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本当は最初からわかっていたのかもしれない。
パートナーに、私は無理だったことを。
私は、パートナーを取り巻く環境を知らなかった。
知ったときには後戻りがもうできなかった。
価値観が違いすぎることを、あらためて感じたのは、すべてが終わった後だった・・・。
私といるときの彼が偽りだったとは言わない。
だが、フィルターはかかっていた。
彼の意図的な、そして私の無意識のフィルター。
自分が選んだ道だから、それが最良と決めたのは自分だから。
言い聞かせ、言い聞かせて、すべてを受け入れた。
限界は・・・私に先にやってきた・・・
彼”夏彦”がいることで私はとても救いになっている。卑怯だけど、わかっているけど。
彼と逢うときの私は、何も隠すことの無い、素直な本当の私、我慢もしない。ただの私自身としていることが出来る。
パートナーに見せたときに気に食わないという顔をされた私自身。
いいこちゃんじゃない私。わがままで、意地っ張りで、弱く、脆い私。
彼にわがままをいい、それを受け入れてくれることに感謝しつつも、憎まれ口を叩きながら。
リアルに逢って抱かれたいとも思う、けれどもそれを本当は望んではいけないことを本能で知っている。
抱かれたら、取り返しは多分、つかない。
彼をもっと、欲しいと望んでしまう。
パートナーのこととはまったく関係なしに、溺れていくだろうことを感じ取ってしまっている。
だから、私は彼に逢いたくて仕方がないのに、その一歩が踏み出せないでーいる。
今はまずはパートナーとのこれからを見つめる。
どのようにいうべきなのかを。
いつ言うべきなのかを。
時間をかけて、きちんと、互いに納得がいくように。
対等なパートナーシップというのは互いがもっと大人にならなければ、難しいことを悟った。
してもらうことが当たり前、してやらなくてはならないと考える。
違う、そうじゃなかった。
想い想われていればおのずと湧き上がってくるもの。
そう、理解した。
瞬間に私の中の感情がすべて覆った、そして、パートナーが望んだのは何も自分がしなくていい環境であった。
自分がただ、いるだけでいい状態。
疲れているのは自分だけ。
してもらうのも自分。
してやるのは気まぐれで、自分の気が向いたときに、自分の気がむいたことを。
私はこれから、時間をかけて、彼に離れることを納得してもらえるよう伝えるつもりだ。
彼が変わっても、それでも、きっと私は彼から離れることを望むだろう。
なぜならば、私自身も変わらなくてはならないから。一緒にいたならばきっと、変わらないから。
私は一人で生きてみようと、考えている。
人は一人で生まれ、そして一人で死んでいく。
そのときもし、互いに求める人がそばにいてくれたらどんなにか幸せかとは考える。
だから、人は自分の半身を求めるかのごとく他人を好きになる。
恋に落ちる、では無く恋は生まれ、作り出すもの。
衝動で恋したら、それは続かない。
同情から始まったら、どこかで破綻する。
心から、穏やかに、つながっていく、想い、それが恋。
そして愛に変えていくための努力、をお互いできるか否か?
それが、他人と人生を歩んで行くために必要なものなのかもしれない・・・・。
私にはそれが足りなかった、パートナーとの間にそれを見出すことが出来ない自分を悟った。
なぜなら、同情から始まった、恋だったから。
バランスの崩れている恋だったから。
私が、私のほうが妥協すれば済むことだと感じながらも、もうそれをすることが出来ないから。
ほんの些細な、偶然で出会った、彼”夏彦”との時間の中から、私が導き出した結論。
彼に出会ったこと、きっとそれは私を知るための運命だったのだろうと今は思える。
きっと、パートナーときちんと話し合うことが出来たそのときに初めて。
彼”夏彦”とも真正面から向かい合うことが出来る。
今は、私の中にある後ろめたい何かがどうしても引っかかってしまうから。
だから、それまで。
私は私で、生きていこう。
きっと、時間はかかると思う。
きっと、すぐになんて納得なんてしてもらえないと思う。
それでも、私は、パートナーにわかってもらった上で、別の道を歩きたい。
互いの時間を、無駄であったと感じて欲しくないから。
出逢えて、別れていくことを、間違いだったと考えて欲しくないから。
お互いが幸せを求めて、すれ違った。
私には、彼を受け止められない。だからこそ、私は彼と別な道を納得の上歩きはじめたいのだ。
”夏彦”は?
