28年間男として生きてきた僕が突然、その人生にピリオドを打たなくならなければならなかったにはそれなりの理由がある。

僕と同じような運命を送る人間は結構いる。好景気と不景気の変わり目は、歴史的にも多くの自殺者を出す。
特に、市場経済では極端な好景気が突然終わりを告げ、その変化の兆候に気づかなかった人間は、一瞬にして破滅を迎える。

そんな中で、肉体再構成の技術で、「性奴隷」に変えられてしまう男は、最近多いらしい。
その人間が死んで、生命保険ぶんのお金が戻ってくる上に、奴隷として売られたその売上金まで回収できる。

いまのところ、社会問題となっていない「性奴隷製造」もいつかは大問題となり、終わりを告げるだろう。
そんな中、にっちもさっちもいかなくなった人生を「自殺」や「殺人」ではなく、
女にされて「性奴隷」となることで生きながらえた男が多いことも事実だ。
人間の尊厳が無視される存在となって・・・

人命の尊さと、人間としての尊厳・・・二つの概念は時として対立する。
安楽死の場合・・・脳死の場合・・・そして、性奴隷としての転生もそのひとつの例なのかもしれない。

僕は・・・肉体再構成の技術による「性奴隷」生産が公然と行われていた時代に、
性奴隷として転生されながら幸せな人生を送ることを許された数少ない人間の一人だとおもう。

僕のような、性奴隷となることを余儀なくされ、全身麻酔で眠りにつく男は、
自分がどんな女になるかをあらかじめ教えられることはない。
目が覚めたときにはじめて、自分がどんな女となったのかを知る。

男を女性にかえて性奴隷にする・・・女としての恥じらいを知らず、女性特有の気の強さも持ち合わせることがない、
男のほうが結果的に性奴隷を作りやすいという理論に基づいて、男たちは性奴隷にされる。
ただの「女」ではない。きっとある種の学問では「人間」でもない。
主人の性欲を満たすための奴隷として生まれかわるのだ。

僕の場合は、14歳の少女にされた。
まだ胸はふくらみかけ・・・油断すればすぐに太ってしまう、
ホルモンのバランスが一時的におかしくなるせいでひげすら生えてしまうような・・・女の子の格好をした、奴隷に。

そして、「クラスで」ではなく、「学校で」一番かわいいレベルの美少女で、
太らない限りは細い体を与えられて・・・正統派の美少女といっていいだろう。
目は二重で長いまつげ・・・きゅっとしまったあご・・・高嶺の花というかんじの美少女・・・でも奴隷。

奴隷になる前の男の人生は全く消され、どんな女にされるかは完全に運でしかない。
一番多いのは、20歳前後の美女だが、僕のようにロリコン向けの少女にされる子もその次に多い。

傾向として、当然に20歳前後の美女にされたほうが、ご主人様となる男性がノーマルな男であることが多く、
マニア向けの奴隷となれば、それなりの奴隷人生が待っている。
その意味では、僕は不幸せかもしれない・・・
だがそれはまさに、傾向でしかなくロリコン向け奴隷でも、幸せな大切に扱われ、性奴隷となることもある。

性奴隷とされた男たちは多かれ少なかれ自分の運命を嘆き、暴れたり発狂したりするものもいる。
だが、実際奴隷として売られたほぼ100%が自分の奴隷としての運命に順応してしまう。
脳の中には何も細工されていないにもかかわらず。

それは、性奴隷たちの体が女性の感じる性的快楽を、強烈に感じるように再構成されているため、
男としての生活も、プライドも、そういった全てよりも、「奴隷の今のほうがいい」といつしか感じてしまうからだという。
僕も、最初は男としてのプライドとか、もう一度奴隷から抜け出して・・・という向上心をもったりとかしていた。
でも、いつしかそんな気持ちはだいたい、女体に刻み込まれる官能に上塗りされて、消えていく。

