.NET Framework

　DataAdapter の Update メソッドを使って、取得済みの DataSet に対する更新内容を取得元のデータベースに反映することができる、実際の更新処理は DataAdapter の InsertCommand 、UpdateCommand、DeleteCommand プロパティに設定されている DbCommand オブジェクトが行っています。

　データの入れ物である DataSet 側では Fill メソッドで取得された後、自分に対してどのような更新が行われたかの情報をすべて保持している。この情報は DataTable に含まれる DataRow オブジェクトの RowState プロパティに設定される。

　追加、更新、削除をおこなった DataSet をDataAdapterの に渡すと、DataAdapter は受け取ったデータの RowState を一行ずつ確認して、それが新規追加であれば InsertCommand、更新であれば UpdateCommand 、削除であれば DeleteCommand を利用してデータベースに更新内容を反映させます。

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