realize
28th regret of time
私がこれから選ぶかも知れない道。

ただ・・・何もせずにこのまま過ごすなら、行動を起こして、結果が出るほうがいい。
そう、考えるようになった。

今までの自分。

あの時ああしておけば。
あの時こうしておけば。
決断力が無くて、出来なかった。

もしかしたら、取りかえしがつかなくなるかもしれない。
それでも・・・いい。
起こさないことのほうが、多分、あとが辛い。

たとえ思っていたのと違ったとしても。
やらないでいるよりずっといいと感じるようになった。

傷になるかもしれない。
でも、傷なら時間が解決してくれる。
痕になるかもしれない。
でも、それが誇りに思える日がくるだろう。

そのとき、自分の出来る精一杯。
それを、選ばなくては、私は一生このままだ。

だから、今、決断の時なのだと思う。

私の心の赴くまま。

決断は、黙っていてもやってこない。発端は何になるかもわからない。

緩やかに過去を振り返る。

私の決断は、間違ってなんかいない。

単純に考えた。
私は、誰に抱かれたいのか?
パートナーに抱かれることは、今は自分で受け付けない。
”夏彦”には?
抱かれたい、そして抱かれたくない。

どちらも真実。

抱かれないまま終われば、それはそれ。

でも・・・・・・
抱かれなければ終わらないのかも知れない。

遊びでも、その場限りでも、彼にとって通りすがりのこんな恥ずべき女でも。
彼と刹那の快感を共有できるならば。

きっと、そのことに悔いなんて残らないから。
全身に刻まれた証が、私を、快楽の只中においてくれるだろう。
それは、望む自分がいるから。
そして彼をどれだけでも抱きたいと思う自分がいる。
抱かれたいし、抱きたい。
彼を。
彼の心も、抱けたらいい。

なぜかは知らない、彼の、空虚な部分を一時でも埋めることが出来るならば。
あれほどまでに、自分を持っている彼、でも、どこかぽっかり抜けているように感じている。
それが何かなんてわからないけれども。
見えない何かを探し求めている、そんな気がしてならない。
答えなんておそらくはないとわかっていても探そうとする。
淋しさ、ではない、なにか、を。
彼自身の強さの裏側にある、おそらくは自覚していないだろう何か。
その心の奥底を抱きたい。
こんなことを私が想うのはおこがましいけれども。

その、想いのかけら一つでいいから。
私の中に残れば、私の誇りになってくれる、きっと。

彼を好きになってしまった自分の。

間違っている、でも、止めることなど出来なかった感情。
好きになりたくてなったんじゃない。
ただ、気がついたら好きになっていただけ。
言い訳と取られても、それが現実。
酔っているといわれるのかもしれない。
それほど、冷静さを欠いていない。
逢うことを考えてさえいなかったとき、既に私の心に彼が存在していたのだ。
そして、そのとき、私はパートナーへの違和感に一部気がついていたのだ。
それでも、自覚はまだ、出来ていなかったのだけれども。

内面を見つめ、自分の心と向き合い、初めて見つけた自分の闇。
パートナーへの不信感。そして、決定打。
私にとってのパートナーの存在、彼にとっての私の存在。

そして、私は、今望むこと。

・・・・リセット・・・。

悔やむかもしれない。
パートナーは悪い人じゃないから、苦しむかもしれない。

私はもう、パートナーに抱かれることが出来ないから・・・・
触れられても、何も感じられない。
あんなに好きだと思っていたはずの彼に触れられて、身体が硬直してくる。
お願い・・・触れないで欲しいと願ってしまう・・・。

見えてしまった私の本当の闇。
欠落した私の部分。
それを埋めるのが他人ではなかったこと。

それを自覚し、埋めるべきは自分自身でしかないこと。
私はいまだ、精神が幼い、わがままな、人間。
人と暮らすということなどおこがましい、人間・・・・。
人を好きになる資格なんて、きっと・・無い。
それでも理屈ではない何かで彼”夏彦”と出逢ってしまった・・・。

何もかも、ボタンを掛け違ってしまっている。
いいえ、最初から違っていたのかも知れない。
見ないふりをしたのは私。
責められるべきは私。
ふりきるもこのまま過ごすも後悔するだろう。

だが、彼には私じゃない誰かが。
きっと、出来る。
私は・・・わからない。
彼”夏彦”とのことは、違うから。
彼には負担をかけるつもりはまったく無い、これは私の問題だから。

ただ、彼はいてくれるだけで私にとっての、支えになっている。
彼自身にその気は無くてもかまわない。
私の中に彼がいる、それだけでいい。

彼に何かを求めない。

私が彼を好きなだけ、ただ、それだけ。
彼にとって私といる時間が、少しでも彼の楽しみになってくれればそれでいい、それ以上望まない。

私は、なにかが欠落した人間であることは自分自身よくわかっている。
だから、私とは違った彼”夏彦”に惹かれている。
大人な、彼。
なんの役にも立てない自分が情けなくもなるが。

彼のことを好きでいるだけは私の想い。
でも、本当は彼を想う資格なんて、私には無いことも知っている・・・。

彼がいなくなったとしても、私はきっと彼を好きでいることだろう。
そして、いつか、思い出に変わっても。
彼を求めた自分を後悔することはないから。
間違っているときに出逢って。
間違っているとわかっていても。
私の心は、まっすぐに彼を見ているから。
そして、彼に出逢えたことで、自分が、見えたから。

偏った、欠陥人間である自分が。
それをどうしたらよいのかはこれから探すから。

後悔はあとからするから後悔なのだ。
先にするのは、取り越し苦労。

だから、考えたい。
これからの時間を。

そのために『待つ』ことを私は選び取った。
29th Wanderin' Destinyへ

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル