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佐々木倫子作品でどうぞ!

1 :名無しさん@ピンキー :02/08/08 14:45 ID:HVOfN9mU
「動物のお医者さん」とか「Heaven?」など、
彼女の作品には徹底してエロがない。そう、恋愛さえも。しかし、
そこがまた妄想の宝庫だったりする。
みなさんの妄想をお待ちしています。

2 :名無しさん@ピンキー :02/08/08 18:35 ID:UfkI68Df
2ゲトー

3 :名無しさん@ピンキー :02/08/08 18:46 ID:y3Jztty/
無理

4 :名無しさん@ピンキー :02/08/08 21:41 ID:lF5A6MY6
むしろ遠藤淑子キャラが欲しい。

5 :名無しさん@ピンキー :02/08/08 22:25 ID:bK8B9YBK
妄想のカケラモナイ

6 :名無しさん@ピンキー :02/08/09 07:13 ID:D+wQxv1v
カップリングは容易に思いつくけど。
「動物」ではハムテル×菱沼、二階堂×菱沼(あるいはこの3人で・・・)、
小林×小泉、ハムテル×小夜ちゃん、二階堂×小夜ちゃん、
神矢×菱沼、神矢×小夜ちゃんetc・・・

「Heaven?」では伊賀×オーナー

古いけど「忘却シリーズ」では勝久×莢子(「家族の肖像」第3話のヒロインで、
勝久を好きな子)」、勝久もしくは瑞生×蒔絵(「代名詞の迷宮」のヒロインで、
ヤクザのお嬢)

ただ、話に持っていけないのがチトマズー。

7 :名無しさん@ピンキー :02/08/10 05:30 ID:2qy+e0Yh
菅原教授に馬の性欲処理をさせられる菱沼⋯

8 :名無しさん@ピンキー :02/08/10 08:20 ID:J2Erzl7e
雁子と鴫子がレズってる画像きぼん

9 :名無しさん@ピンキー :02/08/10 14:27 ID:TaJ/AElb
>>8
ずいぶんコアなところに持ってきたね〜(w 
漏れもきぼん。

10 :名無しさん@ピンキー :02/08/10 16:35 ID:k6z6LdyN
ほとんどダッチワイフ同然のサセ子さんだった菱沼。
はじめはショックを受けたものの欲望には勝てず、
完全マグロの菱沼に奉仕するハムテル二階堂のコンビ。

11 :名無しさん@ピンキー :02/08/10 22:32 ID:zm7E7H23
悪の漫研のおねーさん達⋯とかいったらダメっすか?

12 :名無しさん@ピンキー :02/08/11 05:10 ID:Pg1hxMrq
同人誌で読んだコトあるよ、ハムテル&二階堂vs菱沼さん。
スカトロモノだったけど。
チョビも出てたな、そーいえば。

13 :名無しさん@ピンキー :02/08/11 09:05 ID:7JdDdt3v
>12
めちゃ読みたい⋯⋯。
内容詳しく教えて〜!

14 :名無しさん@ピンキー :02/08/11 09:58 ID:5QcqwZM3
漆原教授にアフリカ原産の精力剤と媚薬の効力試験をさせられる二階堂・ハムテルVS菱沼!?

15 :あぼーん
 
16 :名無しさん@ピンキー :02/08/11 18:07 ID:upRe/Ehr
なんてマニアックナスレなんだ!

酔った勢いで理性のぶちきれた伊賀くんが、
オーナーをヒイヒイいわすとことか見たい。

17 :名無しさん@ピンキー :02/08/11 18:07 ID:bbvEcp7G
なんてマニアックナスレなんだ!

酔った勢いで理性のぶちきれた伊賀くんが、
オーナーをヒイヒイいわすとことか見たい。

18 :名無しさん@ピンキー :02/08/11 22:10 ID:MIpVJczj
一度でいいからシーザー×チョビを見てみたいぞ!

19 :名無しさん@ピンキー :02/08/12 14:42 ID:LpTxg+f5
潔癖症の小夜ちゃんの心を汚したい・・・

20 :名無しさん@ピンキー :02/08/12 17:15 ID:7IX7jd7k
「忘却シリーズ」の勝久が、おどおどびくびくしながらも
快楽にのめりこんでいく様子が見たいよ〜!
もちろん相手はあの初恋の子。かわいいように見えて実は淫乱な
莢子ちゃんに萌える。莢子ちゃんによって目覚める勝久萌え〜!
前にもあったけど、ヤクザの嬢ちゃんもいいな。
こっちは「どきどき初体験同士」って感じで。

21 :名無しさん@ピンキー :02/08/12 23:10 ID:DKHXU4NC
だれかー、SSあげてくれー!佐々木エロパロならなんでもいい。
よみたいぞ。ヽ(`Д´)ノウワァァン

22 :アオイ :02/08/12 23:48 ID:9tTvfbPz
わたしも見たいぞー(>_<)
安直なとこではハムテル×菱沼。
おばあさん×二階堂はどうだー!?
絶対に迫力に負けて二階堂はいいなりだ☆ 更におばあさんの欲望を手伝うハムテル⋯とかとか。

23 :名無しさん@ピンキー :02/08/13 00:03 ID:bgFD6qSq
>>22
おばあさん・・・枯れてなかったんだね。
二階堂が生気を吸い取られてミイラになってしまいそう。

24 :名無しさん@ピンキー :02/08/13 00:37 ID:aK9mdoSc
おまえら!「〜が見たい」だけじゃなくてSSも上げれ!・・・て下さい。
臥してお願い申し上げます。

25 :名無しさん@ピンキー :02/08/13 22:36 ID:vwwmt5l4
ttp://www.ksky.ne.jp/~thinklab/think/heroin/MG002L.html
皆様にコソーリとプレゼント。
角煮板の「レアキャラリクエストフォーム」の「川原泉の⋯」という依頼で貼ってあったアドレスから発見

