(・・・まあ、女体化させて1日目ですしこの辺が限界ですね・・・・・・)
膣内から自分のモノを抜き取って処理をしてから、ベットでリタイアしている守を起こす。
「んんっ・・・・・・・・・」

守が思考できるようになったのを見計らってから男が話しかける。
「気が付きましたか、守君? 今日はもう何もしませんから、そこの浴室でシャワー浴びるなり、風呂に入るなり好きに使ってから休んで下さい。
タオルやシャンプー、服もおいてありますから」
「・・・・・・・・・・」
男への嫌悪感を言外に表わすように守は男から顔を背ける。
「使いたくないんならそれでも構いませんが、随分と派手なことになってますよ、守君の体」
「くっ・・・お前が、お前がしたんだろうが・・・」
「ああ、それと話は変わりますが、守君の小学生時代の施設の親友・・・槙田良君でしたっけ。
守君が妙な気を起こすと、彼にあなたの代わりをしてもらいますから、くれぐれも注意して下さいね」
「汚ねえぞ!!!!!」
怒りの眼差しで男を睨みつける。
しかし、男にとっては手持ちのカードの有効性を認める反応でしかなかった。
「それじゃあ、私は明日の朝まで部屋から、出ていますのでゆっくり休んで下さいね、守君」
「あっ、言い忘れてましたが、生活に必要なものは部屋に一通り揃ってますから、自由に使ってくれて構いませんよ。勿論、電話やネットはありませんが」
男はそう言い残すと、守が飛ばす罵声を聞き流しながら部屋を出ていった。

男が部屋から出ててから随分と時間が経過した後、守はバスルームにいた。
暫くは怒りや自身の無力にさいなまされ、何もする気が起きなかった。
しかし、いくらか気分が落ち着くに従い自身にまとわりつく精液や愛液が気持悪くなってきたのである。
「・・・・・やっぱり・・・そうなんだ・・・」
浴室に置かれた鏡に映る自身の姿を見て溜め息のように呟く。
「えっ・・・あっ・・・・・・」
呟いた時の自身の顔に一瞬、ドキッとしてしまい後悔する。
「やめっ、やめっ、さっさとシャワーを浴びよう、気持悪りぃし」
空元気を出してから、シャワーの元に向かい、コックを捻り、水だったものが適温になったところで体に当てる・・・。
「すご・・・きれい・・・」
湯を玉のように弾く、きめ細やかな肌に思わず見とれてしまう。
「・・・・・・くっ」
しかし、それさえも自身の体が女であることを肯定してしまう気がして、悔しさがこみあげた。
「・・・さっさと洗ってあがろう・・・」
自分に言い聞かせるように言ってから、タオルに湯を染み込ませてボディソープをつけると手始めに肘と腕を洗う。
「あっ・・・・・・・・・」
腕を洗い終えた所で、自然と胸元に視線がいく。
「これ・・・女の・・・」
性欲を刺激され思わずゴクリと生唾を飲み込んでしまう。
童貞だった守にとって本とビデオの中の存在でしかなかったものに目が釘付けになる。
「・・・・・・ちょっとだけ、ちょっとだけだから・・・」
触れてみたいという好奇心と性欲に勝てず、言い訳するように呟いて、胸に手を伸ばす。
「あっ・・・柔らかい・・・んんっ」
空気が抜けたバレーボールのような柔らかい感触に、守は夢中になって胸を愛撫していく。
「ふっあ・・・凄・・・んんっ」
好奇心と性欲の虜になっている守に、快楽を覚えこまされた体がもっとキモチヨクなれる場所があると囁いてくる。
「あっ・・・でもっ・・・ンンッ」
女のアソコが側にあると一度意識すると好奇心と性欲の二重奏に守は逆らえなくなる。
「これが・・・女の・・・・・・」
昼間は男にいいようにセックスさせられていただけで、意識してじっくりと女の性器を見るのは初めてである。
「さわって・・・あっ・・・でも・・・」
ゴクリと再び生唾を飲み込み、視線を釘付けにしたまま、守の手が下に降りていく。
「これが・・・クリトリス・・・」
胸の鼓動が触れるのを正すかのように速くなっていき、それに逆らうことができずに、守の指がクリトリスに触れる。
「ひんっ!!・・ああっ・・・あんっ・・・す、すご・・・・んあっ」
激しい刺激と快感が守を夢中にしていき、指の動きと呼応するようにあえぎ続ける。
「はんっ!・・・・あんっ・・・んあっ」
クリトリスをイジッていた指が快楽に誘われるまま、少し降りて秘裂の部分に指が侵入していく。
「あっ・・ナカ・・汚・・ンンッ、いや・・・お、おれ・・・でもっ・・・」
行為の後というのを思いだして一瞬、逡巡する。
しかし、好奇心と性欲にどうせ誰も見てはいないと甘く囁かれ、我慢しきれずに指を膣内に導いていく。
「ああっ・・・入って・・・・あんっ・すご・・、イイッ」
・・・指をうごかすとキモチイイ、キモチイイからモット・・・
自ら快楽に堕ちて支配された守の声が浴室に響き続けた。

