君は野に咲く華のようで 2
「うん、そう澪。ね、今日は何時に上がるの?」
ショットバーの入り口で携帯を片手に立っている澪。
「ほんと!じゃぁ、今はね・・・・」
簡単に会話を終わらせると、澪は鼻歌を歌いながら店へと戻っていった。

「じゃぁね、澪。」
「うん、また明日。」
「うん。」
友人と別れて、歩き出す。彼女は気がつかなかった。
大通りを過ぎて、まもなく約束の場所というときに、背後に気配を感じた。
そのときにはもう遅すぎたのだ・・・

数名の男が澪を取り巻いていた。
1人の男が澪の顔を手で塞ぐと、他の男が足を持ち上げて、物陰に止めておいたワンボックスに連れ込む。
少し大きめのカーステレオの音。
騒いでも、聞こえない。
手際よく、目隠しと口かせをさせると布を断ち切る音がした。
・・いやぁぁあ!!!!・・・
声を上げたつもりが、くぐもった喘ぎにしか聞こえない。
「・・・んぐぐ・・・」
わからないまま涙が目隠しを濡らす。
男たちは声も出さずに、澪を全裸に剥いでいく。
そして両手両足を紐でくくられると、ちょうど大の字のような格好にさせられた。
隠す布も既に無いことは肌に感じる空気でわかる。
(・・いや・・なんなの・・・どうして・・?・・)
混乱の中、声すらままならない。
唯一残された方法は首を横に振るだけ。
「さて・・・」
1人の男が口をようやく開いた。
「どういう状況か、わかるか?」
澪は首を振った。
「あんたは今素っ裸だ。そして、今から俺たちに犯される。」
びくんと身体が硬直する。
「逃げられやしない。」
わざわざそういい放つと、澪の身体に手が伸びてきた。
1人じゃない・・・幾人もの手だ。
「んんーーーー!!!!!」
全身に這い回る男の手、指先。
涙だけがとどまることを知らずあふれ続ける。
(・・・・酷い・・・どうして・・・でも・・・)
絶望的な状況の中で、澪は気持ちだけを抑え続ける。
(泣き叫べば、こいつらの思うとおりなだけだ・・・)
抵抗はやめないものの、澪は必死で感情をコントロールしていた。
「・・・あんたも楽しめよ・・・ほら・・・・」
片方の乳房にぬめった舌が。
もう片方にも違う男の。
首筋を執拗に舐るものもいる。
そして、恥ずかしい部分に顔を埋め、舌先でそこを嬲るものまで。
身体全体を複数の男に攻め立てられている。
どんなに精神力があろうとも、女である。
身体が先に反応を示した。
乳房の先端が、硬くしこり、舌で転がされるように舐められると小さく震える。
びくんっと身体が弓なりにしなる。
秘部の奥から蕩けるように熱い蜜が滴って男の口の周りをべたつかせる。
「感じてんだろう・・・・?・・」
耳元でそっといやらしく、囁かれる。
かぁっと全身が赤く染まる。
(・・そんな・・・そんなこと・・・・)
「ほら・・・認めてしまえよ・・・」
(いやぁぁ・・・・!!怜・・・・助けて・・・・・)
屈辱の中、身体だけが先に燃え上がっていく。
心は氷のように冷たく、怒りの炎だけが見えているのに。
羞恥に震え、全身が肉欲だけに高ぶらされる。
(絶対に・・いや・・・こんな・・こんな・・・・)
澪は必死に快楽を押さえ込んでいく。
「強情な女だな・・・楽しめよ、この際なんだから・・・まずは、俺からだ。」
リーダー格らしい、先ほどの男の声。
(やめて・・いや!!!・・)
自身の中心部に先ほどとは違うものがあてがわれるのを感じた。
間髪をいれずにそれが澪の胎内へめり込む。
「・・ぐぅ・・・」
「ほう・・・抵抗も無く、入って・・・」
からかうように、男の声。
(痛い・・・・苦しい・・・やめて・・・)
「くわえ込んでる・・・ほら・・・・見てみろよ・・」
意思とは一致しない身体。
視線が結合部に集まってくるのが感じられる。
(いやぁぁぁ!!!)
「それじゃぁ・・・」
男が腰を律動し始める。
最初はゆっくりと、そして少しづつ早めると、腰を回すように澪の胎内を攻めたて始める。
「ぐ・・んん・・・」
これ以上ないほど泣いたはずの瞳からさらに涙があふれてくる。
そして、反対に熱くなったそこは男を締め付ける。
「すげぇ・・いい・・・・・・」
男はそういうと、さらに激しく、自身を動かしていく。
息が荒くなり、男の身体が一瞬緊張する。
(・・やぁ・・!!!!)
「出すぜ・・・」
澪はこわばった。
(だめ・・!!!せめて・・・)
そう思った刹那、自身の膣内に熱い樹液が迸るのがわかった・・・・・
「・・ふ・・ぅ・・」
男はまだ、十分に高ぶったままのそれを抜き去ると、澪の身体から離れた。
「じゃ・・次はどいつだ?」
男の残渣を残したままの澪のそこに次の男のペニスが突き刺さる。
その間も全身を弄る手や、舌がとどまることは無い。
澪の意識はいつしか、混沌としたカオスの中へ落ちていった・・・・。