26 :名無しさん@ピンキー :02/08/14 10:13 ID:SopTO54R
>>25
ありが?。わたしも見たことあるよ。

27 :名無しさん@ピンキー :02/08/15 00:08 ID:RQ0JvyF6
チョビ×ハムテルとか、二階堂×スナネズミ達とかなら見てみたい・・・。

28 :名無しさん@ピンキー :02/08/15 20:02 ID:vj0z+y5Y
いつも幸せそうな顔のスナネズミに、集団でちんこカジられる二階堂・・・。
かわいそすぎる・・・。

29 :名無しさん@ピンキー :02/08/15 22:07 ID:WLHg6ZgU
おもしいからage

30 :名無しさん@ピンキー :02/08/16 19:53 ID:HU6D9vgG
>>28
禿同!かわいそすぎるぜ。ガクガクブルブル・・・。
漏れがいいのは、普段は痛みなどの感覚が鈍いのに、Hの時だけ感じまくる
菱沼さん。しかも低空飛行なのに丈夫ときたもんだ。
ハムテルや二階堂のほうがギブアップするくらいに何度も欲しがっちゃったりする。
うん、萌える。

31 :名無しさん@ピンキー :02/08/16 20:23 ID:ZdE10Iy9
>>13
確かむかーしの久保書店の同人アンソロジーに載ってた。
サークルはRAT TAIL、書いてる人はIRIE YAMAZAKI。

内容は不感症の菱沼を3人でレイプするがまるで無感動なのでガックシ、しかし肛門責め始めたら途端に感じまくるのだった。
てなもん。
同人ショップでも中古で入手出来ると思う。

32 :名無しさん@ピンキー :02/08/18 21:03 ID:b+ks2mlD
>>31
菱沼ってまさかバージンじゃないよね?
初めての相手ってどんなヤシだったのかな?
貴様ら、妄想をあげてください。

33 :名無しさん@ピンキー :02/08/22 21:58 ID:JD4neIl1
>>18
自分も一回でいいからシーザー×チョビを見たいと思ってたクチです。
といっても擬人化ですが。
こんなん考えるの、日本広しといえど自分だけだと思ってたので、何かうれしい(w

傍若無人ではた迷惑なリーダー的存在のシーザー(若かりし頃の漆原教授みたいなの
キボン)と、学級委員みたいな真面目で可愛いチョビ⋯。
見たいなあ⋯(;´Д`)ハァハァ

34 :名無しさん@ピンキー :02/08/22 23:02 ID:m5Qe6j9x
>>33
漆原教授と小夜ちゃんか?

35 :名無しさん@ピンキー :02/08/23 03:44 ID:xvo0wBiQ
シーザー:オレはヤルぜ オレはヤルぜ オレはヤッてやるぜ!!
チョビ:うるさい・・・
シーザー:オレはニオイを嗅ぐぜ オレはニオイを嗅ぐぜ オレはま○このニオイを嗅ぐぜ!!
チョビ:うるさい・・・
クンクンクンクンクンクンクンクンクンクン・・・
シーザー:オレはニオイを嗅いだぜ オレはニオイを嗅いだぜ オレは発情したクサイま○このニオイを嗅いだぜ!!
チョビ:やかましい・・・!
シーザー:オレは入れるぜ オレは入れるぜ オレはま○こにち○ぽを入れるぜ!!
チョビ:怖い・・・
ガシッ!! グニグニグニ・・ズリュッ!!
シーザー:オレは入れたぜ オレは入れたぜ オレはち○ぽを入れたぜ!!
チョビ:痛い・・・
シーザー:オレは振るぜ オレは振るぜ オレは腰を振るぜ!!
チョビ:うるさい・・・
カクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカク・・・
シーザー:オレは気持ちいいぜ オレは気持ちいいぜ オレはすごく気持ちいいぜ!!
チョビ:激しい・・・
シーザー:オオオオオレはイクぜ オレはイクぜ オレは思いっきしイクぜ〜〜〜!!!!!
チョビ:・・・・・
どぴゅっ!! びゅっびゅっびゅっびゅるびゅるびゅるぴゅるっ・・だら〜〜〜・・・
シーザー:ゼ〜〜〜ゼ〜〜〜・・・オ、オレはヤッたぜ オレはヤッたぜ オレはヤッてやったぜ!!
チョビ:・・・早い・・・

>>18、33
連載されてた週刊誌(タイトル忘れた)に付いてきた付録を参考に考えると、きっとこんな内容になると思われ。

36 :名無しさん@ピンキー :02/08/25 09:49 ID:WfArshIr
>35
笑い死にしそうになりますた。犬ってそんなカンジだよな。

ところで「妄想のカケラもない」と思えるのが奴らが
せっくす=交尾
ってのを想像させるからじゃないかと。
交尾じゃ萌えん。ということでどうしても笑いの方向に・・・じゃない?

37 :名無しさん@ピンキー :02/08/25 12:57 ID:q4cIz/js
>7
菅原「菱沼君、馬のタネタロウの種取り、やってくれんかね?」
菱沼「種取り⋯ですか?」
菅原「この一升瓶にタネタロウの精液を採取してきてくれたまえ。来週、交配実験の研究に使う。ではな」
菱沼「って⋯どうやればいいのかな?」
がしゃ
菱沼「ま、まさかとは思うけど、人間の女見て興奮したりしないわよねえ?」
と言いつつ、馬小屋を施錠し、脱ぎ始める菱沼⋯。
急に呻きだし、怒髪天を衝く勢いに巨根を勃起させるタネタロウ。
菱沼、恐る恐る虚根ゴム手袋越しにこすり始める。

38 :名無しさん@ピンキー :02/08/25 15:58 ID:jRv1nsNC
>>37
す、すごい・・・。ハァハァ(;´Д`)
はやく、はやく続きを!

