日本語入力用キーボード配列「月配列」(Ux版)のページ
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目 次


  1. 月配列って何ですか?
    月配列ってどんなところが良いの?
    月配列に欠点はないの?


  2. 月配列(Ux版)って何ですか?
    打鍵数は本当に少ないの?
    各指の使用率はどんな感じ?


  3. 月配列の導入方法

  4. 月配列の生い立ち

  5. 私にはどんな日本語入力方式が向いていますか?

  6. Ux版の改訂の記録と予定
    Ux版の改訂の記録
    今後の改良の可能性

  7. その他の配列
    月配列の他のバージョン
    月配列以外の独自配列


  8. リンク


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Ux版の改訂の記録

基本的には、

 何らかの不満を感じる
  ↓
 改善する

というモチベーションで改訂をしてきているので、その流れで改訂履歴を書きます。ベースは2−263版です。


バージョン0 (=2−263版と同じ)

このバージョンで感じた不満

  • 一部の濁音・半濁音の入力に3打かかる
    (「ぜびぶべぼぴぷぺぽ」の入力が3打)
  • ローマ字入力からの以降だったので、濁点を後から入力するのになじめなかった

バージョン1 (濁点先押し)

前バージョンからの改善点

  • 濁点・半濁点は先押しすることで、実質的には全て2打で入力できるようにした
    • アンシフト側に濁音のない「せ」はシフトを省略して濁点キー+文字キーの2打
    • アンシフト側に半濁音のない「ぴぷぺぽ」はシフトを省略して半濁点キー+文字キーの2打
    • アンシフト側に濁音のある「びぶべぼ」シフトを省略できないので、3打のまま
      ただし、シフトキー(「K」)と濁点キー(「L」)のどちらを先に押しても良いように定義し、「K」と「L」の同時押し+文字キーの実質2打で入力

このバージョンで感じた不満

  • 拗音が打ちにくい
    • 「ぴゅ」:「ぴ」をシフト省略した2打で打てるようにしているので、2−263版よりはまし(2−263版は5打かかる上にシフトキー「K」を2度も押す必要がある)だが、4打と打数が多い中に「/」キーのような打ちにくいポジションを使用するのは依然、打ちにくい
    • 「しゃ」「じゃ」:頻度が結構、高い割に左手が「E」から「B」へと大きく動く
  • 長音記号「ー」の入力に2打かかる
  • 上記2点の特徴から、外来語(PC関係の用語)が打ちにくい
    特に「コンピューター」、IT屋なのに・・・
  • 右手小指の割り当て文字が多い
    「@」の位置を普通に文字入力に使うのはちょっとしんどい
  • 薬指・小指連打の「ぎ」が打ちにくい

バージョン2 (拗音拡張)

前バージョンからの改善点

  • 同手シフトに拗音を割り当てた
  • 「ょ」をシフト側に下げて、長音記号「−」をアンシフト側に昇格
    (拗音が定義されているので、「ょ」を良い位置に置いておく必要がない)
  • 「な」の濁音側に「ぎ」を割り当て

配列表

  <シフトなし>
  そこしてち つんいのりー
  はか★とた くう☆●きれ
  すけになさ っる、。◎・

  * 「ょ」をシフト側に下げて「ち」を移動、「ー」を出す

  <右手シフト ☆>
  ぁひほふめ うぃ りゃ みゃ にゃ ちぇ
  ぃをらあよ うぇ りゅ みゅ ●  にゅ
  ぅへせゅゃ うぉ りょ みょ にょ ◎

  * 同手シフトには(基本的に濁音のない)拗音を割り当て

  <左手シフト ★>
  しぇ ひゃ ちゃ しゃ きゃ ぬえみやぇ「
  ひょ ひゅ ちゅ しゅ きゅ まおもわゆ」
  てぃ ひょ ちょ しょ きょ むろねょぉ

  * 同手シフトには拗音(濁音あり)を割り当て
  * 「ひょ」が2つあるが、「X」の位置の「ひょ」は打ちにくいので使わない

  <濁点シフト ●>
  * 次に入力した文字を濁音にする
  * 「な」の濁音には「ぎ」、「に」の濁音には「ぜ」を割り当て
  * 濁点シフト2回押しで単独の濁点「゛」を入力