奴隷は、檻に入れられ、マジックミラー越しに客に見られ、買い手が決まり、売られる先に運ばれるときに、突然呼び出される。
「起きろ。買い手がついた。今からお前を運ぶ」
その一言で、裸のまま箱に詰められ、両手をつながれる。箱が開けられるときは、目の前に「ご主人様」となる人がいる。

箱が地面について、開き、僕の目の前が明るくなった。どんなご主人様だろう。
「よろしくね」
そういって僕に声をかけたのは、40歳代後半くらいの女性だった。

うわ・・・おばさんでロリコンのレズかよ・・・そう思ったが・・・
「あなたには息子のお世話をお願いしたいの」
話を聞くと、彼女はこの不景気の中「勝ち組」だった。
未婚のままひとり息子を育てながら、今大きな財産を手にして、
12歳の息子・・・思春期を迎えて不安定な感情をかかえている息子が、
おかしな性犯罪に手を染めたりしないように、また女にひどいことをしたりしないように、
奴隷を買って欲求不満を抑えようと・・・彼女を捨てた父親に日に日に似てくる、
その女たらしのDNAを、奴隷の僕に押さえつけてほしいと、そういうことだった。
ようするに・・・

「あの子の筆おろしをしてあげてほしいのよ」
ということだった。
「ずいぶんあの子にも苦労をかけたわ。今ようやく私がこうやって大きな家に住めるようになって・・・
でも、考えてみれば母親しかいない子供すら私はほったらかしだった。
あなたは・・・息子がオナニーしたり、ビデオやエッチな本を見たりするかわりに、なってあげてほしいの」

僕の奴隷としての、任務は少し変わっていた。
言ってみれば反抗期の息子を、母親の代理として性奴隷の体で制圧せよということだ。
中年のエロオヤジのロリコンに付き合わされる奴隷生活を覚悟していた僕にとっては、ずいぶんと運のいい話に聞こえた。
どんな息子かはまだわからないが、ほっと胸をなでおろす。
人間らしい生活のできる奴隷になれそうだ。

「新八、入ってらっしゃい」
なにに影響されてつけた名前なのかすぐにわかるような・・・新選組か・・・
女一人でつける名前というのはそういうものなのか。そんなことを考えながら入り口の方を見つめる。
12歳、身長は160センチくらいか。僕よりも少し高い。
ハダカの私に対して少し伏目がちだから、暗そうな印象を受けるが、結構かっこいい部類に入る少年だ。

「ほら、あなたの選んだ奴隷よ。自由にしていいの。挨拶なさい」
「新八さま・・・はじめまして。奴隷としてお使えさせていただきます。どうぞご自由に扱ってくださいませ」
恥ずかしそうに目を伏すばかりの新八様。しかし、その股間ははっきりと盛り上がっているのがわかる。

この状態を「かわいい」といわずしてなんと言おう。
その対面は、恥ずかしそうに、ひとこと「よろしく・・・」
という新八様の言葉を聞いただけでおわり、彼は何もいわずにその部屋を出て行ってしまった。

「マキ」そう名づけられた私は、普通の少女の着るような衣服を与えられて、少年の部屋の隣に「自分の部屋」を与えられた。
金が有り余っているというというのは、こういうことなのだろう。
成長期の息子のオナニーのために、奴隷とはいえ人一人買って、部屋を与え、食事を与え、服を与え・・・
新八さまとセックスすることが私の奴隷としての勤めではあるが、
実質的にお手伝いさんのようなことももちろんやらされるだろう。
それでも、こんな生産性のない奴隷をひとり家においておく女とは・・・

まず、拍子抜けするような第一日目・・・部屋に閉じ込められてはいるものの、テレビさえ見ることを許される。
なんだか・・・性奴隷じゃないみたいだ・・・私はかなり安心していた。
そして、自然と自分の14歳の体に興味が向く。

ご主人様に触られる前に、自分で自分の体を慰める性奴隷など、聞いたこともない。
それは、即ご主人様の性欲の餌食にされ、奴隷であることを思い知らされるのが普通だから。
でも、こうやって、部屋にひとりほおって置かれると、檻にいたときとは全く違って、
自分の体がどのくらい、感じやすく出来ているのか・・・
女の快感とはどんなものなのか・・・興味もわいてくる・・・

