ブレザーのボタンを一個一個外す。微妙に手が震える。武者震だろう。
少し時間がかかってしまったが、なんとか全部外し終えた。最
初からこの調子では先が思いやられるな、と自分で思ってみる。
『…お、俺、脱ごうか?』
その俺の様子に見かねたのか、翔が心配そうに声をかけてくれる。いかんいかん、何事も初めが肝心だと言うのに…
『いや、大丈夫だ。不安にさせたのならごめんな。でも、俺に脱がさせてくれ』
こう、女の子の服を脱がすという行為は男的(いや、俺的には)ものすごく嬉しいというか大事というか…
何にしろ俺がしたい。
『お、おう…そう言うのなら頼む…』
弱々しい声。やっぱり不安にさせてしまったか?
それはマズい。俺がリードしてやろうと誓ったばかりなのに…
『うっしゃ!』
パン、と頬を叩き気合いをいれる。男は度胸、腹をくくれ俺。神様仏様、我に力を。
そのまま翔に少し手を挙げて貰い、ブレザーを脱がす
。真っ白なブラウスと真っ赤なリボン、そして豊かな膨らみがはっきりと目に映る。
リボンをしゅるしゅると解き、いよいよブラウスのボタンに手をかける。
『あっ…』
ボタンを外し、翔の柔肌を外気に晒した。相変わらずの白い肌だ。
俺の肌とは比べものにならない、いや比べるのさえおこがましいほど綺麗だ。
小さなリボンのついたブラジャーに包まれている膨よかな…胸、おっぱい。なんて素晴らしい。
嗚呼、世界はこんなにも美しい。
『スカートも脱がしていいか?』
はやる気持ちを、ぎりぎり残っている理性で抑え込み、翔に訊ねる。
『…う、ん』
恥ずかしそうに小さく頷く翔。可愛い、可愛いじゃないか。普段の勇ましい翔はいったいどこへ行ってしまったのか?
とりあえず許可が出たので、ホックを外し、スカートを捲る。細い足をするするとスカートが徐々におりていく。
『おお!』
下着姿を見て思わず感嘆の声が漏れた。上半身と同じくシミや不純物のない純白の肌。
何より脚線がものすごく綺麗だ。
『恥ずかしいから……あんま見んなよ…』
見るなと言う方が無理だ。あまり無理を言わないで頂きたい。
仮に此処に100人の男がいたら100人が100人とも翔を凝視するに決まっている。
無論、仮に100人いても絶対に翔を見させはしないが。
『触らせてもらいます』
遠慮無く手を伸ばす。触りたい。すごく触りたい。
『あぅ……』
翔のお腹やへそのあたりをなでなでとさする。ゆっくりと、出来るだけ優しく撫でる。
『どんな感じかな…?』
『ん……なんか…くすぐってえ』
だろうな。まだ全然、肝心なところは触っていないのだから。まずは緊張している翔の体をほぐしてあげないと。
俺、初めてのわりにはがっつかないところが自分でも中々立派だと思う。褒めてくれ世のみんな。
『翔、あんま堅くなるなよ』
『んなこと……言ったってよ…』
焦らずにお腹や太股を撫でる。徐々に翔の体も汗ばんできて、女体の香りが漂ってくる。
そろそろ俺もこんな焦れったいこと止めたい。
『そろそろ…他のところも触ろうと思うんだが、大丈夫か?』
言いつつも翔の返事を聞く前に手は自動的に動いている。まずは胸へと向かって。
『……んっ』
軽く胸を揉む。それだけで翔は桃色の声を上げた。
今まで聞いたことのない可愛らしい声が俺の辛うじて残っている理性をマヒさせる。
『ん…ちょ、ちょっと待って…』
たまらずおっぱいを揉みしだく。
布の上からでも充分に弾力があり、柔らかいのだが…それでも直に触りたい。直に揉んでみたい。
『ブラジャー、取るぞ』
もはや翔に訊ねるようなマネはしない。そんな余裕はない。
ブラジャーのホックに手をかけ、肩ヒモもずらす。なんで外し方知ってるかってのは秘密だ。
『…やっ!』
たぷんと、擬音が出そうなくらい大きな乳房が揺れながら零れる。やっぱり大きい。
巨大とまではいかないと思っていたが、直に見てみると充分巨乳。自他共に認めるおっぱい星人の俺には嬉しい限りだ。
『では…』
下から持ち上げ、包み込むように揉む。手のひらにおっぱいの柔らかな感触が直に伝わる。
ふにゅりとしたマシュマロのような大きな胸。その感触に胸が高まる。
『んんっ…ん……』
色っぽい息を漏らす翔。翔も感じてくれてるのかな?