ところで、復刊ドットコムに佐々木倫子先生のコミックス未収録分を
出して欲しいという投票が今136票集まっていて、復刊交渉予定に
なっているのをおまえらはご存知でしょうか?
いずれも「動物」以前の作品ですが、人目にあまり触れずに
眠っているのはもったいなさすぎる!それに、これを読めば新たな
エロパロネタが浮かぶこと間違いなし!というわけで
投票お願いします!アドレスはここ。↓
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=6822

39 :38 :02/08/26 21:42 ID:j1eDov0p
前レスの補足。
エロサイトに飛ぶけど、真中くらいのところにこのアドレスがあるから
大丈夫!びっくりしないでね。

40 :名無しさん@ピンキー :02/08/27 07:11 ID:cvmZj6y5
>>38に行った人、いる?(w

41 :名無しさん@ピンキー :02/08/27 18:33 ID:wnLn0cTY
>>40
あたし行ったよ。でも、通っただけ。
中までは行ってない。
復刊ドットコムのアドレスをクリック!だったから。
(これじゃ意味ないかw)

42 :あぼーん :あぼーん
あぼーん

43 :名無しさん@ピンキー :02/08/29 21:39 ID:9dZPAny9
>>37
続きをキボンヌ!

44 :名無しさん@ピンキー :02/09/01 15:11 ID:aUXhoSIg
>28
それを見て連想したけど、犬に@@@@なこととかされちゃう小泉とか

45 :roll :02/09/02 13:35 ID:LKgdpSAn
妄想してもいいですか?

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 学生生活というのは、何かにつけて打ち上げというものが多いものである。
 今日も今日とて獣医学部のみなさんは行きつけの居酒屋で騒いでいる。今回は小夜ちゃん卒論完成祝いだとか。
「おお、菱沼くん、珍しいじゃないか。」菅原教授が菱沼に声を掛けた。
彼女は何故かこういう集まりには余り来たことがない。いつも何かよく分からない理由を付けて(しかし彼女にとっては大切なことらしい)皆の勧誘から逃れていた。
「今日は折角小夜ちゃんの論文が上がったっていうから・・・。」
それを、今までハムテルと二階堂と談笑していた小夜子がくるっと振り向いた。
「まあ、ごめんなさい、今までずっと菱沼さんってちゃらんぽらんな人だとばっかり思ってて・・・来てくださってありがとうございます。」
菱沼の目が光ったかと思うと、小夜子の視線とぶつかってぱちっと音を立てた。
(小夜ちゃん、間違ってないけど、口に出しちゃ・・・。)
(菱沼さん、自分の論文は全然進んでないからな・・・。)
その後ろでハムテルと二階堂は目を合わせ、お互い同じようなことを考えていることを確認した。
 が、菱沼はギャラリーには目もくれず、ふいとそこを離れてしまった。その後を菅原教授が「お、おい、菱沼くん・・・」と言いつつ追いかけていく。
(とりあえず、色々巻き込んだごたごたにならなくて良かった・・・。)
ハムテルと二階堂はまた二人して同じことを思っていた。
 しばらくすると、菅原教授に何かぶつぶつと文句を言いながらも菱沼は飲み始めた。それを見てハムテルと二階堂はほっとしていたが、これから起こることの欠片も予想はしていなかった・・・。

46 :roll :02/09/02 13:37 ID:LKgdpSAn
えー、この後の展開ですが、とりあえず菱沼さんは酔います。
で、それから・・・

一、介抱してくれたハムテルと。
二、二階堂が菱沼さんが好きだと言ったら、ハムテルに奪われる(逆も可)。
三、実は菅原教授は菱沼さんと出来ている。
四、実は実は菱沼さん、小夜ちゃんのことが好きで突っ張ってたけど、打ち明けてみたら受け入れられちゃって、なし崩し的になだれ込む。

と、私の考えているのはこんなとこです。どうでしょう?

47 :名無しさん@ピンキー :02/09/02 18:35 ID:3jnqvL0b
えへ、えへ、もっと続きを〜!
やっとスレらしくなってきた。

48 :名無しさん@ピンキー :02/09/03 01:19 ID:gKtXEicb
2で!

49 :名無しさん@ピンキー :02/09/03 13:19 ID:h2QloryT
同じく2!2で続きをプリーズ!!!

50 :名無しさん@ピンキー :02/09/03 13:29 ID:D6d5rgGm
いや、ジンギスカンの風味を強力に漂わせながら、
「四」のシチュエーションで。(レズものが好きなんだよほ〜う)

51 :名無しさん@ピンキー :02/09/04 21:01 ID:TTUy+YqB
1で!!!頼む!

