新しい関係【美少女編】/2-589さん




 「いっいやあああっ!やめてっ!触らないで!」
 後ろから伸びてきた手に両胸を掴まれた少女、カーテローゼ・フォン・クロイツェル伍長は
悲鳴を張り上げた。しかしユリアンはかまわず少女の胸を握った。後ろから胸を掴まれて
身動きがとれないカリンは鼓膜が破れるほどの大きな悲鳴を叫んだ。
 「やめてえっ!いやっ!けっケダモノぉっ!なんて奴っ!」
 少女の拒絶の言葉の数々にユリアンは低い声で答えた。
 「ぼくは男だよ。一皮剥けばいくらでもケダモノになれるんだよ」

女性兵専用の集団シャワールームは、訓練後使うための簡易なシャワーが取りつけてる男子禁制
の空間である。カリンはその日、熱心に居残りで訓練を続けていたため誰もいなくなったシャワー
ルームで遅いシャワーを浴びていた。そこへこの軍隊の総司令官たるユリアン・ミンツ中尉が
舞い込む事になったのは、シャワーを浴び終えたカリンが悲鳴をあげ、その悲鳴を聞きつけたからだった。
下着姿であったカリンは驚愕してユリアンを睨みつけた。驚愕したのはユリアンも同様である。
彼は今まで彼女の腕すら見た事がなかった。知っている彼女の素肌といえば顔と手だけである。
軍服姿しか見た事がないのだから当然だった。それがいまいきなり彼女の白い腕、腹、足が目の前にある。
軍服を着こんでいる段階ではわからなかった彼女の体の内容量がいまはっきりとわかる。
少女の肢体のラインがくっきりとユリアンの瞳に刻まれた。彼は思わず生唾を飲み込んだ。
別に童貞じゃないし今さら動揺することもない。昨日だって八歳年上の金髪美女フレデリカを
充分屠ったぐらいである。しかし大人で既に開発されたフレデリカとは違う少女の体のラインは新鮮だった。
カリンはまだ十六歳である。おそらく処女だろう。まだ男の洗礼を受けていない体からは
まったく男の匂いがしない。訓練の後だったからだろうか、下着もちゃんとしたブラジャーではなく
「スポーツブラ」で、パンツもそれに合わせた黒いものだ。初々しくてまだ子供っぽい。
それでいて凹凸はしっかりとしていて「さすがシェーンコップの娘だ」と思わせるほどスタイルが良い。
そんなものを目の前に打ち出されてユリアンは跳ねあがるような鼓動と疼きを抱え込んだ。

ユリアンが最も目を奪われたのはスポーツブラに覆われた胸である。スポーツブラは女性が運動
をする際に胸が揺れて邪魔になるのを抑えつけるために着用するものだとユリアンも知っていた。
伸び縮みする少し厚みのある生地なのだが、そのスポーツブラにはカリンの胸の蕾の
ラインが現れていた。胸を覆う黒い生地が1箇所だけ外に突き出ている。ユリアンはその形状の
あまりの猥褻さにさらに生唾を飲んだ。まったく露にされてしまうよりもイヤラシイ。
非難する視線を向けるカリンの青紫色の瞳を見てユリアンはようやく動悸を落ちつかせた。
どうやら突如姿を現した虫、ゴキブリに彼女が仰天して悲鳴をあげた
だけらしいと悟ってユリアンはゴキブリを始末して黙って去ろうとした。
しかし追い討ちをかけるように彼の背中に叫ばれた彼女の言葉にユリアンは先日フレデリカと
最初に関係を結んだ時と同じものを蘇らせてしまった。
 「早く出ていってよケダモノ!」
 裸を見られたわけではないがそれと変わらない羞恥と屈辱をカリンは感じていた。
男は「女」というだけで劣情の対象にする卑劣で汚らわしい生き物だと信じている彼女には
男に肌を見られたことが死にも勝る屈辱だったのだ。だから本当は「ケダモノ」と呼ばれるほどの
ことをしていないユリアンに対して、余計な罵倒を浴びせてしまった。しかし「口は災い
のもと」であった。カリンはこの一言のために予想だにしなかった不運に襲われることになる


