「あ!」
声が出た
声を出す気力も残っていなかったはずなのに・・・
落ち武者は自然に出た自分のその声にドキリとした
「な・・何をする・・・殺すなら早く殺せ・・・」
野武士を払いのけようと手を上げようとするが、その手首は野武士に押さえ込まれていた
野武士は何も言わず、乳首から首元まで唇と舌を這わせて上がってきた
「や・・やめ・・・あ・・・あぁ・・・」
野武士はヘビのように舌先を尖らせて落ち武者の首筋を舐めた
そして耳元まで寄り、落ち武者の耳の穴におもい切り舌を入れた
クチュ・・クチャ・・・・という淫靡な音が落ち武者の脳に響く
わざと聞かせてるかのように、大きな音をたてる
野武士の舌は、落ち武者の耳の中を這いずり回り、時には耳たぶを軽く噛んだりもしている
左手は抵抗されないように、落ち武者の手首を押さえつけたままだ
そして、右手は乳首を摘んだり、指先で転がすように撫でいる
何をしてるのだこの男・・・
自分は男だぞ・・・男にこんな事を・・・
あぁ・・しかし抵抗する力が無い・・・
あ・・あぁ・・・ダメだ・・・妙な感じだ・・・ああ・・・う・・・
そして、野武士の顔が落ち武者の前に大きく近づいた
「お前の刀・・・反応してるじゃねーか」
野武士の右手は落ち武者の股間を触っていた
野武士の言葉にとっさに顔が赤くなる落ち武者
「体は半分、死んでるような奴なのによ、刀の方はまだ元気があるじゃねえか
・・・ふっ・・・俺には都合がいい話だな・・・」
そう言うと野武士は落ち武者の唇の中に自分の舌を強引に入れた
噛みちぎれ!
落ち武者の脳はそう命令したが、体力がないのか、それとも妙な感覚のせいか
まったくの無抵抗だった
されるがままの状態で野武士の舌を受け入れる落ち武者
野武士の舌は無抵抗な落ち武者の口の中を我が物顔で暴れた
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