52 :名無しさん@ピンキー :02/09/04 21:09 ID:IoXTEBBg
この際全部でいっちゃえ〜!お願いします。

53 :名無しさん@ピンキー :02/09/04 22:49 ID:05sO3tcq
小林×小夜ちゃん

54 :roll :02/09/05 14:48 ID:lKxzbEUX
それでは、まずは二のバージョンで・・・。

------------------
 宴もたけなわ、菱沼は先ほど小夜子と衝突しかけたことなどは持ち前の記憶力ですっかりと忘れ、
のほほんと温燗を啜っていた。隣では相変わらず菅原教授がぶつぶつと馬の魅力について語り続けている。
 その頃、ハムテルと二階堂は同じ想いを抱いていた。
(こんな集まりに菱沼さんがやってくるなんて滅多にない! 今日こそは・・・!)
類は友を呼ぶと言うが、二人して、よりにもよって菱沼を好きなのであった。勿論、お互いにはそのことを
知っているはずもない。
 そこに突如威勢のいい声が入る。
「さー、それではそろそろ一気の時間がやって参りました!!」
巷では一気は絶滅しかけているが、そんなことはここでは関係ないらしい。しかもくじ引き制だ。
「来ました来ました! 本日は、菱沼さんからです!!!」
菱沼、それはこういうくじでは特賞を一発で引き当てる女。一同一気に盛り上がる。それもそうだ、菱沼の
一気など未だかつて誰も見たことがない、というより、彼女が酔った姿を誰も見たことがないのだ。それに
ついては既に色々な噂が流れていた。「ウワバミで、いくら飲んでも普段と全然変わらない」とか「一口で
倒れる」とか「酔うとキス魔だ」というものまで。とりあえず今まで静か〜に飲んでいたので、「一口で
倒れる説」は覆された。しかし、どう見てもまだ酔っていない。それとも普段からあんなだから分からない
だけなのだろうか・・・。
 そんなみんなの思惑をよそに、菱沼は合いの手のはいる暇すらなく一気を敢行した。
「ああっ、菱沼さん、手順ってものが・・・」
 一合瓶を綺麗に干した彼女は、そう言いかけた司会の学生をぎろっと睨んだ。
55 :roll :02/09/05 14:51 ID:lKxzbEUX
「・・・あんですって?」目が据わっている。
「大体ねー、何で日本人が英語で論文書かなきゃいけないのよ! それでそう言ったら何で偶然日本語が
出来るアメリカ人が私と同じ研究してんのよ!! 元はと言えば菅原教授がこの研究は世界的にもまだ
例がないとか何とかそういうことを言って私をそそのかして・・・」
 ハムテルと二階堂はおもむろに後ろへ振り向いた。そこでは漆原教授が一年生を捕まえて、家に
どれほどアフリカ美術品の置き場がないかを、とくとくと語っていた。
(菱沼さんも・・・)
(からみ酒か・・・)
 哀れ司会の学生は、菱沼にがっと腕を捕まれて「ひー」などと弱々しく言っている。目でこちらに助けを
求めるが、既に別の学生が司会に立ち、
「さてさて、2番目を引いたのは誰でしょー!!」と叫んでいる。
が、誰も名乗りを上げない。ハムテルの番号は12番。これは今日は回ってこないな、と思ったと同時に、
ふと二階堂の番号が気になった。
「二階堂、お前番号いくつ?」
「ん? あ、そういえばいくつだろう?」
やっと二階堂、ここで自分の手の中のくじを見た。
「ああっっ! 俺だ!!!」そう言うと同時につっこみと歓声が二階堂を襲う。
 手渡された一合瓶を見て、そして未ださっきの学生にからみ続けている菱沼を見る。
(俺、何やってんだろう・・・)
そう自問するけれど、この状況では一気をしない訳に行かない。

56 :roll :02/09/05 14:52 ID:lKxzbEUX
(いやだなあ・・・記憶があった試しがないんだよなあ・・・)
実は二階堂は、激しく酒に弱い。それでもこりずに飲み会に来るのは「本当に」綺麗さっぱり記憶をなくす
からだ。だから、呼ばれるとつい言ってしまう。しかし、みんなはそうなった二階堂で楽しむために呼んで
いるのだが、勿論本人がそれを知るよしもない。
「・・・じゃあ、行きます!!」
 そう宣言して、二階堂も一合を全て飲み干した。と、その瞬間、彼は脱力し畳に膝をついた。頭をうなだれ、
その表情は見えない。
「・・・おーい、二階堂?」ハムテルの呼びかけにも応えない。
 これは本格的にやばいかとみんなが思い始めた頃、突然顔を上げると叫んだ。
「菱沼さんっっ!!!」どよめく一同。
当の菱沼は「ほえ?」という顔をして振り向いた。
「好きです。つきあってください。」
一瞬の静寂の後、辺りは怒号と悲鳴と訳の分からない声に溢れた。

57 :roll :02/09/05 14:57 ID:lKxzbEUX
これからの展開: 奪うっていうより・・・かすめとる?

やっぱきましたね「全部やっちゃえ作戦。」
はは、のせられそ。
四は、個人的趣味です! 
リクエストがなくっても書くつもりだったりして。(w

58 :名無しさん@ピンキー :02/09/05 18:42 ID:mcJvcwly
(・∀・)イイ!ドキドキしてきたよ。リクエストなしでもがんがん行っちゃってください!
rollさんマンセー!!

59 :名無しさん@ピンキー :02/09/05 19:14 ID:4iAOc74v
二階堂の突然の告白(酔っていても)にハムテルの心境やいかに?!
ああ、心拍数が・・・ハァハァ(;´Д`)

60 :あぼーん :あぼーん
あぼーん

61 :名無しさん@ピンキー :02/09/05 23:20 ID:Xcv4+5De
鼠に襲われる二階堂ならぬ
犬に襲われる小泉を見てみたい。

62 :名無しさん@ピンキー :02/09/06 05:31 ID:C2FVwhn/
菱沼とのからみよりも、ハムテルと二階堂のホモネタの方が容易に想像できる⋯
⋯イッテキマス⋯

63 :名無しさん@ピンキー :02/09/06 16:08 ID:ECH8dWy5
>>62
801板もあるでよ。

64 :あぼーん :あぼーん
あぼーん

65 :あぼーん :あぼーん
あぼーん

66 :名無しさん@ピンキー :02/09/07 22:30 ID:mI7FBVor
rollさーん、どこいっちゃったの?
続きが楽しみだ。戻ってきて〜!

