僕は反応するまいと口元をひきしめますが、ドクロちゃんの巧みな指使いに 
ついつい甲高い声を漏らしてしまいます。 
「あ、ホントだ。桜君の乳首、膨らんできてるー!」 
責めないでやって下さい。こんな非日常的なシチュエーションにおいて、 
健康な男子の体が反応せずにいられる訳があろうか、いやない! 
僕の乳首はシャツ越しでも分かる程に勃ってしまったようです。 
「やっぱり桜君はそういう人なんだねー。 
ここだけで声を出しちゃうような男の子は真性奴隷タイプって書いてあるよ?」 
ドクロちゃんは僕の乳首を弄っていましたが、しばらくすると飽きてしまったようで、 
本の続きに目をやりました。 
「ふんふん。次はそうしてから…へー。そんな事するんだ」 
どんな事だよ。僕はせめてそうツッコミを入れようとしましたが、それも叶いませんでした。 
「むぐっ!?」 
気付いた時には、ドクロちゃんの顔が目の前に。唇と唇が触れ合っています。 
「も…もぉふろはん(ドクロちゃん)…」 
逃れようにも、両手で顔を挟まれていて全く動けません。 
みずみずしいドクロちゃんの唇の感触が、僕のそれに伝わってきます。 
こんなに……柔らかいんだ…。 
僕は初めての体験に、頭がボーっとしてしまいました。 
頬にあてられた両手も、温かさを伝えてきています。 
ですが、そんなふわふわとした感覚も長くは続きませんでした。 

ぬるり。 

「っ!!」 
舌が。ドクロちゃんの生暖かい舌が、僕の口の中にいぃぃ! 
「んむむむ…」 
僕は慌てて歯をしっかりと噛み合わせました。 
これで隙間を作らない限りは― 
れろれろれろ…… 
くはぁっ!!僕は喋れない状態で、声なき悲鳴をあげました。 
ドクロちゃんはその真っ赤な舌の先で、僕の歯茎を優しく舐めているのです。 
これは何とも…いや、目覚めている場合ではないのですが。 
僕は予想外の攻撃に一瞬戸惑ってしまい、 
きつく閉じてした歯に僅かな隙間を作ってしまったのです。 
その瞬間を逃さず、ドクロちゃんの舌は僕の口内に侵入を果たしました。 
ドクロちゃんの舌はそれだけで一つの生き物であるかのように、僕の口の中を自由に蹂躙します。 


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