――これです!これなのです!! 僕の望んでいた展開はこういうのなんですよ! 乗っかられたうえで自分からは触れないだなんて、生殺しもいいところです。 さながら見ているだけの回転寿司!もしくは肉を額に張り付けるという中世の拷問! しかしそれも過ぎた話。僕はこうして栄光(イコールお尻)に辿りついたのです。 もみもみもみ… とりあえず、このフィンガーテクニックで体力を奪わせてもらいましょう。 ドクロちゃんは「やめ…あっ…きゃうっ!」といったようなステキな声をあげながら、 体を浮かせて僕の手から逃れようとします。 ですが彼女は、膝立ちで後ろに倒れかけた姿勢です。 力が満足に入らない状態では、起き上がることはとうていかなわない事なのです。 とりあえず腰を降ろせばいいのですが、混乱してそこまでは頭が回らないのでしょう。 「んっ……ダメ、だよぉ…」 責めを続けると、ドクロちゃんの声にも幾分甘い響きが混じってきたような気がします。 僕がひときわ強くお尻に指を食い込ませると、ドクロちゃんは「あぁっ!」っと声をあげ、体を跳ねさせました。 そしてドクロちゃんは、糸の切れた人形のようにすとんと腰を落とし― 斜め上から僕の肉棒の上に着地。 「ぽきり」と、僕の息子さんが曲げてはイケナイ方向に曲がりました。 「ぬがあぁぁぁあぁぁ!」 「…?」 「ドクロちゃんどいてどいてどいて!子孫を残せない体になっちゃうよおぉぉ!!」 激痛とかそんなんじゃありません。痛いとか痛くないとか超越しています。痛さヤバイ。 頑張れ。肉棒超頑張れ。生きろ。 ですがドクロちゃんは「やだ」と、きっぱり僕の要求を拒絶しました。 「何でぇぇ!?」 「お尻触ったから」 ドクロちゃんはさらに、そこに体重を預けました。 「あああぁぁあぁ!死兆星が見えるっ!?ユリアぁぁぁ!!」 経験はありませんが、ケンシロウに秘孔を突かれたってこんなには痛くはないでしょう。 「ごめんなさい僕が悪かったから許して早くうぅゥぅっ!」 「じゃあ『ドクロちゃん様哀れな下僕にお慈悲を』って、言って?」 「ドクロちゃん様哀れな下僕にお慈悲をぉぉ!」 僕がそう叫ぶと、ドクロちゃんはようやく体の位置を元の位置に戻しました。 そして、いつもの蘇生の呪文です。