67 :roll :02/09/08 02:10 ID:g/kZmntD
ちょっとずつ進みます。

----------------------------------
「ぶはははは、何言ってんのよ!」菱沼は即座に笑い出した。
もしかしたら酔っている時の方がレスポンスがいいのかもしれない。
「ちっ、違います! 冗談じゃなくって・・・本気です!」
無駄に真剣な二階堂の前で、菱沼は未だに笑い転げ続けていた。
「頑張れ、二階堂〜!!」
「いいぞー、菱沼さーん!!」野次馬の歓声も飛び始める。
一旦は大騒ぎになるかと思われたが、最早すっかりお笑いの世界である。
「うう、本当に本気なのに・・・。」
そう言ってうなだれる二階堂を慰めながらハムテルは言った。
「まあまあ、しょうがないじゃないか、いつものお前のパターンで行くと
こんなもんなんだから。」二階堂の記憶がなくなるのをいいことに、
言いたい放題だ。
そんな楽しそうなハムテルを見て他の学生達は
「ハムテルってワルだよな。」
「実はアイツが一番酷いこと言ってるよな。」と囁き合った。
しかし、ハムテルはそんなクールな外面とは裏腹に、心の中では色々な
考えがぐるぐる回っていた。

68 :roll :02/09/08 02:12 ID:g/kZmntD
(二階堂も菱沼さんのことを・・・? まさか。でも、二階堂はこんなに
なっても嘘を言うことはないからな。多分本当なんだろう。)
二階堂は「菱沼さーん」と言いつつ彼女の近くに行こうとしたが、彼女の
強烈なチョップを喰らって撃墜した。
(菱沼さんにその気はなさそうだ・・・って言っても、今は酔ってるから
あんななのかもしれないな。けど、素面の時に言っても反応に変わりが
あるとは思えない・・・。分かるな、つい言っちゃった二階堂の気持ちが。)
「でも・・・」ハムテルは思わず口に出した。
二階堂は畳に突っ伏して気を失ったままだ。多分ひっくり返せば白目を
むいている。菱沼さんはと言うとさらに一気を成功させ、拍手喝采を浴びて
いる。
「僕はどうすればいいんだろう・・・。」どんちゃん騒ぎの渦にハムテルの
呟きは掻き消された。

69 :名無しさん@ピンキー :02/09/08 05:07 ID:Oebl/iLX
続きが木に鳴りますね( ・∀・)σ)Д`) プニュ

70 :名無しさん@ピンキー :02/09/08 09:04 ID:9dWEM2G6
うーん、やっぱり文章で読んでも面白くない。
あの佐々木タッチの絵がないと・・・

71 :名無しさん@ピンキー :02/09/08 12:00 ID:fAHOsYao
え〜〜、面白いよ。じっと目を閉じて想像力を働かせてごらんよ。
想像できるところが活字の最大の長所!let's imagine! 

72 :名無しさん@ピンキー :02/09/08 21:28 ID:7xMHYKYv
どうなるのかな。ハムテルが菱沼さんをどのように奪うのか非常に気になる。
rollさん、おねがいっ!

73 :名無しさん@ピンキー :02/09/09 09:25 ID:pjFzvhOd
はやくエロが見たい!

74 :roll :02/09/09 11:24 ID:/YntVAiU
ご心配なく。エロ漫画小説板でエロ無しで終わらせるほど根性ワルではない
です・・・。

----------------------------------------
 時刻は午前1時。ハムテルはほぼ素面であるがために、半分死にかけの菱沼
と3分の2以上死にかけの二階堂を託された。
(・・・僕はどうすればいいんだろう・・・;-;)
酔っぱらいを2人も押しつけられ、先ほどとは違う心境で同じ問いを思った。
「二階堂! ほらしっかりしろ! タクシーに乗るぞ!」
「・・・んあ〜・・・?」
「菱沼さん、道行く人に食べ物をねだらないでください! もう充分食べた
でしょう!?」
「え〜、だっていい匂い〜。」
ハムテルは、やっとの事で2人をタクシーに詰め込んだ。ハムテルは、二階堂
−菱沼−ハムテル、の順に家を回ることにし、運転手に道順を告げた。
75 :roll :02/09/09 11:26 ID:/YntVAiU
「菱沼さん、平気ですか?」二階堂はと言うと既に力尽きている。
「うん、平気。」あっさりとこたえる菱沼。
 しかし彼女がしたたかに酔っているのはハムテルには明らかだ。いつも
なら、こういう風に訊かれれば「なによう、私が酔ってるとでも言うの?」
とか言ってからんでくるはずだ。けれど今はにこにことハムテルに微笑んで
いる。
(酔いはじめだけなのかな、からむのは・・・。というより、普段が普通の
人が酔っているみたいなんだよなあ。)
 そして、自分も少し酔ったのかもしれないとハムテルは思った。やけに、
目の前の菱沼の笑顔が・・・。
(菱沼さんってほんとは美人なんだよな。いつものあの言動がそれを隠してる
だけで。)
反対隣りを見ると、二階堂が幸せそうに寝息をたてている。
 ここで初めてハムテルは自分の置かれている状況を把握した。二階堂は
アドバンテージを取ったが今は酔いつぶれていて、自分は菱沼さんを好きで、
彼女は何かやけにかわいい。(もしかしてこれって・・・チャンスなんだろう
か。)


76 :roll :02/09/09 11:32 ID:/YntVAiU
 果たしてハムテルは、二階堂を無事家に送り届け、菱沼と共にとあるホテル
の前に立つ。
「菱沼さん・・・。」菱沼は相変わらずのおとぼけ顔をハムテルに向ける。
(言わなくちゃ・・・! ここで、ここしかない! 二階堂には悪いけど、
僕だって・・・!)
ハムテルは、心の中で必死に自分の背中を押していた、が。
「寒い。入ろうよ。」菱沼はあっさりと言った。
そしてすたすたと入り口に向かって歩き始める。
「え、ちょ、ひ、菱沼さん・・・!?」
ハムテルはあわててその後を追った。

77 :名無しさん@ピンキー :02/09/09 19:15 ID:T3qdL3R+
果たしてふだんクールなハムテルが菱沼さんをハァハァ(;´Д`)言わせることが
できるでしょうか?!楽しみだ!

