秋の夜長
「いけるぜこれ。」
「そう、良かった・・・」
二人はあたりさわりの無い会話を交わしながら食事を楽しんでいる。
そんな間も蘭世は心ここにあらずといった感じである。
俊は何気ないそぶりをしながら蘭世を観察していた。
・・・・頃合・・?だな・・・・
蘭世がふとフォークをテーブルに置いたとき、ポケットのスイッチをオンにする。
重低音とともに蘭世の体に仕込まれたそれが震えだす。
「・・やぁ!!!・・・あ・・ぁあ・・」
カシャンという乾いた音があがる。
「あんまり動くと・・・料理がこぼれるぜ?」
「・・ん・・・くぅ・・・ん・・んん・・・・」
体を強張らせ、必死になって耐える蘭世、俊の思うとおりにことは運ぶ。
緩やかに席を立つと蘭世の背後に回り椅子を引く。
「・・や・・・やめ・・・てぇ・・・・」
羞恥心とワインの酔いに顔を赤くした蘭世にうれしそうに口付けた。
「・・ふぅ・・・ん・・・・ん・・」
そのまま蘭世を抱き上げ自分がその椅子に腰掛ける。
「ん?」
「・・・お・・・願い・・・ねぇ・・・・・」
「聞こえないなぁ・・・・?」
横抱きに蘭世を抱えながら俊は片手でフォークを手にする。
器用にパスタを絡め取ると蘭世の口元に運ぶ。
「ほら、食べさせてやるよ」
小さく首を振りながらいやいやする蘭世。
「自分・・で・・食べ・・る・・から・・・お・・願い・・・」
「できねぇだろ?」
そう、出来るわけがないのだ、体の中心部から湧き上がってくる
その淫靡なうごめきが蘭世の自由を奪い、蕩けさせていく。
俊の手の中で転がされて。愛されて墜ちていくこの快感。
パスタを自分で食べると俊はあやすように蘭世にも食べさせる。
こうなってはもう抵抗するすべは無くなる。
「しゅ・・・ん・・・・も・・う・・・」
「まだ、あるだろ?せっかくおまえが作ってくれてるんだ、残すなんて出来ないしな。」
言ってることとやってることの矛盾はわかっている。だが俊はやめようとはしない。
ようやくつかんだこのチャンスを無下にするなんてことは無い。
俊に抱かれながらする食事はすでに味などわからない。
「・・・ふ・・ぅ・・くぅ・・ん・・・ん・・・」
声をあげないよう、苦しそうにしながら蘭世は堪えている。
そこで一度俊はスイッチを止める。蘭世の体から緊張が抜ける。
「片付けしねぇとな、気になんだろ?」
いつのまにか食卓の料理はきれいになくなっていた。
「・・あ・・・うん・・・」
蘭世は俊の腕から降りた、そのとたんフローリングの床にへたり込む。
「どうした?ん?」
小さく笑いながら俊は問い掛ける。
「・・・し・・らない・・もう・・・・ばか・・・」
「・・そんな口・・きいていいのか?」
俊は立てなくなっている蘭世を簡単に持ちあげるとリビングのソファへと運ぶ。
そうしてソファに横たわらせ口付けながらスイッチを入れた。
蘭世の体が跳ね上がり、息があがる、軽く開いた唇に舌を深く差し入れ、
蘭世の口腔内を味わう。
胸先は服の上からでもわかるくらいぴんと立っている。その敏感な部分を軽くなでる。
「・・あ・・・・やぁ・・はぁ・・ん・・・」
「いい子にしてたらごほうびやるよ。そこで待ってろよ。」
俊はそういって蘭世をソファに放置し、食卓へ向う。
「・・やぁぁ・・・いや・・いや・・・とめてぇ・・・・」
悲痛な蘭世の叫びを背に俊はあえてそのまま片付け始める。
キッチンのカウンター越し、さっきとは逆の視点で蘭世を視姦していた。
胎内でうごめくそれに刺激された蘭世の体は先ほどの俊の口づけであっけないほど
陥落している様子である。
それでも一点に残っている理性が蘭世のすべてを押し流すのをとどめている。
そのせめぎあう表情は俊のサディスティックな部分を刺激しつづけている。
俊の下半身は張り詰め、蘭世を欲している。
手早く洗いものをシンクに放り込むと蘭世を見据えながらわざとゆっくり蘭世の方へ歩いていく。
「・・しゅ・ん・・・・ねぇ・・・」
羞恥の証明か、それとも快楽の証拠か、蘭世の肌には赤味が差しほてりが俊まで届きそうなほど。
「ん?・・・どうしたい・・?おまえはどうして欲しいんだ?」
俊の意地悪な問いかけ、いつもいつでも蘭世には抵抗する術など教えてはくれない。
眼を伏せ、言葉が出せない蘭世に俊は言い放った。
「何とかして欲しいんじゃないのか?その状態を?」

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