出ていくべきはずのユリアンがゆっくり振りかえって立ち止まるのを見てカリンはぎょっとした。
振りかえった彼に睨まれて思わずカリンは足がすくんだ。その顔はいつもの軟弱そうな風体ではない。
カリンは先日ヤンを罵倒した酔っ払い兵に激昂した彼を思い出した。あのときと同じものを今の
ユリアンの瞳に感じてカリンは恐怖を感じた。突然ユリアンは猛然とこちらに近づいてきた。
さらに危険を感じたカリンは彼に背を向けて逃げ出したが目の前にあるのは洗面台の鏡だけだった。
彼女が数歩だけ逃げた時点でユリアンは後ろから彼女の腰に抱きついた。
 「いやっ!何をするのよ!」
 「ケダモノで悪かったね」
 明かにさっきまでよりも声が低い。彼はまったくの別人になっているようだった。カリンは混乱して
もがいたが、たちまち腕を後ろに回されて拘束されてしまう。ユリアンは自分の軍服のスカーフ、
ネクタイを取り、それでカリンの両手首を縛った。後ろで手を緊縛されてカリンはさらに混乱したが
いきなり後ろからにゅっ、と伸びてきた手に胸を掴まれて彼女は凄まじいおぞましさに悲鳴をあげた。
 「きゃあああああああっ!」
 シャワールームにカリンの悲鳴が反響した。ユリアンの手がカリンの胸をギュッギュッと揉んでくる。
男に胸を握られる耐えがたい不快感がカリンの全身を飲みこんだ。 
 「いっいやあああっ!やめてっ!触らないで!」
 しかしユリアンはかまわず少女の胸を握った。後ろから胸を掴まれて身動きがとれないカリンは
鼓膜が破れるほどの大きな悲鳴を叫んだ。
 「やめてえっ!いやっ!けっケダモノぉっ!なんて奴っ!」
 少女の拒絶の言葉の数々にユリアンは低い声で答えた。
 「ぼくは男だよ。一皮剥けばいくらでもケダモノになれるんだよ」
 耳元から聞こえてくる声の主が自分の知っているユリアン・ミンツであることがカリンには信じられなかった。
彼はもっと柔らかい口調であまり強そうに見えない風体のはずなのにいま自分の後ろに貼りついて自分の胸を
揉んでくる彼は別人のようである。彼のあまりの豹変ぶりと、自分がいま為されている行為にカリンは
言い知れぬ恐怖を感じて慄いた。
 「さっ最低・・なんて男なの?!」


 フレデリカのときもそうだったが、自分は昔からある一点を越えると豹変するらしいことをユリアンは
知っていた。この少女に対してもそうである。元々あまり礼儀正しい少女ではなかったがこんなことをしてやろう
と思うほど憎んでいたわけではない。ただ思いきり罵られて完全に頭にきてしまっていた。
 思い知らせてやりたい。
 そう思ったユリアンだが、実際カリンの胸を握ってしまうとそんなことはどうでもよくなってきた。
十六歳の女の子の胸が手の中に収まるともういろんなことがどうでも良く思えてきて、さらに握ってやると
カリンの口から大きな悲鳴がほとばしった。彼の手に合わせて少女の胸が一部分が大きくなり一部分が小さくなり
形を変えていく。それがまた快感だった。少女の嫌がる反応の良さも良い。いかにも「男なんて下等生物」と
言わんばかりの風情を普段撒き散らしている彼女は処女に違いない。その男が嫌いな処女の胸をいま自分は
揉んでいるのである。それだけでユリアンの男性の証は強く反応して固形化を始めていた。
 「やめてっ!やめなさいよユリアン・ミンツ!!」
 体をくねらせてなんとか緊縛から逃れようとするカリンの胸をユリアンはさらに揉んだ。さっきから気になって
仕方がなかった胸の突起を後ろから探りあて、ツン、と突いてやった。


「あっ」
 すると少女の口から拒絶でも罵倒でもない弱々しい声がこぼれた。厚い生地の上からではあるがその形状は
よくわかる。揉みながら少女の胸の突起物をユリアンは続けて押し付けるように突ついた。カリンは突然体を
よじらせるのをやめ、拒絶の悲鳴も出さなくなった。そのかわり直立不動になって俯いた。
それまで必死にもがいてなんとか逃れようとしていたカリンは、胸の突起を突つかれて生まれて初めて
正体不明の疼きを感じてしまい動けなくなってしまった。ユリアンが胸を繰り返し突つくたびそれが体の
芯に走る。カリンは歯を食いしばって力を入れて立っていた。そうしていないと耐えられない疼きだった。
これが噂に聞く快感というやつだろうか?カリンにとってはおぞましくて淫らで汚らわしい感覚が彼女の中で
孵化を始めていた。その孵化した感覚を拒絶したくてカリンは必死に横を向いてユリアンの表情を伺った。
よく見えない。ムギュムギュと胸を揉んでくる手が不気味に蠢いていた。
 「ミンツ中尉・・・自分が・・っ・・何をしているのか・・わかっているの?」 
 胸から響いてくる疼きに耐えながらカリンはユリアンを睨みつけた。ユリアンはそれに感知せずに彼女の胸を
揉み続けた。彼女が言いたいことはわかっている。彼女が自分に受けた仕打ちを訴えれば当然ユリアンは軍法会議に
かけられる。彼の場合、降格などという問題ではない。司令官職はやめさせられる。その事自体は
彼にとっては問題でないことをカリンは知っていた。問題はヤンが守ろうとしてきたものを対外的に汚してしまう
ことである。ヤンの遺志を受け継いだとされるユリアンが女性下士官をレイプしたなどということになれば
ユリアン自身はおろか、彼の預かるイゼルローン軍、それが守ろうとする民主主義、そして最終的にはヤンの
イメージに泥を塗ってしまうことになるのである。ユリアン・ミンツにとって最も大事なのはヤン・ウェンリーであると
知っているカリンは彼の弱点を突いて行為をやめるように訴えているのである。

