タイトル 最終更新日
月白―淡い藍色の月の向こう―
I〜XIII
4月16日(連載中)

 イリアス=リアというオリジナルキャラではないけれど聞いたことない名前の少年のお話です。彼がなにものかというのは、読めばきっと分かるのですが、ここではナイショ。
 ローゼンリッター好きの私がお送りする話ですから、出張ってるのは当然同盟の皆さん。
 とことん、田中先生の作品を意識しまくっているシリアス話です。

イリアス=リア 同盟? このお話の主人公。私が中学生のときから胸の中で暖めつづけてこられたキャラクター。今のところ、まったく周りが見えていない自分の求めるものだけ見ている彼。ヴェスターランドで熱核兵器の洗礼を受け、同盟に亡命してくる。現在の身分は、薔薇の騎士連隊の新入り隊員。
トゥナ=ブルームハルト 同盟 イリアス=リアの隣人。幼く見えるらしいが実年齢は未だ不明。こげ茶色の目と髪を持つライナー=ブルームハルトの実の妹。また、バグダッシュからの命を受け、イリアス=リアを監視する役目も持っている。現在の身分は、未だナイショ。ただ、「先生」と呼ばれていることから、何かそれ関係の仕事についているとは思われる。ん?仕事?
バグダッシュ 同盟 いわずと知れた「裏切り者」軍事救国会議に参加し、ヤン=ウェンリ―を暗殺するために乗り込んできたが、あっさり見破られ、ヤンに寝返る。その経験を活かし、「情報部」で活躍する彼の背中には、いつもユリアン=ミンツの冷たい目が光っている。現在の身分は、同盟軍情報部中佐。
ヤン=ウェンリ― 同盟 宇宙でただ一人、イゼルローンを無血で奪い取った魔術師。おさまりの悪い黒い髪と穏やかな目はおよそ軍人とは思えない。ただで歴史を学ぶために軍人になってしまったところから彼は人生を踏み外したと信じている。だが、その頭脳はここ数世紀の中でもっとも輝かしい軍事的才能を誇っている。ラインハルトがただ一人ライバル(?)と認めている人間。現在の身分は、同盟軍大将、イゼルローン要塞司令官、駐留艦隊司令官。
ワルター=フォン=シェーンコップ 同盟 薔薇の騎士第13代連隊長。ヤンのイゼルローン奪取作戦で中心となって活躍した。白兵戦最強の戦士といっても過言ではない。灰色と茶色の中間の目と髪を持つ端正な顔立ちで、好きなものは女と酒。これから、どんどん出張ってくる予定。現在の身分は、同盟軍少将、要塞防御司令官。
カスパー=リンツ 同盟 薔薇の騎士第14代連隊長。麦わらのような髪をもつ絵を描くことが好きな白兵戦の練達した戦士。ヤンを守るために活躍するが、そんなそぶりは命がけでも部隊の者以外には見せない。彼も、これからはますます活躍する予定。現在の身分は、同盟軍大佐。
ユリアン=ミンツ 同盟 ヤンの被保護者であり、紅茶の達人であり、料理と家事の名人。それに加えて軍事的センスも抜群、運動神経もピカイチ(死語)、亜麻色の目と髪を持つ整った顔立ち。未だ本編には登場しないがそれは、現在フェザーン駐在武官少尉として遠く離れたフェザーンに着任しているから…どうしてもからめてきたいキャラだから、がんばろう。
ライナー=ブルームハルト 同盟 後に薔薇の騎士第15代連隊長代理となる、こげ茶色の目と髪を持つ白兵戦の達人。シェーンコップとリンツにいろいろ押し付けられる苦労性な彼は、おそらくシェーンコップを尊敬している。もっともそれは本人やリンツの前では死んでも見せないだろうが…胡散臭い新人はすべて彼に押し付けられているようだが、それは彼の人徳というものだろう。原作をお読みの方は、彼についてはおそらくただ一つの事実を覚えていらっしゃるだろうが、私は、その事実一つだけでは耐えられなく、ずっとずっとこんな人だろう、あんな人だろう、と思いつづけてきた。現在の身分は、同盟軍中佐。
エルネスト=メックリンガー 帝国 帝国軍大将。戦場全体を見渡す視野と、高い艦隊式能力を兼ね備えた口ひげの素敵な芸術家提督。ケンプ大将の戦死を彼の遺族に伝える役目を果たす。
カール=グスタフ=ケンプ 帝国 帝国軍大将。ミュラー大将とともに、ガイエスブルク要塞によるイゼルローン攻略作戦に従軍。ヤンにより、完膚なきまでに要塞攻略作戦を叩きのめされ、ガイエスブルク要塞とともに蒸発するという壮絶な戦死を遂げる。
ラインハルト=フォン=ローエングラム 帝国 帝国軍元帥にして最高司令官。いまや帝国の実権を握っている。アイスブルーの瞳と豪奢な金髪をもち、絶世の美貌と最高の軍事的才能を併せ持つ。オーベルシュタイン参謀長の進言に従い、ヴェスターランドを熱核兵器で焼き尽くすというブラウンシュヴァイク公の愚行を見逃した。その結果、彼の半身とも言えるジークフリード=キルヒアイスを失う。
ブラウンシュヴァイク 帝国 帝国の旧勢力を代表する大貴族。ラインハルトの台頭に耐え切れず、戦いを挑むが敗北し、毒薬により自殺する。平民を殺すことなど自分の権利と考えてはばからない大ばか者。自分の甥をヴェスターランドの平民に殺されたため、報復に全員を熱核兵器で焼き尽くすという愚行を犯した。

銀英伝好きに100の質問答えてみました。こちらからお借りしてます。


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