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2005,02,25, Friday
ガラム・マサラ
初めてカレーを食べた時。日本の家庭に普及しているカレーライスでも、喫茶店や洋食屋にある欧風カレーでもない、インド料理としてのカレーを食べた時、是非自分でこんなのを作ってみたい、と思った。町のカレースタンドや洋食屋、市販のルウではもはや満足できなくなった。カレー作りにハマったのは、その時からであった。
いろいろ文献をあたってみたところ、どうやら「カレー粉」や「カレールウ」は使用しないらしい。何百種類もあるハーブやスパイスを都度ブレンドして味付けをするのだそうだ。 面白い。実に面白い。 カレー本に書いてあったスパイスの名前をメモって、早速それらを買いにゆく。 さすがに全部は置いていなかったものの、十数種類ほど買い込んだ。 その日からしばらく毎日3食、時には4食、全てがカレーとなった。実験に次ぐ実験。 自分のオリジナルブレンドを編み出すのだ。 しかし試行錯誤の結果、まだ自分には十種類以上ものスパイス全てを使いこなすのは無理との結論に達した。 結局のところ、今現在に至るまで、私が使用しているスパイスはたったの5種類だ。 ・クミン:カレーっぽい香り ・コリアンダ:カレーっぽい香り ・ターメリック:カレーの黄色とコクを司る。 ・カイエンペパー:チリペパー。赤唐辛子。カレーの辛さを司る。 ・ブラックペパー:普通の黒コショウ 配合比率はクミンとコリアンダが2、あとは1。それと塩少々。 今のところ、これが私のガラム・マサラだ。 本来は料理にあわせて当然使うスパイスの種類や量を変えるのだが、まだそんなテクニックは持ち合わせていないので、今後作っていくカレーには全てこれを使用する。 |
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