なりふりかまわず彼を欲しいと訴えたくなる衝動に駆られることもある。
そう、リアルじゃない温もりでも言葉を交わすことで得られる実感を。
確かに彼がいるという事実。
砂上の楼閣の中にいるような感覚に襲われてしまうけれども。
でも、彼のためを思うなら、彼の未来を光あるものにしたいのなら。
私ではない彼にふさわしいパートナーをと、願う自分もちゃんといる。
私は彼のお荷物でしかないから。
少しづつ、近づいていった私の心、恋。
彼の暖かい想いはうれしくてたまらなくて、私のものにしたいと願う・・・願える資格もない私が。
まっすぐに向かい合いたいと、心から望んでいる。
だからこそ、彼にすがり付いてはいけない。
もっと強くなったら。
いつか、逢える。私自身として。
「ありがとう。」
と伝えることが出来たら、いい。
言葉でつながった身体、リアルに彼を欲しいと身体も心も咽び泣く。
それを甘受し切なくなりながら、私は彼との時間に没頭する。
だからせめてチャットの中でだけ、私のすべてで彼とすごしたらいい。
彼の言葉に感情を向かわせて、自分の中から湧き上がる、快感に身を委ねる。
教えてもらった、感じあえる、これほどまでの深い快楽。
互いに分かち合えている、そう、感性で理解している。
求めている、私も、彼も。身体が、心が。きっと。
夏彦>ショーツの中は・・・どうなってしまっているのか・・・手を・・・
ゆり>・・・・だ・・・・だめ・・・・
夏彦>ああ・・・・グショグショ・・・に・・・
ゆり>や・・・・・・い・・わない・・・・で・・・
夏彦>音・・・が・・・こうして・・・指を・・・動かすだけで・・・
夏彦>ショーツの隙間から・・・指が・・滑り込もうと・・・してしまって・・・・
夏彦>入り口を・・・・・クチュクチュ言わせていますよ・・・
夏彦>愛液が・・・泡だってしまって・・・・・太股まで・・・・濡らして・・・
ゆり>やぁぁ・・・・
夏彦> 入れて・・・しまいますよ・・・ゆ・・・・っくり・・・・と
ゆり>・・・・・・・いやぁ・・・・・
夏彦>奥まで・・・・・・入ってしまいましたね
ゆり>は・・・ぁ・・・・
夏彦>暴れてしまいますよ。。。中指が
ゆり>ゆ・・び・・じゃ・・・やぁ・・・・・・・・
彼のすべてをその身で、その言葉で感じて。
私の身体は彼の感触を全身で受け止めている・・・。
すべてを・・・こんな私のすべてを知っているのは貴方がいい。
夏彦>私・・のが・・?ほし・・い?のですか
ゆり>・・・・ほ・・し・・い・・・・・・・・・
夏彦>お願いしてごらん・・なさい・・・ゆり
ゆり>お・・・・おね・・がい・・・・
夏彦>なにを・・・おねがいなのですか?
ゆり>・・・・し・・て・・・・・
夏彦>では、、差し込みます・・・よ・・・・
夏彦>奥まで・・・・グイッ・・・・ッッ・・・・・・・
ゆり>はぁぁん!!!!!
夏彦>ゆっくりと、、、根本まで・・・・・・
夏彦>ゆりの・・・膣が・・・パックリと・・・・口を開けてしまって・・
ゆり>いい・・・・・・・ああ・・・・・夏・・彦・・・さ・・・ぁ・・・・・ん・・・
夏彦>奥に、あたります・・子宮まで、、届いてしまって・・
夏彦>ここで、、腰を動かされると・・・ゆりは・・どうなってしまうのでしょうね・・
ゆり>はっ・・・・・ぁ・・・・・・あ・・・い・・ああ・・・・・
夏彦>突きますよ・・・ 深く・・・グイグイッグイッ・・・・と
夏彦>ゆりの乳房を揉みし抱きながら・・・・腰を・・・・
ゆり>・・・・・・さ・・・・・・い・・あ・・・・
夏彦>抜けるところまで、、引いて・・・それから・・一気に・・・奥まで・・・・・
夏彦>グイゥゥゥゥ・・・・・・・・っと突くと・・・
夏彦>ゆりの身体が・・のけぞってしまいます。。
ゆり>・・も・・・・・と・・・・し・・てぇ・・・・・・・いい・・・・・!!
夏彦>では・・・壊してあげま・・す・・・グイグイッ・・・・と
夏彦>腰を打ち付けて・・・・・
ゆり>ぜ・・・ん・・ぶ・・・・夏彦・・・さん・・・・の・・・・・・・
夏彦>奥に当たるときに・・・ 腰を一層・・・前に突き出して・・・・
夏彦>グィィィィ・・・・
ゆり>・・・くる・・う・・・・・・・・・さ・・・
夏彦>痙攣していますよ・・・ゆりの膣も、、収縮しています・・。
夏彦>私のが・・・締め付けられて・・・・
夏彦>イッテしまいなさい、、、ゆり。
夏彦>大きな絶叫とともに・・・・
ゆり>あ・・ぁ・・・・・!!・・・・・・・・
夏彦>ゆり・・・!
細く落ちる雫を、その頬に感じながら。
彼の腕の中に抱かれている、と、空想の感覚にその身を心を任せて・・・・・。
これは、都合のいい世界だと・・・言い聞かせる。
そう、仮想空間の、密室の中で繰り広げられる。
SとMの世界。
私のここでのパートナーは彼なのだから。
どんなに乱れても、狂っても、淫乱な女でも、私が望み、彼もそうと望むここでだけなら。
淫らに、いくらでも辱めてほしい。
それが、ここでの本当の私。
淫乱で、彼を求め、彼に抱かれ、おかしくさせられることを望む。
だから、もっと・・・・私を・・・・。
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