not 新婚 but lovers? 2
太陽がぎらぎらと照りつける中二人は軽く手を繋いで家を出る。
暑さに負け、近場のイタリアンへと出かける。
それほど格式ばったわけではない、ビストロ風のその店は以前はよく行ったものだった。
ランチも手ごろな価格で出している。
しかし・・・小1時間もすると家へと戻ってくる。
その辺をぶらつこうにも天高く昇った太陽光線は容赦なかったからだ。
諦めて家でのんびりしようと帰り際にデザートを少し仕入れてきたぐらいであった。
「おいしかった、あのお店も久しぶりだったね〜。」
「ああ、そうだな。」
「前は、ほら・・・・魔界に帰る前。だったもんね。」
「・・・・そうだな・・・」
俊はけだるそうにソファに腰掛ける。
「あっちーな。」
「エアコン、タイマーつけておけばよかったね。」
「ああ、そういえばそうだな・・・・・・・」
と俊はふと考え込む。
「俊?」
「なぁ?」
「ん?」
蘭世が俊を覗き込むと
「シャワーでも浴びるか。お前も来いよ。」
「ええええええ!!!!」
「そうしようぜ。ほら。」
「待って、待って、ねぇ・・・」
「時間もったいないだろ、ほら。」
(・・・何の時間?w by作者)
「ええええ〜〜〜〜〜。」
抵抗あえなく、背中を押されながらバスルームへと連れ去られていく。
暑さに少々俊の頭ものぼせ気味らしい。
いつもより言葉が多い。
「ひゃぁ!!!」
俊があっさりと蘭世のワンピースを脱がせてしまう。
その手が下着にかかろうとしたとき蘭世は思わず身を捩じらせて
「・・・わ・・判った!!!自分でするからぁ〜〜〜〜・・」
と背中を俊に向けながら
「もう!見ないでったらぁ・・」
「へ〜へ〜。」
さっさと自分の服を脱ぎ捨てると俊はバスルームへ入り派手な水音を上げ始める。
湯気がガラス越しに見えるのを確認し、蘭世はおずおずと扉を開けた。
「きゃっ!!」
「気持ちいいだろ?」
少し温めのお湯が蘭世の頭から浴びせられる。
「俊!!!」
「汗流してしまえよ、ほら。」
と俊がシャワーヘッドを蘭世に向けてさらにかける。
「もぉ〜お〜。」
二人ともびしょぬれになりながらそれなりの広さのあるバスルームでいつしかじゃれあう。
俊がシャンプーを蘭世の髪に撫で付けわしゃわしゃと泡立て始める。
「卓がおなかにいる時よくこうして洗ってくれたよね・・・」
おなかをしんどそうにしている蘭世を気遣い、結構とあれこれ俊は世話を焼いていたのだった。
「そうだなぁ・・」
と髪をざっと流すと今度はボディソープを手に取り蘭世の背中を撫で上げた。
「・・ん・・・」
やさしい手の温もり。
石鹸のぬめりがいつもより滑らかに動かされる。
その手が自然と蘭世の腹部へと移動した。
「かなり大きかったからな・・・」
「重かったよ、卓。」
蘭世はそういいながら首だけ振り返り俊を見上げ微笑む。
そっと俊はその蘭世の唇に口付けた・・・・
・・・・ありがとう・・・
シャワーが祝福するように太陽に光るー
俊の手がゆっくりと上へと滑った。
「・・・ぁ・・・」
以前より大きめなその乳房をそっと覆う。
「・・だめ・・・」
「やっぱり、少し違うな。」
「え・・・?」
「いや・・・」
・・・・大きくなったなぁ・・・・実に・・
とは思いつつ、言えば怒られるの承知なので口にはしない俊なのでありました。
しばらくその大きさを楽しむとやわやわとその乳房を揉みはじめる。
「・・・ぁ・・・・・」
今は卓に独占されているそこは俊のお気に入りの場所でもある。
あまり強くしないようにその感触を楽しむ。
「・・だめぇ・・・」
蘭世が甘えたような、困ったようなそんな声も水音にかき消されるだけ。
俊は蘭世の身体を反転させると腰をバスタブに腰掛けさせその前に跪きそっと大きくなった乳房の先端を口に含む。
「やっ・・・・」
ここのところずっと卓にしか触れさせていないその少し張った母の部分を吸い上げられる。
「・・んん・・・」
奥底に眠る何かがゆり覚まされるよう。
俊の口の中にほのかに甘い感覚が広がった。
「・・・ぁ・・・・・」
「痛く・・・ないか・・?」
それでも、少しだけ気遣うようにそう囁くと蘭世は小さく首を横に降る。
「・・・だい・・じょうぶ・・だけど・・・・」
丁度、いつもなら卓の食事の時間にも近いせいなのだろう・・・・そう思い俊はさらに吸い付く。
卓に吸われるとのは全く違う感覚が蘭世を襲う。
「・・は・・ぁぁ・・・」
くすぐったいようなそれでいて、違う。
ひとしきりそれを味わうと俊は蘭世を解放する。
「・・ふ・・ぁ・・・」
緩やかに絡む思い出される二人だけの感覚ー
俊はそのままそっと蘭世の両足を開くように促す。
蘭世は一瞬の抵抗を示すものの引く様子のない俊にぎゅっと眼を瞑りわずかに膝を開いた。
その隙間に手を差し込むとそっと明るい中でそこを晒す。
跳ねる水が二人を濡らす。
俊は唇を膝頭に当てる。
「・・・はっ・・あ・・・」
思いも寄らない場所に口付けられ蘭世は戸惑いを隠せず薄目を開ける。
明るすぎるくらいのバスルームで跪いて自分に触れる俊が見えた。

・・・・嬉しい・・・

本当は不安だった。
卓を身篭ってからというもの、俊は蘭世を求めようとしてこなかったから。
でも、それは杞憂で、ただ俊は自分を大事にしてくれていただけだったとことさらのように気がつくー

舌先がつぅっと膝から太股を舐め上げる。
「ぁぁ!・・・」
思わずあがる声に俊は気を良くしたように幾度と無く繰り返す。
片方の手はもう片方の同じ場所をなぞる。

・・・判っていたさ、そんなこと。
蘭世の不安などお見通しの俊だったが、それでもさすがにそんなことは出来ようも無かった。
卓がいるからというよりも、蘭世の身体のほうが心配だったからだ。
産まれてからも確実に忙しいはずなのに自分のことも一生懸命にする蘭世の身体が。

久しぶりの感触に俊は我を忘れそうになる。
滑らかな肌は変わらないーどころか前よりももっと透明感を増しているようにすら思えるほど。
「はぁ・・・ぁ・・・ん・・・や・・だめぇ・・・」
蘭世の両手が必死でバスタブを淵をつかみながらその上半身が大きく揺れ始める。
ふっと俊は唇を離すと立ち上がりシャワーをとめる。
「しゅ・・ん・・・」
戸惑ったような蘭世の声を聞きながらも手早くバスタオルを取る。
さっと互いの身体を軽く拭き、俊は蘭世を抱きかかえ、その唇に深く口付ける。
「ん・・・・」
暑さにもではなく、熱さーが二人の中に宿る。
もどかしいとばかりに俊は一瞬で寝室へと移動を図るとベッドの上で蘭世の裸体を横たえる。

言葉は要らない。

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