『感じてる?』
言葉に出して訊いてみた。
『へ。こんなの…まだまだ……』
まだまだ、か。ならば致し方あるまい。
『……ひぅっ!?』
胸の先端にあるピンク色の突起を指でそっとつまみ上げる。
そのまますりすりと指の腹で擦っているうちに乳首は固くなってきた。
どうやら感じてくれてるみたいだな。嬉しい限りだ。
『そ、そんなとこばっか触んなよ…』
『でも、気持ちいいんじゃないのか?』
少しイジワルを言ってみる。乳首が立ってるってことは少しは感じてるってことだからな。
『違げーよ! 全然気持ちよくなんか……んあっ』
“ちゅ…”
言葉が終わる前に、ピンクのぽっちを口に含む。
唾液でぬるぬるした舌先で、まるでアメを嘗めるように何度も口の中で転がす。なんか甘い味がする。こいつは美味なり。
まるでトニーの料理のようだ。億泰が泣いて喜ぶぞ。でも翔は俺の。
『ふぁっ……あっ……あううっ』
切なそうに喘ぎ声を上げて、体を少し震わす翔。
乳首嘗めはわりと効果があるようだな。
俺は翔のサクランボを充分に味わうと、こんどは下に手を伸ばす。そろそろこっちにもいかないとマイサンが保たない。
もう十二分に大きくなっており、ズボンを突き破らんとする勢いだ。
『あっ、そっちは……』
翔もそれに気がついたようで声を出す。
『駄目かな? そろそろこっちも触ってみたいんだけど…』
『いいけど……まだ脱がしちゃ駄目だからな。パンツの上から触るだけだぞ!』
ショーツの上からだけですか…
『ん〜、しょうがないな』
ブラジャーと同じく白くて小さなリボンのついた可愛らしいショーツに目をやる。
ほんの少し下着を観察してから、ちょっとだけ膨らんでいる部分に指を置いてみる。
柔らかい肉の感触が下着越しに伝わってきた。
『……ん』
『痛くないか?』
『…ああ、こんぐらいなら、ん、へーきだ』
平気だそうなのでほんの少し指に力を入れてみる。強く押すと下着越しにでも縦のスジが分かる。
それにそって指を動かしてみる。ここも中々柔らかいな。
『ふ……う…んん…』
ゆっくりと擦っていると徐々に白の下着が透けてきている。これは…
『濡れてる…』
『…ば、馬鹿なこと言うんじゃねえ! 濡れてるわけなんかねーだろ。だいたいそんなこと口に出すなよ、は、恥ずかしいだろ…』
だって濡れてるもんはしょうがないだろ。
しかし、そうか、そうか俺の愛撫で感じてくれてるわけか。男としての自信がついてきたぞ。さしあたっては…
『…ひんっ! て、てめえ! まだ駄目だって言ったろう…んんっ』
ショーツの中に手を突っ込み、直に局部に触れる。
ショーツの中はほかほかになっていて、秘部からは熱い体液が染み出ている。
愛液が付着した指でアソコをくにくにと触ってみる。するとさらに液体が流れ出てくるのが分かる。
『ちょ、ちょっと…止めろバカ! 止め…ろって…あうう』
“クチュ…チュ…クチュ”
『ひ…んあ…あぅんっ……だ、だめだっての、や、めろよ…』
そんな声出されたら止めるに止められない。止められない止まらない。
つうか、ああ、もう駄目だ。もう限界!
『きゃっ!』
翔のショーツをずり下ろす。もう我慢の限界だった。翔のアソコが見たいの俺は!
『や……やあぁ…』
『うぉぉ!素晴らしい』
翔のヘアも、そして秘裂も全てが剥き出しになった。
なんて、綺麗なんだ…ディ・モールト、ディ・モールト(非常に、非常に)綺麗だ。
『だ、だめ! 見ちゃだめぇ!』
俺がもっとよく見ようと顔を近づけると、翔はふとももをぱっちりと閉じてしまった。
これではよく見えん。翔には悪いがじっくりと見させてもらうぞ。
『ごめん、翔』
謝りつつも、翔の足を掴みぱっくりと開く。そして足に引っ掛かっていた下着もはぎ取る。
『あっ…やぁ……』
初めて見る無修正のアソコ。それはエグいとか全くそんなことはなく、本当に綺麗なものだった。
薄いヘアに覆われており、中からはとろとろと蜜が流れ出ている。
よっぽど恥ずかしいのか、両手を広げて自分の顔を覆う翔。頭隠して尻隠さず状態。
すごく可愛い。あまりに可愛いから少しばかりイジワルをしたくなった。
『綺麗だなぁ…それにいい匂いがするぞ』
鼻を近づけてクンクンとまるで犬のように鼻を鳴らして匂いを嗅ぐ。それだけで翔のアソコはヒクヒクと動く。
『ううぅ……やだぁ…』
俺が鼻を鳴らす音が聞こえたのか、翔が可愛らしくイヤイヤをする。顔を覆う手にも力が入ってるみたいだ。
『味も見ておこうかな〜』
わざとらしく声に出してさらに顔を近づける。俺かなり余裕だなホント。童貞のくせに…
そのまま舌を出してさらに近づ…
『ばかぁ!!』
“ドゴォン!!”
…こうとしたら顔に鈍い衝撃が……ナイス、パンチ…


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