78 :名無しさん@ピンキー :02/09/10 00:06 ID:4AnuBwmW
久々に覗いたら、めっちゃステキな展開になっててドキドキ
rollさん、激しく楽しみにしてます!!

そういえば、最初にこの漫画友達から借りた時「ハムテルは
もしかして菱沼さんとくっついたりするのかなぁ?」と聞いたら
(漫画には恋愛が付き物だと思ってた)、「この漫画にはそーゆうのが
一切ないから」と、瞬殺された経験が⋯(w
だからこそ萌えるんだが。

79 :名無しさん@ピンキー :02/09/10 22:43 ID:OxKThVB0
是非是非続きをぉぉぉぉ〜〜〜
早くよみたひ・・・

「動物の〜」だけでなく「ヘブン」もキボンヌ。
クールな伊賀君のテクとか、店長(堤)のテクが
気になる〜〜〜

80 :名無しさん@ピンキー :02/09/10 23:03 ID:TsQlqXln
>>79
ソレ、(・∀・)イイ!

81 :伊賀フェチ :02/09/11 01:36 ID:/I7rs71M
じゃぁ伊賀でかいてみよかな・・・・文才無いけど・・・

*******************************
いつものように暑い昼下がりだった。
たった1人で伊賀はパントリーでシルバーを磨いていた。
そうたった1人で・・・

「ロワンディシー」は定休日だ。
しかし明日は大口の予約が昼に入ってしまった。
川合君だけに任すわけにもいかず、かといって休日あけの
昼の予約に間に合わせるには、時間がなかった。

そのため伊賀は休日出勤を申し出、翌日に準備をする事になった。

「シルバー磨きをしていると、落ち着く・・・」
そんな風に伊賀は思いながら只黙々と仕事をこなしていた。

彼自身今の仕事が嫌なわけではない、経験もまだ浅く、
いや、経験より自分が「サービス」の仕事に向いているかも
分からない状態であるのにも関わらず、この「ロワンディシー」から
離れられないでいる。

シルバーを磨き終え、グラスに取りかかろうとしたとき、
『ガチャン!!』と勢いよく店のドアが開いた。
乱雑なその開き方、顔を確かめるまでもない、まさしく黒須であった。


82 :伊賀フェチ :02/09/11 01:42 ID:/I7rs71M
黒須はホールを抜け、オーナーの部屋(トイレ?)に向かう。
パントリーに目をやるとそこに伊賀がいることに驚いた。
「あれ?伊賀君〜!何やってんのよ?」
「・・・オーナー・・・僕は休日出勤です。きのう言ったはずですが。」
伊賀はいつも通りクールに答えた。
「あぁそうなの?ご苦労様ね。」
言葉とは裏腹に相変わらず感謝の気持ちが込められていないようだ。

伊賀は気にせず「オーナーこそどうしたんです?今日は休みですよ。
賄いはでませんが・・・」
「ちょっとちょっと!!伊賀君!!あたしだって定休日くらい把握してるわよ!
賄いを食べに来たんじゃないの!もうっ!」
黒須は腰に手を当て、怒りをあらわにして、ツカツカと伊賀に歩み寄った。
身の危険を感じつつも、冷静を保ちながら言った
「だったらどうしたんです?」
「ああ、昨日ね、出版社からもらった赤ワイン置いてちゃったのよ!
すごい美味しいヤツ!面倒くさかったんだけどどうしても飲みたく
なって・・・あぁ!伊賀君がいると分かってたら電話一本で
もって来てもらえたのにぃ!!」
黒須の怒りは更に増したようだが、いつものことだと伊賀は黙々と
作業を続ける。

「まぁいいわ。さぁワイン持って帰ろうっと〜〜♪」
上機嫌になった黒須を無視して伊賀はグラスを丁寧に磨き続けた。
黒須に手伝ってもらおうなどという『無駄』な考えはしないように
しているのだ。

「じゃぁ頑張ってね〜」と黒須がドアのノブに手をかけた瞬間、
『ドーーーーン!!!』と重く低い音が駆け抜けた。
「な・・・何?!」そう黒須が叫んだ瞬間、窓の外は雲で覆われ
景色を灰色に変え、大きな雨粒を滝のように落としていた。
83 :伊賀フェチ :02/09/11 01:44 ID:/I7rs71M
日頃傲慢な黒須が珍しく腰を抜かしている。
「ああ・・・雷ですね。夕立ですよ。すぐやむでしょう。」
常に伊賀は冷静だ・・・
「なんですって〜〜!?これから戻ってワインを楽しもうかと思ってたのに!
どうにかしなさいよ!伊賀君!!」
そんな黒須の理不尽さにはどう返して良いか未だにつかめない・・・
「どうにかといわれましても・・・」伊賀にどうにか出来ることではない。
「・・・タクシー呼ぶ距離でもないし・・・もういいわ!
ここでワイン開けるから!!」黒須はどうしてもワインが飲みたくて
このさい場所などお構いなしの状態になっていた。

「あ〜〜料理どころかツマミもないし・・・ソムリエだって
いないじゃない!ちょっと伊賀君山縣さん呼んでよ!」
夕立のおかげて黒須のわがままはいつもより(いつも通り?)
拍車がかかっているようだ。
「いや、それはちょっと。今日は久々の休みですから・・・」
「じゃぁなんかツマミ探してきなさいよ!あとワインついでちょうだい。
せっかくレストランにいて、サービスマンもいるんだもの。
手酌なんて嫌じゃない?」「あ、せっかくといえば、そこまでやるなら
気分出さなきゃね!制服も着てきなさいよ!わかった?」
一気に要望を言い終えると鼻息も荒く満足そうに黒須は
テーブルから椅子を引きどかっと座り込んだ。

