「…あれ?ここ、おっきくなってる?」 自分も胸を触りたそうにしていた夏美が、目ざとく気づいた。 「ほんとだ。変なのー」 いつの間にか、玲奈の両の乳首が立っていたのである。 二人はそこに興味を示すと、指先で軽くはじいてみたりする。 「ぁははっ…や、やめ…きゃふっ!」 やめさせようにも、くすぐったさのせいで言葉を発することもできない。 ちなみに玲奈はこの時感じていたわけではなかった。 乳首が立ってしまったのは、あくまでそこを触られたことによる生理的な反応だ。 しかし、それが玲奈自身にとって恥ずかしい事だというのは言うまでもない。 「あひっ!きゃ…んぅっ!…っはっはっはははは!」 時間が経つにつれて、胸の蕾もより敏感になっていく。 綺麗なピンク色をしたそこはぷっくりと大きさを増し、存在を主張していた。 「おもしろ〜い。でも、なんでこうなるのかなぁ?」 「わかんない…こうするためかな?」 夏美は前かがみになり、玲奈の左胸に舌を這わせる。 「ひゃんっ!?」 指とは明らかに異質な感触に、玲奈は思わず悲鳴をあげた。 「夏美ちゃん、どしたの?」 「もしかして、おっぱいでるんじゃないかなーって」 玲奈の反応を楽しみつつ、夏美は舌先で乳首をつつく。 「ふーん…じゃ、あたしもやる〜」 そう言うと、真奈は空いている右胸に顔を埋めた。 「なにしてるのー?」 下半身側の二人も気になるらしく、そう訊いてくる。 「班長ね…おっぱい…でるかも、しれないの」 真奈は、玲奈の乳首を軽く噛んで引っ張るようにしながら答えた。 一方、夏美は唇で乳首を挟みこみ、その先端を吸いたてている。 「ひ…ぅん……あぁっ!やめっ…でない…出ないからぁっ!」 過敏になった乳首は、舌に掠められただけでピリピリとする。 その鋭い刺激は体の芯まで伝わり、玲奈の体を熱くさせた。 大きな反応を見られるのが楽しいらしく、二人は夢中で玲奈の胸を刺激する。 既に、母乳が出るか否かは問題でないらしい。 「あたしもやりたいなぁ…」 「私も〜」 しかし、下半身側の二人が移動するわけにはいかない。 美保と遥はしばし未熟な脳を働かせ、同じ結論に至った。 「あっ!?はぁ…ん、ああぁっ!」 生暖かく、柔らかい感触。 玲奈がぐっと首を曲げてを見下ろすと、自分の足に顔を近づけている二人が見えた。 その口からは短い舌が見え隠れし、膝のあたりを舐めているのが分かる。