まず、わずかに膨らんだ胸に手が伸びる・・・
「ふぅ・・・ん」
あぁ・・・やっぱりこんなにきもちいいんだ・・・やっぱり、性奴隷になっちゃったんだな・・・
僕ははじめての喘ぎ声に自分でも興奮を高めながら、
男では考えられなかったほどきめ細かく、白く、敏感で、か弱い全身の肌を優しく愛撫する。

女の体・・・昔は自分が抱く側だった・・・こんなかんじなんだ・・・情けなさとかは、実感がなくてわかない。
男だったことのことを思い出してしまう・・・そして、こんな性奴隷に堕ちてしまったことの意味を、考える。
「考える」だけで、実感はわかない。
きっと、いつか、本当に性奴隷に落とされた実感が僕を襲って・・・その屈辱すら受け入れざるを得ないほどの快楽に溺れていくのだろう。

パンティの上から、股間に手が伸びようとする。スカートのまま足を開き・・・
その瞬間、部屋のドアがバタン、と開いた。
「し、新八さま!」
何も言わずに新八さまは僕に近づく。僕ははだけた下着と服をもどし、正座する。
新八様は僕の後ろから何も言わず抱きついてきた。
「ああん・・・」
強引に、僕の胸をまさぐる新八様。
抵抗することが許されるはずもなく、両腕はだらんと垂れ下がる・・・
でも、ひょっとしたらこの場合、ちょっと抵抗した方がいいのかも・・・

「あはぁん・・・ふぅ・・・ん」
そんなことを考えながらもどうしていいのかわからず・・・でも喘ぎ声は出続ける。
何も言わずに新八さまは僕の胸をもみ続ける。荒々しく、夢中で。

「いやぁん・・・」
一人喘ぎ声を出してしまう。バカみたいに。
でも、奴隷とはそうしたもので、こんな少年が相手とはいえ、自分からいきなりリードしていいものか・・・
快楽に強制的に沈められていくはずの奴隷が自分から服を脱いだり、
ご主人様に性教育を施すようなまねをしていいものか・・・

「う・・・ふ・・・はぁ・・・」
胸を荒々しくもまれて生まれる快感の中、僕はひとつのことを思い出した。
僕の本当のご主人様は、実は新八様のお母さまのほうである。
そのお母様が、そう命じたのだから、リードしてもかまわないのだ。
この新八様の奴隷として扱われるのは、新八さまがある程度、女の扱い方をおぼえてからでもいいのでは・・・

「は・・・やめ・・・てください・・・新八様・・・」
僕がそういうと、あっさり手を引っ込めた。
僕は後ろを向いて、もう一回服を直し、ひざをそろえて手を突く。
「あらためまして、よろしくおねがいいたします。性奴隷として新八さまにお使えいたします、マキでございます」
「よ・・・よろしく・・・」
緊張して目を伏せる新八様。さっきと同じ。股間はすっかり盛り上がっている。
僕は、幸せだ・・・性奴隷としての運命を、これほどまでに人間らしく受け入れられるとは・・・

「さぁ、そんなに緊張なさらずに・・・」
14歳と12歳・・・この年で二つの差は大きい。しかも女のほうが年上で。
僕は、この新八様のお姉さんにでもなったような気持ちで、
まるで自分の男としての初体験を追体験するように、新八さまに、ご奉仕を始める。

「新八さま・・・キスは? まだ?」
ぶるぶる、と首を振る、新八様。
それが、まだ、という意味なのか、もうしたことある、という強がりなのかわからなかったが、僕は微笑を作って、

「力を抜いてください・・・」
そういうと、優しく新八様の首を抱く。自分の首を傾けて、目を閉じ・・・唇を重ねる。
「あっ・・・」
新八様が喘ぎ声を出される・・・僕は舌を伸ばして新八さまの唇をなめる。