しかしユリアンは黙って彼女の胸を揉み、突起を押し続けた。おかげでカリンは相変わらず疼きが止まらない。
 「わたし・・・これ以上のことをされたら言うわよ・・何寝入りする女もいるけど・・・っ・・あたし・・言う・・からね
・・・絶対・・・結婚できなくなるとか・・・除隊されるとか・・・そんなこと、どうでもいいわ・・・ッ!・・
やられっぱなしじゃ済まさないわよ・・・こんな・・こんな卑劣な事・・わたしにした奴なんか・・許しておかないわ・・」
 送られつづける疼きのためにカリンは途切れ途切れの言葉しか話せなかった。小さな疼きが連続されることによって
積もっていき、積もったものが股間に溜まりはじめている。今まで味わった事のない妙な気分に体が運ばれていく
ことが彼女にもわかっていたので必死だった。たとえひどいことをされている映像をとられて「これを公開されたく
なかったら犯されつづけろ」と脅迫されても彼女は訴え出るつもりだった。公開されたとしても自分が気にしなければ
そんなことはどうでもいい。それよりもこれほど酷いことをされて黙っているほうが彼女にとって罪悪だった。
本当にここでユリアンが自分を犯したりしたら絶対に言ってやる。結局は彼の軍隊に所属する自分にも良い事はないはず
だが、それでも被害を訴えないような情けない泣き寝入りなど彼女の頭にはないのだ。ユリアンを本気で破滅させる
つもりで言ったカリンだったが、かえってきた言葉に彼女は絶句してしまった。
 「言いたければ言えばいいよ。君の言葉を信じる人はいないと思うけどね。たとえ鳴り物入りでも司令官に抜擢されて
実績もある僕と、実績もない新人下士官の君とじゃ信頼の度合いが違うから」

ようやくユリアンの顔がまともに見れたカリンは彼の目が自分を蔑視していることに気づいた。カリンは目を見開いた。
 「なんて奴・・・」
 入軍した頃、女性兵だけのセクハラ対策講義があったことを思い出した。厳しいタテ社会の軍隊では上官に強制猥褻を
受ける女性兵がいること、被害者の女性は泣き寝入りしてしまうことが多い事などをそこで聞いた。なぜ泣き寝入りなど
するのかカリンには理解できなかった。自分なら絶対に犯人をただでは済まさないし、そもそもされる前に殺してやる。
そう思ったのは今から一年以上前だった。結局、自分の上司となった人は「セクハラは実力で女性の心を射止めることの
できない男がする情けない行為だ」としている人物だったので彼女はそういったことは別世界の悪事だと思っていた。
今自分がその当事者になっていることに彼女は思い至った。しかも普段は犯罪など微塵も感じさせない人物にいま自分は
屠られようとしている。カリンは自分がそれほど切羽詰った状態である事を知らされて愕然とした。そんな彼女に
かまわずユリアンの手がさらに強くカリンの胸を掴んだ。厚手の生地なのでつまむことはできなかったが、
胸の突起を掴むように中心に向かって握り締めた。カリンはさっきまでより強さを増した疼きに顔をしかめた。
 「うっ」
 声だけは出すまいとしていたカリンの口から思わず呻きが漏れた。その呻きを確認するとユリアンは同じように何度も
中心に向かって胸を揉み続けた。だんだんと強くなってきにカリンの口調はさらに乱れる。
 「ひっ卑怯者!・・っ・・権力を傘にきて・・自分の・・軍隊の女を・・・犯すなんて・・ウッ・・さっ最低!」
 今度は人差し指と中指で胸の中心をさするとカリンは張り詰めた疼きを感じて天を仰いで震えた。
 「ァッ!・・・やっやめ・・・・いっ今なら・・許すわ・・やっ・・やめて・・・ウッ・・やめなさいよっ!
どうなってもいいの?!・・・〜っ・・・やめてっ・・・ユリアン・ミンツ!」


 脅迫していたときよりもだんだんと弱くなってくる声音を吐きながらカリンは体をよじった。最初の頃のように
逃れる為に捩ったのではない。疼く体が自然とそうしたのだ。胸から伝わってくる疼きがどんどん蓄積されて股間に
溜まってくる。ついには股間自体が熱さを持って脈動をはじめていた。カリンは自分の体の変化に恐怖した。
ユリアンの指はさらに強く胸の突起をさすってくる。スリスリとさすられるたびに疼きが体に生まれてくる。
 「うっ・・・ううっ・・・ぁっ・・・やめ・・・やめなさいよ・・・ミンツ中尉!やめなさい!」
 初めて見たときから気になって仕方がなかった胸の突起を指で転がす。ユリアンはしだいに息を荒げていった。
スポーツブラには普通のブラジャーとは違う魅力があるのだとポプランに聞かされたことはあったがこれほどとは
思わなかった。普通のものももちろん良いが、伸び縮みする素材が胸を覆っているのに突起の形を隠せていないのが
ユリアンの陰心を惹きつけた。それでなくても女の胸は男を挑発できるのである。ましてカリンの存在そのものが
常にユリアンを挑発しているようなものだった。この生地の上からさすってみたい。一度でいいからこの胸を
ぐちゃぐちゃにしてみたい。そんな欲求が次から次へと舞いあがり、ユリアンはそれを抑えようとしなかった。
指で絶え間なくさすってやると、カリンの体が震え出した。怖がっているのかもしれないがおそらく違うだろう。
実際カリンは指と厚い布地で胸の突起をこすられて甘い波動を感じていた。
 「〜〜っ!・・・ンッ・・・いや・・・嫌・・・くっ・・・こんなところ・・・ヤン・ウェンリーが見たら・・
どう思うか・・・今のあんたを見たら・・・さぞ嘆くでしょうね!」
 ユリアンは力を篭めてギュッと掴んだ。
 「痛っ!」
 「君に言われる筋合いはない」