「くっ・・・俺・・・何してんだよ・・・」
イッた後の溶けるような高揚がようやく収まり、正気に戻った守が自己嫌悪につつまれる。
すっかり冷えた体にもう一度シャワーを浴びせると、体の反応を必死に抑えて急かされるように洗い終えた。
体を拭き、浴室から出ると部屋に置かれている服のなかからTシャツとハーフパンツを選んで着る。
女ものの服や下着もあったがとても着る気にはなれない。

「・・・俺・・・どうなっちゃうんだろう・・・・・・」
不安を口にしつつベットに横になる。
自分の身におきたことが次々と頭に浮かんできたが、
心身共に疲弊しきった守は、睡魔に誘われるまま眠りに落ちていった。


  ◇◆◇

「・・・・・・・・・んっ」
部屋を照らす朝日の眩しさに守の頭が覚醒してゆく。
「・・朝・・・か・・・・・・」
伸びをしてからベットをでる。
「とりあえず、顔を・・・あっ・・・ええっ!!」
顔を真っ赤にさせて守はトイレに飛込み、ハーフパンツを下ろす。
「えっ・・・あっ・・・そっ、そうか・・・」
少し戸惑ってから便座を下げてから座る。
「んっ・・・・・・・・ああっ・・・出てる」
秘裂から尿がでる光景を恥ずかしいと思いつつも見いってしまう・・・。
「ふぅっ・・・・・・・・・」
出し終わって溜め息をつき便座から立ち上がる。

「朝からいい光景だったのにもったいない」
唐突に話かけられ守が驚いて顔をあげる。
「・・・テメェ!! いつから其処に、つうか何時部屋に入ってきやがったっ!」
「誘拐して軟禁してる人間にわざわざ許可を貰う犯人なんかいませんよ」
「あえて言うならば守君がトイレに行った直後ですがね・・・」
「それにトイレのドアが開きっぱなしになってましたよ、守君」
「えっ・・・うそ・・・・・・」
「まあ部屋で待ってますからさっさと来てく出さね」
男はそう言い残し眼前からさっていった。

「パソコンなんか出してどうするつもりだよ」
男が朝食だと持ってきた菓子パンをたいらげた守が不機嫌な顔をしたまま口を開く。
「ああ、食べ終りましたか。じゃあそろそろはじめましょうか」
そう言われた守は思わず身構えて男を睨む、
しかし、男は依然としてノートパソコンを操作ているだけで触れようともしてこない。
「なんだよ・・・やりたいんならさっさとすればいいだろ、変態!」
自棄になり、叫んでみるが男は気にする様子もない。
「・・・これでよしと」
男がパソコンの画面を守に向ける。
「なんだこれ・・・・・・」
「ああ、監視カメラってあるでしょ、あれの映像ですよ」
「んなもん俺に見せてどうすんだよ?」
「まあまあ、もう少しで面白くなりますから・・・」
薄ら笑いを浮かべて引き続き画面を見るよう守にただす。
「風呂場に女が・・・って・・・盗撮かよ趣味わりぃ・・・」
暫くするとスピーカーから響いていたシャワーの音が止み、女の顔がはっきり見えるようになる・・・。
「この顔・・・どっかで・・・えっ・・・風呂場・・・・・・風呂場ってまさかっ!!」
「やっと気付きましたか、この部屋の昨日の浴室の様子ですよ」
男がニヤリと笑ったのとほぼ同時に、
『あっ・・・柔らかい・・・んんっ』
スピーカーから甘い嬌声が響き、画面に写し出された守がオナニーをはじめる。
「やっ・・・・・・・・・やめ・・・」
「セックスしただけで限界だと思ったんですが、1日目で女の子のキモチヨサに目覚めちゃったみたいですね、守君」
「ちがっ・・・おれは・・・おれは・・・」
「違いませんよ、あんなヨサそうな顔してココをイジッてますよ」
「ひあっ・・・嫌だ・・・さわるなあっ・・・」
「我儘ですねえ、また昨日の薬を使ってみますか」
暴れて抵抗を試みるが非力な女の体では大した障害にもならず、のしかかられて体を押さえつけられる。
「昨日よりも強いですから覚悟して下さいね守君」

