#author("2019-08-05T12:59:27+08:00","default:Admin","Admin")
開発手法
以下の手法があります。
- Evo(Evolutionary Development)
- スクラム
- DSDM(Dynamic Systems Development Method)
- XP(eXtreme Programming)
- FDD(Feature Driven Development)
- リーンソフトウェア開発
- クリスタル(Crystal Clear)
- EssUp(Essential Up)
- カンバン
この中でも、現在人気があるのは「XP」「スクラム」「リーンソフトウェア開発」と呼ばれる開発手法です。
アジャイル開発のポイントは「変化への柔軟な対応」
ソフトウェア開発環境に大きく影響を与えているのは、ビジネスの変化とスピードです。
アジャイル開発では開発プロジェクトの期間を短期間(1週間〜6週間)に区切り、この間に開発工程を一通り行って、部分的に機能を完成させます。そしてこの「短く区切られた期間で動くアプリケーションを開発する」という作業を繰り返すことによって、段階的にシステム全体を仕上げていきます。このような開発スタイルは反復型(イテレーション)開発と呼ばれていますが、開発期間の早い段階からユーザーが動くソフトウェアを目で見て確認できます。
アジャイル開発は以下のような特徴を有しています。
- 顧客の参画の度合いが強い
- 動くソフトウェアを成長させながら作る
- 反復・漸進型である
- 人と人とのコミュニケーション、コラボレーションを重視する
- 開発前の要求の固定を前提としない
「顧客も共に開発に参加する」ということが重要なので、アジャイル開発を進める際には顧客の同意と協力が不可欠です。
4つの価値
私たちは、ソフトウェア開発の実践を手助けする活動を通じて、より良い開発手法を見つけ出そうとしている。この活動を通して私たちは以下のことを重視する。
- プロセスやツールよりも個人との対話を、
- 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
- 契約交渉よりも顧客との協調を、
- 計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち1~4の各文の前者(“よりも”の前の言葉)に価値があることを認めながらも、私たちは後者(“よりも”の後の言葉)の事柄に、より価値を置く。
12の原則
私たちは以下の原則に従う。
- 顧客満足を最優先し、価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供する。
- 要求の変化は、たとえ開発の後期であっても歓迎する。変化を味方につけることによって、顧客の競争力を引き上げる。
- 動くソフトウェアを、2~3週間から2~3カ月というできるだけ短い期間でリリースする。
- ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して日々一緒に働く。
- 意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構成する。
- 情報を伝える最も効率的で効果的な方法は、フェイス・トゥ・フェイスで話をすることである。
- 動くソフトウェアこそが進ちょくの最も重要な尺度である。
- アジャイル・プロセスは持続可能な開発を促進する。一定のペースを継続的に維持できるようにしなければならない。
- 技術的卓越性とすぐれた設計に対する不断の注意が機敏性を高める。
- シンプルさ(ムダなく作れる量を最大限にすること)が本質である。
- 最良のアーキテクチャ・要求・設計は、自己組織的なチームから生み出される。
- チームがもっと効率を高めることができるかを定期的に振り返り、それに基づいて自分たちのやり方を最適に調整する。
完了の定義
- ちゃんと動作しているソフトウェアを確認できる事
- 単体テストが済んでいる(正常系のみ)
- ちゃんとした実装になっている
- その他に必要な成果物を作成する
簡潔に精度よく見積るために
- 開発者自身が見積る
- ポイントによる相対見積り
- 見積りポーカー
明日から開発に取り掛かる準備をする
- 直近のストーリーの内容や確認のための手順は明確になっているか
- 開発環境は準備できているか
- 事前に必要な技術検証や調査は完了しているか
- デモ用の環境を準備するなど
それぞれやる事(PO)
- 完了の定義を合意する
- プロダクトバックログを作成する
- 直近のストーリーの内容を明確にする
それぞれやる事(Team)
- 自分達のスキルにあった完了の定義を提示する
- 各ストーリーを見積る
- 直近のストーリーの内容をヒアリングする
- スプリント中に準備作業が発生しないように必要な作業を終わらす
それぞれやる事(SM)
- ストーリーの書き方や見積りの仕方などを教える
- 必要な会議があればセッティングする
- それぞれの準備が完了しているか確 認する
- どうしても手が足りない場合には手伝ってあげる
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