84 :伊賀フェチ :02/09/11 01:48 ID:/I7rs71M
グラスを片手に伊賀はささやかな反撃に出た
「あの・・・オーナー、僕は仕事が・・・」と言い終える前に
「いいから早くしなさいよ!早くワイン飲みたいの!」と言いかえされて
しまった。伊賀の反撃など、黒須には適わないことくらい初めから
わかっていたのだが・・・

伊賀はいっこうにはかどらないグラス磨きを一時諦め、更衣室へ向かった。
深い溜息をつきながら素早く制服を着た。
オーナーのわがままに一番慣れている伊賀だが、時々ふっと虚しさもよぎり、
だがその反面、それがオーナーらしく、羨ましいとも思う。

伊賀は厨房へ向かい、冷蔵庫を漁るも定休日のため、食材は多くの在庫を
残していない。
あとは従業員用のお茶菓子程度しかない。

「オーナー・・・こんなものしかありませんが。」といくつかの
『せんべい』をデザート用の皿に並べて出した。
いささかミスマッチではあるが、相手はオーナーだ
いたしかたない。
「え〜せんべい!?これでワイン飲むわけ?冗談じゃないわよ!」と
声を荒げるも、手は口にせんべいを運んでいる。
伊賀は黒須の言葉を無視し、ワインのコルクを抜き、
先ほどまで磨いていたグラスの一つにワインを注ぐ。

85 :伊賀フェチ :02/09/11 01:50 ID:/I7rs71M
赤ワインが大きな波を立てグラスに落ち、
そして少しずつ小さな波紋を作りながら
グラスを満たしていく。

伊賀のそのしなやかな動きと、グラスの中の赤い揺らぎ・・・
黒須は満足そうにその光景を眺め、香りを楽しみ、 口に含んだ。
「あ〜〜〜うまっ!」
・・・せっかくのワインの高級感も台無しにである。

「せんべいにワイン・・・合わない事もないか?」
首を傾げながらグラスとせんべいを口に運ぶ黒須。

ワインを楽しみながら黒須は呟いた。

「ねぇ伊賀君。たまにはこういう雰囲気も良いと思わない?
・・・1人の客に対して、1人のサービスマンの極上のサービス。
こういうのって最高の贅沢だと思わない?」

黒須は時々、本気なのか冗談なのか、急に要点をついた話をする。
そんな時の黒須はいつものわがままさをどこかに綺麗にしまい込み、
“美しく強く賢い”女性の顔をしている。

常にクールな伊賀でもそんな時の黒須の眼差しに
内心“ドキリ”としてしまうのだ。

86 :伊賀フェチ :02/09/11 01:52 ID:/I7rs71M
今日はこの辺で・・・眠い。
初心者なので
まだまだエロを感じさせるところまでいけなかった・・・
もっとコンパクトにしなくちゃかな・・・
ごめんなさい。
うざかったらもう書きません〜〜

87 :名無しさん@ピンキー :02/09/11 08:07 ID:Gry5p7Un
>>伊賀フェチさん
オーナーのわがままっぷり(・∀・)イイ!
続き気になります!

88 :名無しさん@ピンキー :02/09/11 10:10 ID:5UlD3mv4
ウザイなんてとんでもない!お好きなだけ書いてくんなまし。

89 :あぼーん :あぼーん
あぼーん
90 :roll :02/09/11 11:16 ID:TyQp4Tu3
伊賀フェチさん、ご苦労様! 内心“ドキリ”としてしまったのはこっちです! 
いいですね〜・・・って、自分は「ヘブン」読んだこと無いくせにΣ(゚Д゚)


---------------------------
(これは・・・誘われているのか? いや、そんなこと無い! 菱沼さんに限って!)
そうは思いつつも結局素直に菱沼の後をついていくハムテル。菱沼はというと、
フンフン鼻歌を歌いながらエレベータを待っている。
(だけど、もしそうだったら・・・まてよまてよ、心の準備が・・・だめだっ! 
だから、言わなきゃ!)
そして、そうこうするうちについに部屋に到着した。かちゃりという鍵を開ける音が
(ハムテルには)響いた。
しかし、菱沼はそんな頭の中がぐちゃぐちゃのハムテルを無視し、
「じゃ、おやすみ〜。」と言ってとっとと眠りにつこうとしていた。
「ちょ、ちょっと、菱沼さん! 待ってくださいっ!」ハムテルは一気に焦った。

91 :roll :02/09/11 11:17 ID:TyQp4Tu3
「駄目、パリダちゃんが・・・」
「少しは僕の話も聞いてくださいっ!」
「・・・ん〜・・・。」菱沼は確実に眠りかけている。
ハムテルは、生まれてこの方こんなにも焦ったことはないかと思う程焦った。
「好きなんです! 菱沼さんが! だから起きて僕の話を聞いてください!」
「も〜、何なのよ〜、二階堂君と言いハムテル君と言い。それで、話って何なの?」
(しまった・・・。)つい口から出てしまった。
しかもそれを後悔する暇もない。
「えっと、だから、その・・・」
ハムテルは、もしかして遊ばれてるのかもしれないと思い始めた。。
「えへへへ〜、親友二人して美女の取り合い?」菱沼がからかい口調で言う。
(酔ってる・・・。まだまだ酔ってる・・・。)
ハムテルの中で何か不可逆変化が起こった。
(もう、いいや・・・色々考えるのやめよ・・・。二階堂、ごめん。)
ハムテルは菱沼を組み敷いてキスをした。長いキスだった。
「好きだって言ってるんです。」キッパリと言う。
「目、据わってるよ。」菱沼もキッパリと言う。
早くも決心がぐらつき始めるのをハムテルは感じた。

92 :名無しさん@ピンキー :02/09/11 16:01 ID:jCrGQxAK
rollさん、だんだんいい感じになってきましたね!実は菱沼も正気だった?!