 未だ彼の中に生き残っていたカリンへの罪悪感と同情が掻き消えた。何を言われても文句の言えないほど
充分過ぎる仕打ちをしているのに、ヤンを知らないはずの少女にそう言われてユリアンは逆ギレしてしまっていた。
温厚なはずの彼をそうさせるだけカリンの言葉が正論であるのだが、そもそもフレデリカと関係を結んでいる時点で
ヤンに顔向けできないのだからいまさら善人ぶっても仕方がない。そんな居直りがユリアンの内心にあることを
カリンは知らなかったのでそう罵った。そして結果的に彼をさらにどうしようもない怒りの淵へ落としてしまう。
それまでスポーツブラを愉しんでいたユリアンはブラをめくりあげた。ぷるん、と零れ落ちた少女の胸が目の前の
洗面台の鏡に映し出された。初めて男に胸を見られてカリンは恐怖と怒りと羞恥の混ざった激情を覚えた。
 「いやああああっ!!」
 目の前に男に胸を晒された自分の姿が映っている。鏡の中のユリアンと目が合う。同じようにして自分の胸を
見られているに違いない。カリンは鏡の中のユリアンに向かって叫んだ。
 「見ないで!」
 鏡の中の叫ぶカリンを見てユリアンは嗜虐の心を覚えた。むしろ虐げてやりたくなって晒されたカリンのナマの胸を
掴んだ。するとさっきまで厚い布地に阻止されていた感触がなんの遮蔽も受けずにユリアンの手の中に広がった。
崩れてしまいそうなほど柔らかくてすばらしい感触だ。男の手に掴まれる自分の胸という光景に耐えられないカリンは
鏡から目を背けた。そんな彼女の精神の抵抗がさらにユリアンを嗜虐に走らせた。彼はカリンの胸を揉み始めた。
 「嫌ーーー!やめてっユリアン・ミンツ!いやあっ!」


フレデリカなどの男の愛撫に慣らされた体とは違ってまったくの手付かずであるカリンの胸は輝くように白く
ツルツルとしていて抜群の弾力がある。ユリアンは夢中でカリンの胸を揉みまくった。スポーツブラの上からでは
『ギュウギュウ』という鈍くて硬い感覚があったが、少女のナマの胸は揉むとムニュムニュと揺れ動いて絶妙の感触
だった。ユリアンは揉むたびに形状を変え、赤い突起の位置を変えるカリンの鏡に映った乳房を見つめた。鏡には
嫌がるカリンの表情も余すところなく映っていてそれがさらにユリアンを燃えあげた。いつも愛想が悪くて生意気な
少女の嫌がる表情がたまらない。ユリアンはカリンをもっと弄ってやりたくて胸の中心に人差し指を置きながら揉んだ。
するとカリンの体にさっきまでの疼きがまた走り出した。しかもそれはさっきよりも強いものだった。
 「あっ」
 布地越しではなく直接、中心を押されてカリンは思わず弱々しい声を出した。ユリアンはさらに爪を突起の中心に
突きたてながら揉む。するとカリンの体は次々に疼きを股間に送り出して熱を持ち始めた。カリンは顔を左右に振って
拒絶を繰り返した。
 「いやぁ・・・やめてっ・・・ああ・・・やめてよっ・・・っ・・」
 ユリアンは鏡を一心に見つめていた。白い肌を晒し、黒いスポーツブラを鎖骨までたくしあげられ、それによって
さらに強調された胸の膨らみを後ろから男に揉まれる少女。手を縛られて無理矢理な男の愛撫に嫌がる処女。今まで見てきた
どんな光景よりも隠避で奮い立たされる絶景だ。フレデリカの自慰姿と並べても劣らない。なんといってもカリンの
乳首は若いからか綺麗なピンク色だ。フレデリカはそれよりもいくらか赤い。カリンは姿を見せるだけで男を満足
させられるほどの逸材だった。フレデリカもかなりな人材だがそれとは違った魅力がカリンにあることをユリアンは
おそらくどこかで知っていたのだろう。いつかは彼女を手に入れてやりたい欲求がどこかにあったように彼にはいま
思えていた。その見事なピンク色の突起をユリアンはくすぐるように擦った。するとカリンが確かな喘ぎを漏らした。
 「あっ・・やっやめて・・いや・・あ・・・」