どれだけ、身体だけがイカされたかわからない。
どれだけの精を放たれたかすらもわからない。

全身に残る疲労感。
眼を開けるとそこには暗闇だけ。

機械音がしていた。
(・・・なに・・?・・)

全身が敏感に反応する。
車の中にアルコールのにおいが充満している。
身体に這い回るものはもうない。
その代わりに、中心部に違和感を感じた。

「ようやくお目覚めか?」
声だけが澪に届く。
低く呻くような笑い声が聞こえる。
「わかるか・・?」

澪は愕然とする。

「あんたは気を失いながらもそいつをくわえ込んで放さないんだ・・?」

異物感は差し込まれたバイブ。
小さく振動音を立てながら、澪を弄んでいた。

「こんなになりながら、俺の酒のさかなさ。」

残っているのはリーダー格の男だけのようだ。

「そろそろ解放してやるよ。だが・・その前に。」
バイブを抜き取ると、どろりと奥から白濁した液が流れ落ちる。
男は澪の戒めをほどく。目隠しだけは外さないが。
抵抗したくても全身が言うことを聞かない。
「俺をもう少し満足させてもらおうか・・?」
男は澪を座位の形に抱き上げるとそのまま腰を落とさせる。
「アンタは・・いい・・」
腰を掴み上下に揺すりながら、赤くはれ上がった乳首を軽く噛む。
びくんと澪の身体が小刻みに震える。
「俺のこれを・・覚えこませてやる・・・」
(もう・・・やめてぇ・・・かえして・・・私・・・怜が・・・)
つながったまま澪の片足を自分の肩に乗せると、そのまま激しく腰を動かす。
指先がクリトリスを捏ねる。
新たな蜜がその指先を濡らし、結合部からは激しい水音が上がる。
「淫乱な・・身体だ・・・」
びくんっと澪の意識が覚醒する。
「そんなっ!!」
(・・・・どこかで・・・聞いた事のあるような・・声・・・?・・)
意識の奥底に眠る琴線に男の声が触れる。
我知らず、そこだけが別の生き物のように男のそれに絡みつくように動く。
「・・く・・・・・」
苦しそうに呻く。
「もう・・・もう・・・解放してぇ・・・!!」
どんな状況でもいい、早く終わって欲しい。
そう思う澪を後押しするかのように身体が男を夢中にさせていく。
男は澪を四つんばいにさせると、背後から自身を挿入し、荒々しくえぐる。
「・・いやぁぁ・・・・!!・・」
幾度と無く身体だけが快楽の波にのまれ、感情が闇に堕ちていくのがわかった。
(・・・怜・・・怜・・・・・)
「・・・・れ・・・・い・・・・・ぃ・・・」
男の動きが一瞬止まる。
(・・?・・)
戸惑ったのもつかの間、男は澪をそのまま抱きかかえ、無理やり上下に動かす。
「やぁ・・・や・・だ・・・いや!!」
一気に澪を絶頂感に上らせると自身もその中で爆発させた・・・・。
澪は再度気を失った。
意識が眠る寸前、何か冷たいものが口の中に流し込まれ、一緒に何かを飲まされたように感じた・・・。

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