「は・・・ぁ・・・」
荒い鼻息が僕の耳にかかる・・・同じ夕ご飯をいただいたらしく、口の中に感じるのは、自分の口の中と同じ味だった。
「はぁ・・・ん・・・」
僕も気持ちよくなってくる。僕にとっても、女になってはじめてのキス・・・あぁ・・・
やっぱり性奴隷になっちゃったんだ・・・こんなキスでも気持ちいいなんて・・・
男としてのプライドは捨てなければ・・・そう気を取り直して次の段階に進もうとする。

「このまま・・・セックスまでいたしますか?」
緊張しちゃって、かわいい・・・
僕は、女になったばかりなのに、それを楽しむかのように、
14歳なのに、処女なのに、それよりももっと年下のこの男の子をリードして楽しんでいる。

「うん・・・」
その返事を合図に、僕は新八様をベッドに誘導し、押し倒す。
「そのまま、じっとしていてくださいね」
ベッドに横たわる少年の服をたくし上げ、その上から抱きつく形で、胸からなめる。
最初は横から上に乗っかってなめていたが、いつしか少年の上にまたがって、少年にもう一度キスをする格好になる。

「はぁ・・・はぁ・・・」
激しく息を荒らしながら僕を精一杯抱きしめる少年。
首筋をなめながら、体ごと下に移動し始める。男の体から流れる汗が、なぜか美味に感じる・・・
僕のスカートの中、パンティはもう濡れている・・・その恥丘の少し右下、ももの部分に硬いものが当たる。

新八様の勃起したペニス・・・ジーンズの中で苦しそうになっている・・・
僕は本来奴隷としては、すぐにその苦しそうなペニスを拘束から解放して、
心を込めてしゃぶらなければならないのだが、そうはしなかった。
「あ・・・はぁ・・・ん」
又にはさむような形で、少年の胸をなめながら、ジーンズの上からフトモモでペニスを刺激する。
僕の敏感な部分にもたまにあたる・・・それが気持ちよくて、僕も喘ぎ声を出す。

「はぁ・・・ふぅ」
舌を使いながら見上げると、少年は首をそらせて、快感に耐えている。
女になったばかりの僕の心をくすぐる。
男だから、とか女だから、とかいうよりも、奴隷であるにもかかわらず、
こうしてご主人様を攻めているといううれしさが僕を調子に乗らせた。

「あぁ・・・マキ・・・さん」
「マキ・・・で結構です・・・なんですか・・・」
「お・・・ちんちんが・・・」
「申し訳ありません。痛かったですか?」
「い、いや・・・そうじゃないけど・・・」

僕は動きを止める。
新八様は、起き上がって、僕に言う。
「マキは、奴隷なんでしょ? じゃあ、僕の言うこと・・・聞いてくれるんだよね。」
奴隷という言葉に反応する僕。
彼にとっては、今まで生きてきた28歳の僕ではなく、目の前にいる14歳の性奴隷こそが、少年にとって僕の全てなのだ。
その屈辱を、奴隷の僕は受け入れなければいけない。

「はい。なんでもお申し付けください・・・」
そういいながらも、ふときづく。おびえたような少年の表情が底抜けにかわいい。
「つぎは・・・どうしたらいいの?」
自分も処女である僕には、ちょっと戸惑う質問でもある。
「そう・・・ですね・・・まずは」
僕は新八様にひざまずいて、ジーンズのボタンを外し、脱がせ始めた。
少年は腰を浮かせて協力してくれる。白いブリーフがあらわになる。
本当にまだ子供なんだと、あらためて思わせる姿だった。

「あ、やめて、マキ。はずかしい」
膨らんだブリーフを脱がせて、ご主人様のチンポとのご対面だ。
僕はこれから、この肉棒の成長を見守るための、性奴隷。そのはじめての対面。

「はずかしくなんかありませんよ。マキのご主人様のおちんちんですから・・・」
ほとんど完全に皮をかぶったままのご主人様のおちんちん・・・
まずはこれをむくことからはじめなければならない・・・