 股間の熱がさらに強まってきてカリンは身を捩った。もはや抵抗の為ではなく疼きを耐えるために彼女は体を
くねらせていた。そんな彼女にさらに追い討ちをかけるようにユリアンは少女の乳首を摘み上げた。硬くなりはじめていた
乳首をキュッと絞られて、熱い疼きが今までよりもさらに強力な吸引力を持ってカリンを引き上げた。
 「あんっ!・・・・・あ・・・・いやっ!」
 拒絶の言葉はこの行為について向けられているのではない。生まれて初めて聞いた自分のいやらしい声に対して
向けられた拒否だった。だんだんと赤らんできた頬は嬌声を抑えられなかった自分への羞恥だった。そんな彼女の
含羞の表情をつぶさに見つめてユリアンはさらにカリンの胸を揉んだ。乳首を捻り挙げて愛撫を続ける。
 
 キュッキュッ、ムニュムニュッ・・クニュッ・・ムニュッ・・・

 「あん・・・いや・・やめて・・あ・・あ・・ああん・・・いや・・」
 股間の熱に引きずられてカリンはどんどん快感から逃げられなくなっていく。ユリアンはカリンの柔らかい胸を
円を描くように揉み回し、そうしながら乳首を摘んだり擦ったりして弄った。カリンはさらに抗えない
疼きに襲われて身をかがめて震えた。
 「や・・はぁ・・・・ああん・・やめて・・あっ・・いや・・ん・・やぁ・・・はぁん・・ううん・・」
 そうして十六歳の美少女が後ろから胸を揉まれる光景と、胸の感触、嫌がるカリンの羞恥の表情、時折漏れる
嬌声をユリアンは二十分ほど愉しんだ。二十分も乳房を揉まれ、乳首を弄られ続けたカリンは股間の疼きに耐え
きれなくなりやや前屈みになって体をよじっていた。
 「ぁ・・・はぁ・・・ぁあ・・・はぁ・・ん・・アッぁあ〜・・やめて・・いやん・・ぁぁ・・ああん・・あっ・・」


 全身の肉が熱っぽくなっている。カリンは体をよじってどうにか快感を耐えようとしていた。声だけは
出したくなかったが、どうしても口から零れてしまう。自分がユリアンの思いどうりになってしまう
ことは耐え難い屈辱だったが体が感じる感覚だけは彼女の精神力でどうにかなるものではなかった。
ユリアンは左手でカリンの胸を揉み、乳首を少しひっぱりながら右手で彼女の白い腹を撫でた。引っ張られた
乳首が強い疼きを体に伝え、腹をゆっくり撫でるユリアンの掌が痺れる感覚を皮膚に浸透させてきて
カリンは顔をあげて呻いた。
 「ぁぁ・・・んんっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
 腹を這わせていた手をだんだんと下に降ろしていき、ユリアンはカリンの下腹部を撫で、さらに下の
女の窪みにもぐりこませた。すると前かがみになっていたカリンの体が起き上がった。
 「いやあっ!やめてっ!どこ触ってるのよ!」
 最も敏感なカリンの弱点である股の間に手を滑りこませてべっとりと貼りつく。下着の上から少女の
恥丘を撫でるとカリンの体が痙攣した。胸を愛撫され続けて溜まりに溜まった熱が、カリンの股間で
ジクジクとくすぶっていた。そのくすぶりをさすられてカリンの熱はどんどん全身に広がっていった。
 「嫌・・嫌・・・くっ・・・嫌ぁっ!」
 厚手のパンティーの上からなのでまだ少女の肉の感触が伝わってこない。それがいくらか不満ではあったが
カリンの快感に耐えようと俯いて歯を食いしばる表情が絶妙だったのでユリアンはしばらくそうやって
彼女の恥丘を撫でた。恥列に沿って指でゆっくりと押すように擦る。するとカリンはけだるく
困ったような表情をして呻いた。その表情は鏡に映されてユリアンに丸見えだった。
 「ンっ・・・・くぅ・・・んっ・・ハァ・・や・・やめ・・・」


 下のほうから列を撫で、最後に行きついた場所をユリアンは強く押した。
 「あっ!」
 ピクッ、とカリンの体が反応したのをユリアンは見逃さなかった。おそらくまだ誰も触った事の
ないだろうカリンのクリトリスを彼は下着の上から突ついた。それだけで強くどうしようもない
熱が刺激されてカリンは体をくねらせてもがいた。ユリアンは連続してそれを突つく。
 「んあっ・・はぁ・・あっ・・やめ・・あんっ・・・やめ・・て・・・」
 カリンは全身が下にひっぱられていく感覚を覚えた。股の間がひどく疼いて脈動を始めている。
自分ではそうなりたいとは思わないのに勝手に体が熱くなって疼く。噂に聞く『快感』というものに
自分が浸っていくのがカリンは怖かった。そんな彼女にかまわずユリアンは手を彼女の黒い
パンティーに沿って撫でていき、今度は尻を下着の上からさすりまわした。まるで痴漢に遭遇
したような状況にカリンは非難の声をあげた。
 「ちょっちょっと!いい加減になさいよ!何考えているのよ・・あっ」
 彼女の非難を封じるようにユリアンの左手が乳首を握る。カリンはさらに疼く体を持て余した。
 「んっ・・・ハァ・・・やめ・・・やめなさい・・ユリアン・ミンツ!最低!あんた最低よ!」
 尻を撫でていた手がパンティーの中に滑り込むとカリンは悲鳴をあげた。
 「やあああっ!やめてっ何するの!?」
 「何だと思う?」
 「やめてっいやああっ!」
 ユリアンはパンティーの中でカリンの尻肉の感触を思うさま愉しんだ。十六歳の女の子の初々しい
尻が彼の腕の中で無抵抗に撫でられた。フレデリカだともう少し肉がついていて丸みと厚みがある。
カリンの尻はまだ肉付きがなく、硬さがあるがその初心者らしい感触がユリアンを喜ばせた。
そして満を持して尻の谷間に手を滑りこませるとカリンは張り詰めた悲鳴をあげた。
 「やあああっ!やめてっ嫌ーー!!気持ち悪い!」


