肉棒を摩擦し始めた

　「うんっ・・・あうっ・・・あっ、あっ、あっ！！」

　越後屋は女のように高い声を出した
　最初は痛みのあった刺激だったが、次第にそれは快感への刺激へと変わっていった

　代官の方も、越後屋の反応を見ながらゆっくりと動かしていた腰だが
　しばらくすると、尻の中の滑りもよくなってきたので
　柔軟に動かせるようになった
　そして、段々と摩擦運動の速度も速くなってきた

　はあっ　はあっ　はあっ　はあっ

　ああん　うっ　あぁっいいっ！！

　二人の声は一層大きくなった
　もう、誰にも二人を止める事が出来ない
　最初は、外である事に不安を感じていた越後屋だったが
　今では、そんな事はすっかり忘れて
　今、この場だけの快感に身を委ねていた

　代官は、時には浅く腰を動かしたり
　急に深く肉棒を押し込んだり
　色々と動きを変えつつ、越後屋の反応を見て楽しんだ

　越後屋も自ら腰を突き出し、深く受け入れたり、自分で動いてみたり・・・・
　寄せる快感の波を、貪欲に楽しんだ
　その度に、彼の腹がブルンブルンと震えた

　波は最終段階に入った
　
　止める事なく、激しい摩擦が始まった
　代官は、越後屋の腰をしっかりと持ち、腰を上下に荒く動かした

　二人の声は一層激しくなる
　
　「うっ！！」

　代官の一声を最後に、二人の行為は終わった


　肉棒の抜かれた越後屋の尻の穴から
　白く濁った液体が、ドロリと滴り落ちていた




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