「ちょっと、痛いかもしれませんけど、我慢してくださいね」
そういって、僕はご主人様のペニスにてをかけて、むいてみようと試みる。
「あ、いた・・・」
我慢してくれ、とおねがいはしたものの、痛みを与えるということに戸惑いを感じる。

でも、剥かないわけにもいかない。痛いのは実体験から知っている。
ならば、せめて優しく剥くのが、奴隷としての勤めだろう。
「すみません・・・」
僕はそう断ってから、ご主人様のペニスを口に含んだ。
はじめて口に入れた、皮をかぶったままのおちんちん・・・でも、おいしい、と感じてしまう。
体は性奴隷・・・でも、今はむしろ、少年をリードして楽しむ年上のただの淫乱少女・・・
「いたいよ・・・」
「ごめんなさい・・・でも、これは我慢していただかないと、セックスにならないのです・・・いつかは剥かないと・・・」

一度中断して僕はそう言って謝る。やさしく、口だけでむいても、やっぱり痛いらしい。
そして、ゆっくり、むきながら、敏感なペニスをやさしくしゃぶる。
僕の口の中では・・・恥垢・・・いわゆるちんかすが皮をむかれたペニスにたまっていて、
それを口の中でどう処理したものかを考えながら・・・

先だし汁と、ちんかすで僕の口の中は、なんともいえない味でいっぱいになる。
むききったあとにカリの部分にひときわ多くのちんかすがたまっていた。
僕は一度フェラチオを中断して、それを出すことにした。

「ごめんなさい・・・ちょっと」
むかれた自分のおちんちんをみて、目を丸くする新八様のよこで、僕はティッシュにちんかすを吐き出した。
「これで、準備が出来ました・・・でも、まだ痛いですか?」
痛いはずなのだ。多分、ほとんどはじめて皮をむいたのだから。

「うん・・・でもだいじょうぶ」
「でも、そのままにしておいたほうがよいのです。我慢なさってください・・・」
「マキ・・・裸を見たい・・・」
「えっ?」
「女の・・・裸をみたい・・・脱いで・・・」

「はい・・・喜んで・・・でも、どうせですから、脱がせていただけますか?」
よっぽどひどい奴隷としての扱いを覚悟していたからか、
僕はむしろ積極的にこの少年とのセックスを楽しもうとしている。
処女でありながら、男としては経験がある、その経験を生かして。

「さぁ・・・新八様・・・」
僕は微笑みかけて、少年を誘う。少年が僕のボタンに手をかける。
シャツのボタンを外す手がぎこちない。僕はそんな少年の頭を抱いて見守る。
ボタンを外し終えると、シャツを脱がせる・・・ブラの前ホックを意外に簡単に外せた。
そして、僕のあらわになった、成長途上の胸が少年の目の前に・・・

「はぁ・・・はぁ・・・」
興奮した少年はそのままスカートを脱がせる。一気にパンティまで・・・
僕はさっき始めてあったとき以来、この少年に裸体を晒す。
でも明らかに欲情している今の方が、見つめられるだけで、視線を感じるだけで、
生まれたばかりのおまんこに熱いものがじんわりと広がる・・・

「うわぁ・・・」
そのまま少年は僕の足を開き、興味深そうに女性器をまじまじと見つめる。
僕は、逆らうことなくその視線を受け入れる。それがまた僕の体を感じさせてしまう。
はじめて、「奴隷」として陵辱されている感じだ・・・

「新八様・・・触っても結構ですよ・・・」
本音は、たぶん「さわってほしい」なのだ。でも、それを言うことが出来なかった。
奴隷としての身分から命令めいたことをしなかったのではない。単純に恥ずかしかったから。
そして、興奮してきた今の状態では、理性で奴隷を演じてきた状態とは違い、
そこまで「性奴隷」であり、女である自分を受け入れ切れていないから・・・