 本来いじられるところではないと信じているカリンは恐ろしさに混乱した。
 「『気持ち悪い』?おかしいな。気持ち良いはずなんだけど」
 ユリアンは手をさっきとは逆に下着に沿って前に持っていった。再び前からカリンの股間を撫で、
下着の中に滑りこませる。
 「嫌あっ!」
 初めて直接敏感な場所に触れられてカリンは驚愕した。しかし触られることによってそこが濡れている
という前代未聞の自体を理解したカリンは驚いて固まってしまった。黒いパンティーの中はすっかり濡れて
グチョグチョになっていた。ユリアンの胸への執拗な愛撫が処女のカリンを充分に濡らしてしまった
のである。女が濡れるという構造を知らないカリンはそれだけで戸惑ってしまった。
 (あ・・・なにこれ・・・?・・やだ・・・)
 自分の体からいきなりぬるぬるとしたものが発生していることにカリンは驚愕していた。しかしそれに
驚いていられるのも束の間で、ユリアンの指が粘液を絡めながら恥列を撫で始めるとそれまでとは比較に
ならないほど致命的な気持ち良さがカリンの体内を駆け抜けた。カリンは喉を反らして悶えた。
 「やっ…やめてっ!・・あ・・やっ!いやあっやめて!最低!こんなことするなんて!」
 今までよりも強力な快感にカリンは危機感を覚えて体を捩って抵抗した。これ以上ここを弄られたら
完全にユリアンの手に堕ちてしまうことが彼女にもわかったのだ。
 「クロイツェル伍長」
 その抵抗を抑えるようにガッチリとカリンを捕まえているユリアンは彼女の耳元で聞いた。
 「君・・・・処女だよね?」
 勢い良くカリンは振りかえった。彼と真正面から目が合う。カリンの頬が真っ赤に火照っているのを
間近に見てユリアンはその美しさと淫らさの融合した見事な表情に魅入った。



 羞恥ではなく純粋な怒りにカリンの心は燃えあがった。自分が処女でないとでもいうのだろうか?
自分が既に処女でない、つまり十六歳で既に簡単に男に身を投げ与えているようなふしだらで哀れな
女だと思われている、そう感じた事が彼女の逆鱗に触れた。まさかそんな安っぽい女だと思って
こんな簡単に手を出しているのだろうかこの男は?カリンはダークブラウンの瞳に向かって怒鳴りつけた。
 「なん・・・ですって?あんた・・あたしが処女でないとでもいうの?!なんであたしが男と
こんなことするっていうのよ!?信じられない!最低!」
 怒りをぶつけるカリンの瞳を受けとめながらユリアンはパンティーの中の指を動かした。
 「あっ!やめてっ!」
 「そういうわけじゃないんだけど・・・・まぁいいか。わかったよ」
 「なにがわかった・・・あっ・・・やっ!」
 ユリアンはカリンの純潔を疑ったわけではない。むしろ処女に違いないと思っていたのだが確証を
得ておきたかったのである。ようやくカリンの秘列に触れたわけだが、処女であるかないかで
これからの愛撫の仕方も変わってくるのだ。
 (いきなり指を入れるわけにはいかないな・・・・)
 彼女が全くの初心者であるとわかったユリアンはすぐに指を突き立てるのは避け、それ以外の場所を
まず愛撫することにした。カリンの愛液で指を滑らせて彼女の恥ずかしい谷間を撫でさする。それだけで
カリンの股間に疼めきがグツグツと煮えてきた。
 「いやぁ・・・ああ・・・やめて・・・いやっ・・あ・・」



