概要

WCF のキュー

概要

キューとは、通信ノードやネットワークの障害時にも通信の信頼性を確保するための手段です。キューの概念は分散処理モデルに基づいています。

サポートするバインディング

  • NetMsmqBinding
  • MsmqIntegrationBinding

キューの種別:

  • 転送キュー
    クライアント側のキューマネージャーが管理するキュー
  • ターゲットキュー
    サービス側のキューマネージャーが管理するキュー
  • 配信不能キュー さまざまな原因(ターゲット キューへの転送に失敗、キューメッセージに有効期間 (TTL: Time-To-Live) がすぎたメッセージなど)によりターゲット キューに到達できなかったメッセージを管理するキュー
  • 有害メッセージ キュー メッセージがターゲット キューに到達しても、サービス側で繰り返し処理に失敗するメッセージを管理するキュー

クライアント側のキュー マネージャーは、メッセージを転送キューに送ります。ここではターゲット キューに転送されるメッセージがいったん蓄積されます。次にキュー マネージャーは、ターゲット キューを管理するキュー マネージャーとの通信経路を検索し、メッセージを転送します。

注意点

  • 双方向通信がサポートしません。
  • オフラインの作業をサポートできる

キューとトランザクション

クライアントのトランザクションでは、メッセージを処理し、送信します。トランザクションがコミットされると、メッセージは転送キューに入ります。 サービスでは、ターゲット キューからメッセージを読み取り、メッセージを処理して、トランザクションをコミットします。メッセージの処理中にエラーが発生すると、そのメッセージはロールバックされ、ターゲット キューに置かれます。

キューを使った非同期通信

キューを使用するアプリケーションでは、次の 2 つに分けてロジックを記述することも少なくありません。

  • 正常時にクライアントおよびサービスがメッセージを送受信するためのロジック
  • 失敗した転送や配信からのメッセージを処理するための補正ロジック


あなたのお住まいの地域で最安のブロードバンド選び

コメント:



(画像の文字列を入力して下さい)

トップ   編集 凍結 差分 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2019/12/02 (月) 12:44:03 (1628d)

e[NȂECir Yahoo yV LINEf[^[Ōz500~`I
z[y[W ̃NWbgJ[h COiq@COsیI COze