「ほら、立てよ」

失禁したショックと、あまりの快感にベッドに倒れ込んでいると、後ろから身体を持ち上げられた。
「あーあ。ホテルのベッドで漏らしやがって…幼稚園生かよ、お前」
「……っ!! う、五月蝿い!!!」
「ははっ、まだ元気じゃねぇか。さて…自分で汚したんだ、綺麗にしろよ」
後ろから支えてた奴がそう言いながら、俺の頭を掴んできた。
(…自分で、綺麗に…? まさか…!)
そう考えた瞬間、俺の顔はベッドの…今、自分が漏らしたもので汚れた部分に押し付けられた。
「うわぁっ!? や、やめ…っ!!」
「うるせえなぁ。黙って綺麗にしろってんだよ…この淫乱!!」

パンッ!!と言う乾いた音と共に、お尻に激痛が走った。
「ひっ!? いっ、痛い!止めろぉっ!!」
「はっ!! 何が痛いだよ? こうされんのが好きなんだろ!!」
パン!! パンッ!!
「いっ!! やっ!! あああっ!!!」
1つ叩かれる毎に、痛みが、甘い痺れに変わり始める。
そんな…イヤだ…っ!! さっきも痛いはずの事が気持ちよく感じたって事は…まさか…この身体…っ!?
「あははははは!見ろよ、コイツやっぱり真性のマゾだ!! 叩かれてるだけなのに濡らしてやがる!」
「そっ…! そんなのっ…嘘…っ!!」
「本当だ! もうグチョグチョじゃねえか!!」
「ひっ…!?」
ぬちゃあ…と言う音と共に、身体の中に何かが…いや、指が入ってくる…っ!!
「ほら、お前のだよ…もうビチョビチョに濡れてるぜ。舐めてみろよ…」
「んんっ!? んむぅぅっ!!」
男の指が"私"の口の中を蹂躙する。今まで、強姦する時に散々味わった愛液の味が、口の中に充満した。
(あ…ああ…何で…何でこんな事されて気持ち良いんだよぉ…)
意識が、混濁する。なんだか、ゆめのなかにいるみたいなかんじがする。
目の前に、何か黒い物がぶら下がっていた。
「自分ばっか気持ちよくなってねぇで、少しは御奉仕しろよ」
「……あ…あぁ…?…ひっ!?」
視点が合い、ようやくそれが何かが分かった。少し前まで俺にもあったもの。…平たく言えば、肉棒。
「い、いやだ…何が悲しくてそんなもの…っ!!」
「うるせえな、黙ってしゃぶれよ!!」
「うぐぅっ!!?」
強引に頭を掴まれて、そして口に肉棒が押し付けられた。
(あ…ああ…っ!! 止めろ…そんなの…っ!!)
つん、とした臭いが鼻を突く。嗅ぎ慣れた臭いの筈なのに、今はそれがまがまがしく感じる。
…それなのに、この身体はそれを欲するかのように、また意識に靄がかかってきた。
「ん、んぐぅ!!…ふむうぅっ!!」
そして、緩んだ口の隙間から、強引に肉棒がねじ込まれた。
(うああっ! き、気持ち悪い…っ!! 畜生、調子に乗るんじゃねぇ…よっ!!)
ガリッ!!
「いっ…!? ギャアアアアアアッ!!」
男が股間を抑えてうずくまる。抑えている場所からは、真っ赤な血が溢れていた。
「なっ…!! どうした!?」
それに驚いた仲間達が、うずくまった男に近寄る。
(…しめた!! 今なら逃げれる!!)
そう思った瞬間、全力でドアに向かって走り、そして通路に出る。まさか逃げるとは思わなかったのか、
通路をしばらく走ってから男達の怒号が聞こえた。
(行ける…!! 後は階段を降りて、外に出ればいい。そして、周囲の人に助けを求めれば…!!)
階段を降りきって、フロントにでる。まだ男達が追ってくる気配はない。
そして、玄関から表に出て、大通りに向かって走っていった。

「…あーあ。これじゃ、天罰になんないじゃん」
ホテルの入り口で、高次を助けた?黒服の少年が一人ぼやいた。
「ま、いっか。此処を逃げても、君には次がある。…今まで強姦してきた回数37回。その全てを償いきるまでは、ね」
そう言って、少年は、少年らしくない笑みを浮かべる。
「…さて。どこまで自我を保てるかな、"元"神楽高次クン」


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