 黒いパンツの中で指を蠢かせながらユリアンはカリンの肉を堪能した。
 (うわ・・・これが処女の女の子か・・・)
 自分が処女の女の子、それも類稀な美少女の誰にも開かされていない秘密の谷間をまさぐっていると
思うと自然にユリアンの男根に芯が通り、息が荒くなってきた。ユリアンはカリンの秘穴を探し
あてると、入れはしないものの入り口だけ少し掘るように押した。カリンの体に快感が走る。
 「やうっ!・・や・・やめて・・・いやぁ・・・ああ・・・」
 カリンの息もいつのまにか回数を増している。ユリアンはしばらく入り口をほぐすように優しく押した。
 「いやぁ・・ハァ・・ハァ・・・はぁ・・だめ・・・ああ・・」
 今度はユリアンの指が秘列を登っていき列の一番上に埋没している女の粒を掘り当てた。
カリンの体がビクンッ、と大きく震えた。
 「やっ!!」
 そのまま粒の回りをぐるりと指が通るとカリンの体に痺れるような熱が広がった。
 「ああっ・・はぁん・・やめてっ・・」
 今までよりも確かな喘ぎを零すカリンのクリトリスを青年の指が擦る。カリンの体に快感の電流が
走った。今までよりも決定的な快感にカリンはわなないて喘いだ。
 「ひゃっ・・・やめて・・あっ・・やんっ・・・やぁんっやめてぇ!」
 ユリアンは繰り返し少女の粒を指で擦り、親指、人差し指、中指で転がすように嬲った。敏感な
弱点を潰されたり擦られたりしたカリンはどうしようもない気持ち良さに全身を掻き乱されて悶える。
 「ひうっ・・ひゃぁぁっ・・ああん・・・やめてぇ・・あっあっ・・だめっだめぇっ!はぁん・・」



 ユリアンはそのまま30分ほどクリトリスを弄り続けた。カリンはもはや抵抗できないほど感じてしまい
体を屈折させて快感に悶えていた。クリトリスを弄っているあいだユリアンは乳房のほうもしっかり揉んで
いて、花芯も乳首も絶え間なく嬲られ続けたカリンは次から次へと女の液をしたたらせた。
 「ひゃぁ・・ああ・・やめてぇ・・はぁ・・はぁん・・いや・・ああん・・やっやだ・・あんっ
ハァ・・だめぇ・・ああん・・いやぁ・・・はぁ・・ああ・・やめてぇ・・ああんっ・・」
 ユリアンは親指と中指でカリンの粒を挟み、人差し指で痛くないようにひっかいた。鋭い快感にカリンは
体を大きく痙攣させて身悶えた。
 「ひゃっ!いやぁっだめぇっああっだめぇっ」
 そのままクリトリスを三本の指で押し潰し、同時に乳首も捻りあげてやるとカリンは大声で鳴いた。
 「いやぁーーんっ!だめぇっ!」
 一瞬、疼きが全身を突き抜けて飲みこんでいった。カリンは生まれて最初の軽い絶頂を迎えてしまった。
 「ああああっはぁ〜〜んっ!」


 力が抜けて倒れそうになる少女をユリアンは慌てて受けとめた。ぐったりしたカリンを支えて目の前の
洗面台に寄りかからせてやる。シャワールームの洗面台は集団用なので合計八つの洗面台が繋がっている。
ユリアンはその洗面台の平らな場所に少女を座らせて鏡によりかからせる。改めてユリアンはカリンの姿を
眺めた。ブラをたくしあげられ白い乳房を晒し、黒いパンツから愛液をしたたらせる少女。初めての
絶頂に火照った頬と虚ろな瞳と少し呆然としたような表情。見ただけでイッてしまいそうなほど
いやらしいカリンの肢体にユリアンは生唾を飲み込んだ。いったいこの少女を何人の男がオカズに
していることだろう。ここまで剥かなくても軍服姿だけで彼女は充分に対象になる女の子だ。
スラックスの上からでも解るヒップライン、白い肌、全体的なスタイル、そして父親譲りの美貌。
きっと同じ空戦隊の中で彼女を夢想して抜く男が山ほどいるに違いない。部署の違う男でも
彼女を見て淫心を誘発される者もいるだろう。そういった男たち全員に対してユリアンはいま
優越感を持っていた。彼らがどれだけこの少女の肉体を熱望しようとも頭の中で彼女の顔とポルノ
映像を合成させるのがせいぜいだ。だが自分はいま彼女を意のままに嬲れる。感触も声も臭いも何もかも
本物だ。それを今自分は好きなように味わえる。ユリアンはカリンを通して彼らを見下していた。



 カリンははっきりとしない意識を持て余した。熱いものが瞬間的に全身を支配した。それが
なんなのかわからないで脱力しているうちに座らされている。カリンは少しずつ沈静化されていく
体で呆然としていた。そんなカリンの姿をしばらく見つめたあと、ユリアンはゆっくりと少女の
胸を手で包んだ。そのまま優しく揉み始めると柔らかい乳房がぷにゅっぷにゅっとたゆんで形を変えた。
 「ぁ・・・だめ・・・」
 朦朧としていたカリンは最初はされるがままだったが、しだいに再び蹂躙されるのだとわかってきて
拒絶の言葉を吐いた。しかし当然やめる気のないユリアンはだんだんと揉む力を強くしていき、
絶頂の後でまだ硬さを残している乳首を集めるように中心に向かって揉んで立ちあがらせようとした。
終わった体にまた沸沸と熱が蘇ってくるのを感じてカリンは縛られたままの体を捩った。
 「やめて・・・もういや・・・もう充分でしょっ」
 ユリアンからしてみればまだ何もしてないも同然だったが、SEXのことをよく知らないカリンに
とっては既に陵辱されつくしたかのように思えるのだろう。ユリアンはそれを無視してカリンの乳首を
摘んで盛り上げた。カリンの体に再び熱が引火する。
 「はぁ・・やめてぇ・・あ・・・」
 後ろからの愛撫ではなく目の前で少女の胸が揺れるのを見るとユリアンはますます興奮した。桃色の
実が揉まれて揺れ動くのにたまらなくなって少女のそれを口の中に含んだ。
 「やぁん・・やだぁ・・」
 そのまま青年の口の中で乳首を弄ばれてカリンは体をくねらせて喘いだ。もう一方の胸も回すように
揉まれ、乳首を立ち上げるように捻られるとさらに彼女は感じてしまう。
 「やぁ・・・やぁん・・・だめぇ・・・ああ・・・あん・・」