「んああっ、ソコッ、ああんっ!!!!」
スピーカーからでる守の声と部屋で響く守の声が二重奏のように重なり、聴覚からの刺激が守の興奮を更に押し上げていく。
「もう下の唇がドロドロですね。今日はこれを使いますよ」
そう言って男性器の形をしたバイブレーターを取り出し、守の目の前に晒す。
「ああっ・・・そんなのぉ・・はいら・・・ンンッ・・・そんなのぉ・・ああんっ」
もはや着衣の呈をなしていない、濡れそぼりシミだらけのハーフパンツが降ろされる。
「やあっっ・・・ああんっ、はんっ・・ふあっ、入る、入ってくるぅっっ」
守の秘所がズプズプと音を立ててバイブを呑み込んでいく。
「じゃ、スタートとしますよ・・・」
バイブのリモコンの摘みを右に回される。
「ああっ!! なか、はんっ・・・ああんっ・・・なかぁっ・・・んあんっっっ!!!!!」
バイブで膣内を耳から重なって入る自身の声に刺激され守はあえぎ続ける。
「あんっ・・・ひあっ、イイッ! はあんっ・・・ソコッ・・・ああんっっっ」
涎をたらしてだらしなく喘ぐ守を見つめながら、男はリモコンの摘みを回してバイブを止める。
「やあっ・・・つづけてぇっ・・・」
守の腰が快楽を求めて動く。
「ひあっ、ナカッ・・・ナカァッ・・・」
「バイブを動かして欲しいですか、守君」
ひたすらに快楽を求めて守の首が縦に激しく振られる。
「ンンッ、ナカ・・・んあっ・・・ナカでもっとぉ」
男がリモコンの摘みを少しだけ動かす。
「あんっ、んあっ・・・こ、こんなのじゃ・・・ああっっ・・・」
鈍く絶頂には程遠い刺激に守が焦れていく。
「もっと強くして欲しいですか」
再び守の首が縦に何度も振られる。
「じゃあ、フェラチオをしてくれるなら、バイブの動きを強くしてあげますよ」
男のモノが守の眼前に出される。
「えっ・・・そんな・・・やっ・・・嫌だ・・・」
男の要求に快楽で砕けていた、守の心が少しだけ再生され戸惑いの表情を見せる。
「残念、してくれるならキモチヨクなれるんですがね」
リモコンの摘みが一気に回され、動きが激しくなる。
「あんっ!! ンンッ!!ああんっッッッ!・・・・・・ああっ・・・もっと・・・強くぅっ」
しかし、バイブの動きはすぐに弱まり守が不満を漏らす。
「動きを強くして欲しいならフェラチオをして下さい、守君」
(ああっ・・・男のを・・・・なんてっ・・・でも・・・)
「ひあっ!! ああんっ・・・ンンッ・・・」
葛藤をしている中、バイブの動きが強まり嬌声が短く漏れる。
「おっと、手でバイブを動かすのは無しですよ」
焦れったい快感に煽られ、守の手がバイブをイジろうと伸ばされて行くが、男にあっさりと止められる。
「なにも、四六時中舐めろとは言いません。今だけでいいんですよ」
甘く囁かれた守が快楽に濡れた目で男のモノを見つめる。
時間にすれば数秒、だが守にとっては一時間にも二時間にも感じられる時間が過ぎた・・・。


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