  <半濁点シフト ◎ (左手のみ定義)>
  てゅ ぴ  ぽ  ぷ  ふぃ
  ぱ  どぅ S8  とぅ ふぇ
  でゅ ぺ  つぁ ふぁ ふぉ

  * 半濁点シフト2回押しで単独の半濁点「゜」を入力
  * 要は、「ぴぷぺぽ」を右手シフトを押さなくても入力可能にしたということ
  * その他、「ふぁふぃふぇふぉ」等の、「つぇ」を除く変則的な音を一応、割り当て

このバージョンで感じた不満

  • 複雑すぎて人にお勧めできない(笑):そこそこ速くは打てるようにはなったのだが・・・
  • 同手シフトの打鍵感がいまいち
    • 他とフィーリングが違うので、リズムがくずれる感じ
    • 中指連打や中指→薬指の運指のものは、やはりいまいち打ちにくい
  • 拗音の記憶・習熟コストが意外とバカにならない (規則的に配置しているにもかかわらず!)
    • 連想記憶を頼りに想起するので、どうしてもスピードが落ちてしまう
    • 拗音全部を無連想で反射的に打てるようにするには習熟コストが大変
  • 「びぶべぼ」の入力に使用する「K」+「L」の同時押しの打鍵感がいまいち
    • 2キーを同時押ししようとすると、どうしてもそこで一瞬止まるような感じになり、リズムが崩れる

バージョン3〜4 (4シフト)

前バージョンからの改善点

  • 改善っていうか、全く作り直し(笑)
  • 中指の通常のシフトの他に、薬指を濁音・半濁音用にシフトとした
  • 濁音が必ず、清音の文字キーと同じ位置に配置されるようにした
    同じキーのシフトなし側とシフト側とで、どちらか一方にのみ濁音を持つ文字を配置して、濁音シフトの後にその文字を押した場合は、シフトなし側あるいはシフト側に配置された文字の濁音が入力される
  • 「ゃゅょ」は「やゆよ」の濁音として配置
  • 文字の配置に余裕があるので、よく使う記号「!」「?」も割り当ててみた (飛鳥の影響w)

配列表

  シフト無し
  り こ し て さ  つ ん い か ー
  は ☆ ★ と た  く う ★ ☆ き け
  す の に な ち  っ る 、 。 へ

  シフト(★)
  ぁ を ね ら め  ぬ む み え ぇ
  ぃ よ ゆ あ れ  ま お ほ そ ぉ
  ぅ や せ も !  ひ わ ふ ろ ?

  濁点シフト(☆)
  ぱ ご じ で ざ  づ ぴ ぽ が 
  ば ょ ゅ ど だ  ぐ ヴ ぼ ぞ ぎ げ
  ず ゃ ぜ ■ ぢ  び ぷ ぶ ぺ べ

このバージョンで感じた不満

  • 欲を言えば「ゃゅょ」は1打で打ちたいが、特に高頻度の「ょ」が2打はストレス溜まる
  • 「ゅ」の位置が「し」と同指で論外

バージョン5 (4シフト)