 ユリアンはさらに長い時間、カリンの白い胸を愛撫した。舐めたり捻ったりと弄られたカリンは
再び熱い疼きの中に引きずりこまれていった。
 
 ちゅばっちゅばっ・・チュクッ・・クリュックニッ・・むにゅむにゅ・・ちゅるっ・・

 「やぁぁん・・・ハァハァ・・やめてぇ・・あん・・・はぁ・・だめぇ・・・ああん」
 カリンの火照ってきた肌を見てユリアンは愛撫の対象を下に移行した。少女を開脚させ、足を
掴んで動けなくすると少女の股間を見つめた。黒い下着に新しい液体が滲んでいる。
 「やだぁ、なにするの?」
 ユリアンは指でパンツの上から秘口のあたりをグリグリと押した。熱の頂点を突かれて
カリンは顔を左右に振って嫌がった。
 「いやっいやっ!そっちはだめぇっ嫌っ!」
 手を縛られて胸を突き出して拒絶するカリンの姿を見てユリアンは我慢ならなくなり
とうとう少女のパンツに手をかけた。厚手の生地で脱がしにくい素材だったが無理矢理引き伸ばして
強引に脱がし始める。するとカリンは逼迫した危機を感じて抵抗を始めた。
 「やああっ!やめてっ!いやっ!いやあああっ!!」
 しかし手が縛られていて重心を固定できないカリンはろくな抵抗もできない。ユリアンは彼女の
渾身の抵抗もものともせず黒いパンツを引き抜いた。こうしてユリアンの前にカリンの
紅茶を薄くいれた色の茂みが広がった。これでカリンが身につけているものは彼女を緊縛する
スカーフとネクタイ、そして胸を隠す機能を果たしていないたくしあげられたスポーツブラだけ
となった。全裸よりも恥ずかしい。他人にパンツを降ろされたことなどないし股間を見られたことも
ないカリンは狼狽して泣き喚いた。足をバタつかせてユリアンの魔手から逃れようともがく。
 「嫌あっ!見ないでっ!見ないで!あっちへ行って!もう帰って!いやあああっ!」



 ユリアンは生まれつき器用なタイプだったので、カリンの足が自分に近づかせまいとして
虫の足のように動き回るのを掴んで捕まえた。そして少女の足をバックリと開く。
 「やああああっ!!」
 思いきり開脚させられてカリンはさらに絶叫した。開脚した足を折らせていわゆるM字型
に固定させ、ユリアンはカリンの灯りに照らされた股間を舐めるように見つめた。
自分のとんでもないところを見つめられてカリンは激しい羞恥心に襲われた。
 「いやああっやめてっ!見ないで!見ないでったら!」
 「すごい・・・これが君の・・・」
 「やめてぇ・・やめてよ・・いやあっ!見ないでぇ!」
 ユリアンは美少女のまだ汚れていない秘唇を見た。まさしくピンク色だ。フレデリカのように
赤くなく、キャゼルヌ夫人のように黒ずんでもいない。本当に綺麗なピンクだ。そのピンクの
唇を愛液の川が淫らに流れている。初めて見る処女の股間にユリアンは自分がもうイッてしまい
そうになるのをぐっと堪えた。今までも気を抜くとイッてしまいそうだったがこれはさらに
強烈な映像だ。ユリアンは思わず手を出すのを忘れてしばらくカリンの秘唇に見入ってしまった。
形状や臭いや色、艶、様々な角度からそれを凝視してカリンの股間を視姦した。
 「いやぁ・・やめてぇ・・・」
 何かされると思って怯えていたいたカリンはユリアンが何もしないでひたすら自分の股間を
見つめていることに戸惑った。彼は何もしないが執拗にカリンの足の付け根の谷間を
熱視する。ユリアンの視線に股間を舐め尽くされてカリンは弄られるのとは違う感覚を覚えた。
ユリアンの視線は恥ずかしいところを電灯のもとに晒されて見られ続けるカリンの羞恥を
極限まで追いつめていった。あまりの恥ずかしさに頭が麻痺してしまったカリンはとうとう
泣き出した。いつもの気の強さもプライドもこの羞恥を煽る体勢の前に吹き飛ばされてしまった。


【未亡人編】    

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