「・・・?・・・・・」
しげしげとその中心部を見つめるその視線に香子は恥ずかしさを覚え、反比例するようにそこから蜜を滴らせる。
「見られるだけで・・・感じんの?じゃぁ・・・」
そういって武史は香子のそこに顔を埋めた。
「ああん!!」
円を描くように舌先でふちを舐める。両手は太ももの付け根部分にあてその部分を広げる。それでいながら中心部にはわざと触れようとしない。
「ひ・・・あ・・・ああん・・・ん・・・くぅ・・・ああ・・だめぇ・・・やぁ・・・」
あとからあとからあふれる蜜で顔をべとべとにしながら愛撫を続ける。
・・・お願い・・・・・真中に・・・・きて・・・・・
あと一歩のところで香子は焦らされ理性が持たなくなっていた。
「あ・・はぁ・・・・ん・・・ん・・・・」
腰を揺らし武史の舌の動きを一番感じる部分に持ってこようとするも巧みにそれをよけながら武史は香子を攻め立てる。
「・・ああ・・・もう・・・もう・・ああ・・・いやぁ・・・」
香子の限界を悟り、武史は唇で敏感な部分を覆い、強く芽の部分を吸い上げた。
「ひぃ・・ああああああん!!!・・・」
香子の全身が痙攣し、電流が走る。舌戯だけでイかされてしまったのだ。武史は香子の息が治まるのを待って口元に分身を差し出した。一瞬のためらいのあと口を開いた。
香子の口内に収まらないほどはちきれそうになっているそれに舌を這わせ頬をへこませる。
「・・・もっと・・・吸って・・・」
ちゅると香子の唾液と先走りの液とで水音を作り出す。香子に出来る精一杯で武史のそれに奉仕する。
・・・・欲しい・・・・胎内に・・・
強烈な飢餓感が香子の全身を支配する。ことさらにそれを舐りながら徐々に口内から出すと武史を見上げる。
「・・ん?」
「・・・・・来て・・・」
「・・・欲しいの?」
小さくうなずくと眼を伏せる。その顔を強引に上げさせると武史は視線を一度あわせたのち窓際を見た。
「あそこに、座って。」
「え・・・」
ガラス張りの窓。高層ホテルだからと言ってもどこからか見られないとも限らない。
「欲しいんでしょう?だったら・・・・」
あごを向けて香子を促す。羞恥心にへたり込みそうになりながらもガラスを背に縁に腰掛ける。
高さがあるため香子の脚が少しだけ床に届かない、頼りなげに宙に浮くその指先を武史は口に含んだ。
「んん!・・や・・・きた・・・ない・・・・」
そのままゆっくりと上へとあがってくる唇があちこちへと飛ぶとその部分から火がついたような快感が湧きあがる。香子が顕著に反応する膝から太ももへのラインは特に念入りにいたぶり反応を確かめる。
「・・・ふ・・・くぅ・・ん・・・・んん・・・はぁ・・・」
縁をつかむ手がぶるぶる震え、香子は滑り落ちそうになるも武史からの無言のプレッシャーがそれを許さない。
「ああ・・・・んはぁ・・・あ・・・・くぅ・・・んん・・」
「膝・・・曲げて・・・」
言われるがまま香子が曲げると武史の両手が膝を割り、その足先を窓の縁にかけさせた。
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