前バージョンからの改善点

  • 「ょ」を1打にした
  • 「やゆよ」の位置と「ゃゅょ」の位置を切り離した

配列表

  シフト無し
  り こ し て ょ  つ ん い か ー
  は ☆ ★ と た  く う ★ ☆ き ち
  す の に な さ  っ る 、 。 へ ・

  シフト(★)
  ぁ を ね ら め  ぬ む み え ぇ
  ぃ よ け あ れ  ま お ほ そ ぉ :
  ぅ や せ も ゆ  ひ わ ふ ろ ・

  濁点シフト(☆)
  ! ご じ で ゃ  づ ぴ ぽ が ?
  ば ぱ げ ど だ  ぐ ヴ ぼ ぞ ぎ ぢ
  ず ■ ぜ ゅ ざ  び ぷ ぶ ぺ べ

このバージョンで感じた不満

  • 「ゃゅ」を濁点シフト側に置くと、「じゃ」「じゅ」等の濁音の拗音で濁点シフトキーを2度打つことになってしまい、打ち心地も悪いし、早撃ちの障害にもなる
  • 1打で打てる文字が少ない
    • 1打に割り当てられる文字がどうしても少なくなってしまう
      • シフトに4キーも取られる
      • 右小指の張り出しを「:」の位置しか使わない
      • 長音記号「ー」をシフトなし側に出している
    • 1打に割り当てられる文字が少ないと、しょっちゅうシフトしてるように感じられて、2打鍵系の入力方法と大差ないようにさえ思える
      • というより、むしろSKYのようなよく考えられた2打鍵系入力法の方がましに思える
      • この辺の感覚は、1打に割り当てられる文字が24個か26個か、で大きく変わるように思える

バージョン6〜8 (4シフト)

前バージョンからの改善点

  • 句読点をシフト+スペースで入力することにして、1打で打てる文字を増やした
  • 「ゃゅ」を通常のシフト側に配置した
  • よく使う単語で打ちにくい運指がないように調整

配列表

  シフト無し
  り こ し て ょ  つ ん い か ー 
  は ☆ ★ と た  く う ★ ☆ き ち
  す を に な さ  っ る の も へ 

  シフト(★)
  ぁ ゃ ね ら め  ぬ む み え ぇ 
  ぃ よ け あ れ  ま お ほ そ ぉ :
  ぅ や せ ゅ ゆ  ひ わ ふ ろ /

  濁点シフト(☆)
  ! ご じ で ×  づ ぴ ぽ が ?
  ば ぱ げ ど だ  ぐ ヴ ぼ ぞ ぎ ぢ
  ず × ぜ × ざ  び ぷ ぶ ぺ べ 

このバージョンで感じた不満

  • 「ファイル」の「ふぁ」、「フィールド」の「ふぃ」が中指異鍵の連打になり、打ちにくい
    「や」と「ふ」を入れ替えればよいかもしれないが、そう大差はないだろう
  • めったに使わないが、2−263版同様、「みゃ」「みゅ」は打ちにくい
    「ミュージシャン」な方や、「みゃく (脈)」を多く使う医学系、地理系な方々には気になるかも?
  • 上段と下段の間の行き来が多いような気がする
    • 中段を4キーを取られていることに加えて、下段に句読点の代わりに文字を入れているので、相対的に上段と下段の文字数が増えるからしょうがないのか?
    • 程度の多少はあるが、2−263版でも同様に感じた

バージョン8に対する改良の可能性 (2005年3月 記)

  • バージョン8は、それなりには完成しているので、多少の文字の入れ替えくらいで大きく使用感が向上することはなさそう。(注: その後、実際に改良してU9版としました)
    • 「ふ」と何か(「や」等)の入れ替え
    • 「へ」の位置に何か別なものを持ってくる

  • 同じ単語の中で何度も上段と下段の間の行き来ををしないようにしたい
    → 文字配置の最適化ではなく、頻出単語の置ける運指の最適化
  • そのためには文字の配置、特にシフトなし側の配置を全面的に見直す
  • いっそ中指TRON?
    (そもそも、バージョン3以降は、月でも新JISでもない、という話もw)

  • 数字段の中でも比較的打ちやすい「234890」あたりにも文字を割り当てることも検討しても良いかも
    ただ、姿勢が悪い状態 (例えば、キーボードと目線の高さが一緒とかw) からだと、うちにくいから、まったりは打てなくなってしまうな・・・


その後の改良とU9版の完成