93 :名無しさん@ピンキー :02/09/11 21:03 ID:SIrLvxXN
>91
>「駄目、パリダちゃんが・・・」
ワラタ

続き、楽しみにしてます〜(;´Д`)ハァハァ

94 :伊賀フェチ :02/09/11 22:45 ID:/I7rs71M
>>90
わぁぁぁ(照)
是非是非ヘブン読んでください。

伊賀君バンザイ!

ハムテルバンザイ!

95 :伊賀フェチ :02/09/11 23:18 ID:/I7rs71M
 だが伊賀は黒須に対してのその想いを、口に出すはおろか、
態度に出そうなどとは全く考えた事はない。
 黒須のその“美しく賢く強い”女性像は一瞬にすぎないからだ。
黒須の“傲慢さ”は圧倒的に強く、“美しく賢く強い”女性像という
印象を伊賀の頭の中でまるでハンマーで殴りつけるようにガラガラと
崩していく。

「伊賀く〜〜ん!!せんべい飽きたのよ!せんべい以外ないわけ?!
なんか賄い作ってよ!!」
そう・・・これだ、この傲慢さが伊賀のほのかな“美しく賢く強い”女性像を
破壊していくハンマーなのだ・・・

「オーナー今日は賄いは出ませんとさっき言ったじゃ—」
黒須の鋭い目つきが伊賀を制し、そして畳みかける
「四の五の言わずにつくりなさいよ!早く!早く!」
ドンドンとテーブルを両手の拳で叩きながら
一人我が儘を突き通す。


96 :伊賀フェチ :02/09/11 23:22 ID:/I7rs71M
うなだれながら伊賀は「はい・・・何か見つくろってみます・・・」
厨房へ向かう伊賀の背中が悲しい・・・
『僕は今日何しに来てるんだ・・・?』心の中を
本音がグルグル渦巻いている。

「・・・そう言えば、伊賀君の料理食べるなんて初めてよね〜
いつもはシェフが賄いつくるんだし!」
「ええ、そうですね。でもあまり美味しい物は作れませんが」
厨房で冷蔵庫をのぞき込みながら伊賀が返した。
「凝った物つくってね!・・・でも伊賀君一人暮らしじゃない。
家で料理とかするでしょ?期待してるわよ」
そう言い終えると、黒須は好奇心がわいたのか
厨房が見えるカウンター席へ座った。

『さて何を作るべきか?』
『オーナーの口にあうもの・・・』
『赤ワインに合う物・・・』
『ここにある食材で可能な限り凝ったモノ・・・』
元来生真面目な伊賀は冷蔵庫の前で立ちつくしていた。


97 :伊賀フェチ :02/09/11 23:24 ID:/I7rs71M
あぁぁぁ。今日もエロに到達しなかった。
ゴメンナサイ!
あわわわわ・・・


98 :伊賀フェチ(懲りずに書いちゃう) :02/09/11 23:42 ID:/I7rs71M
 翌日には大口の予約があるため、下手に食材を使用することは許されない、
明日の朝には業者から食材は届くが、何が余っていて、何が翌日使用する
食材かなど、食材発注をやっている者にしかわからないのだ。
 さすがの伊賀も頭を悩ませてしまった。

「オーナー明日の予約があります。下手に食材を使うのは−」
「あ〜もう!言い訳なんて聞かないわよ!明日の食材なんて
知らないわよ!」相変わらずだ。これがオーナーで『ロワンディシー』も
よくもっているものだ・・・
「では、オーナー・・・そうめんくらいでしたら・・・」
伊賀は伺うように言った。
フレンチにまさか“そうめん”は使わないだろう。
そう思い、伊賀の右手にはやっとの事で探し当てた“そうめん”が
握られていた。
「そうめんですって?!ああもう!全くもってワインに合わないわね!
・・・いいわ。伊賀君!最高のそうめんを作ってちょうだい!」
また無理難題を突きつける黒須を無視して伊賀は寸胴鍋に湯を沸かし始める。
そう言えば伊賀も朝から何も食べていない。
黒須のワガママに付き合っていたため、それだけで空腹は
忘れられていたのだ。

99 :伊賀フェチ :02/09/11 23:58 ID:/I7rs71M
幸いにも前日に山縣が家庭菜園で育てたという
自信作の長ネギも冷蔵庫に残っていた。
これなら薬味に使ってもいいだろうと伊賀は長ネギを水洗いし
まな板にのせた。
湯を沸かしている間に長ネギを小口切りに切ってしまおうと
包丁を握り、トントンとリズムよく動かした。
綺麗なネギの白い輪が次々と生まれる。

「あら。伊賀君上手いじゃないのよ!」
黒須はワイングラスを傾けながら
以外だとも言うように伊賀の手の動きを眺める。
「いえ、それほどでも・・・」と伊賀は謙遜してみせた。
「いいじゃない!伊賀君良!いお婿さんになるわよ!
あ!そうねぇ、あたしが小説書いて稼ぐから、伊賀君は
“主夫”になりなさいよ!伊賀君みたいな夫ならいいわぁ〜
便利そうだし!」
黒須がそんな無神経な冗談を言い放った瞬間−
ザクッ!!!
伊賀の指先に鋭い痛みが走った。

100 :伊賀フェチ :02/09/12 00:02 ID:mn1b76Fg
↑間違えた〜

「伊賀君!良いお婿さんになるわよ!」の間違え。

ぐすん・・・



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