「…ぁ…と……めっ………」 秘部と胸と耳。 性感帯を三箇所同時に責められ、麻美の体中を性感が駆け巡る。 「麻美ちゃん…イかせてあげるね」 千佳は踵をぐりぐりと押し当て、ガガガガ…と乱暴なぐらい強烈に振動させた。 由美も舌を踊らせ、指は乳首の辺りをきゅっと摘んで擦りあげる。 (もう、だめっ…) 理性が、ついに快楽の前に屈服した。 麻美の体はさらなる性感を求め、股間を自ら千佳の足に擦りつけてしまう。 いけないと思いつつも、それを止めることはできない。 「…イっ…ちゃ……んぁっ…は…あああぁぁっっ!!」 ひきつったような一際高い嬌声とともに、麻美は弓なりに大きくのけぞって最高潮を迎えた。 秘部からは二種類の液体がとめどなく溢れだし、おむつに染み込んでいく。 「ふぁ……はっ…ぁ…」 腰には力が入らず、全身が痙攣するように震えている。 二人が体を離すと、麻美はベッドに倒れ込んで余韻に浸った。 ――――――――― 「それじゃあ、明日学校でね」 「うん」 「またね〜」 麻美を休ませると、ちょうどきりのいい時間になっていた。 西を向いた窓からは、沈みつつある夕日の光が差し込んでいる。 二人はそろそろ千佳の家から帰ることにし、今は玄関で靴を履いていた。 「ふー…。今日は、何か凄かったね〜」 「でも、楽しかったでしょ?」 由美は千佳の胸に手を伸ばし、握るようにむにゅっと揉んだ。 「きゃんっ!」 「あはは、感じちゃった?―ぅひゃっ!?」 麻美が、調子に乗っていた由美の背筋を撫で上げたのだ。 「由美ちゃん、隙あり〜」 「こら、二人ともストップ。でさ…また今度、やらない?」 千佳がそう提案すると、二人も待っていたといわんばかりにすぐ賛同した。 「麻美も今度は、千佳ちゃんに電気あんましたいな」 「私も由美ちゃんをくすぐってみたい」 「私はやっぱり、千佳の胸かな〜」 それぞれの希望を述べると、三人は少し赤くなった顔を見合わせて笑った。 「じゃあ今週の週末、時間があったらやろっか」 「土曜なら大丈夫」 「こっちもOKー」 こうして次回の約束を済ませると、二人はそれぞれの家へと帰っていった。 千佳は見送りを済ませると、玄関のドアをパタンと閉める。 「土曜日、楽しみだなぁ…」 一人になった千佳はそう呟くと、自分の部屋へと戻っていった。 おしまい。