「ねぇ。マキ、これ・・・どうすればいいの?」
「は・・・はい・・・それは・・・」
僕は、僕自身初めて使う女性器について説明させられる。
使ったことのないおまんこは、まだ、硬く閉じたままだ。
「実は・・・私もはじめてですが・・・ここがヴァギナ・・・ここにおちんちんを入れるのです・・・あ・・・」
「クリトリスは、ここらへん・・・こうやって少しむいていくと・・・この小さいのが・・・はぁん・・・」
説明をききながらも、少年は私の性器をもてあそび始める。
「へぇ・・・こんなふうになってるんだ・・・」
「はい・・・これは・・・」
12歳の少年と14歳の少女が、裸で向き合い、少年が少女のおまんこをいじくっている。
このエロチックな光景・・・自分がその一方の主役であること・・・性奴隷でなくとも感じてしまいそうな状況で、
僕は、少年が興味を持って自分の女性器をいじくりまわすのを拒否することを許されず、
自分から足を大きく開き、いつの間にか声だけでなく、ほんとうに感じてしまう・・・

「はぁん・・・ふぅ・・・ん」
どこに入れるのかを確認するように、女の一番敏感な部分を開いてみたりする少年。
指を入れてみるという知識もないままに。

「入れても・・・いいの?」
「は・・・ぁい・・・もちろんです・・・」
僕は転がって、目を閉じて、まったりとした快感に身をゆだねながらそう答える。
少年は、割れ目にペニスを突っ込もうとする。
しかし、さっきはじめてむいたばかりのペニスではそう簡単にうまくいかない。

「はぁ・・・ふぅ・・・」
うまくいかないことに少年は落ち込む。ペニスの先と僕の陰唇は、何度もキスを交わしながら・・・
ひとつに交わることがない。その切なさは、僕も共有してしまうものだ。
それは、今現在のこともそうだし、自分が男としてはじめてのときもそうだった。

「最初はみんなそんなもんですよ」
僕はもう、少年の姉のような気持ちで慰める。
「今日は・・・口でして差し上げます・・・きっと、まだ痛いのですよね」
僕は少年のおちんちんを口に含んで気持ちを込めてなめ始める。
「あぁん・・・はぁ・・・」
まだまだ小さなペニス・・・大人になりかけの・・・改めて思う。
このペニスの成長を見守ること、それが、性奴隷としての自分の役割なのだ・・・と。
それは、自分の昔を思い出しながらの毎日になるかもしれない・・・
僕は、この少年を体で楽しませる・・・そのために作られたのだと、そのために生まれたのだと、言い聞かせながらしゃぶる。
「うぅん・・・ふぅ・・・ん」

自分の蜜壷を片手でいじくりながら・・・シーツにぽたり、ぽたりと垂れる処女の愛液。
もう一方の手は、少年の玉袋をもてあそぶ。
「はぁん・・・はぁん・・・」

僕は、心はまだ男で、体は女で、心は28歳で、体は14歳・・・
わずか二つ年下の少年の2倍以上も男として過ごしてきた。
それでいて、僕はこの少年の性奴隷・・・そう決められた契約のもとで生きている、女の子。
倒錯したこの関係で、少年のペニスこそは僕の肉体を支配する絶対的な力・・・

その力をもったこの肉棒は、いまは僕の口の中で転がされるだけでも、すぐに成長して、
僕の体を貫き、官能の海に沈めていくだろう。
そのとき、僕は完全な性奴隷になる。
その屈辱への道を自ら切り開きながら、立ち止まることも許されない。奴隷として作られたからではない・・・
この少年の姿に自分が男だった頃の自分を見て、優しくしてあげたいと思ってしまったから・・・
「はぁん・・・く・・・ふ・・・」

「マキぃ・・・きもちいい・・・」
「うれしい・・・です」
舌を使うだけでなく、一定のリズムで首ごと、体ごと上下に動かし、次第にピッチを早める僕。
おちんちんを、そこから少しずつ出る汁を、美味しいと感じてしまう。
苦くて、しょっぱいとわかっているのに・・・
「アァ!・・・マキ・・・だめだ・・・おしっこ出ちゃうよ!」
僕の口が動くリズムは速くなったまま止まらない。それは、おしっこじゃないと、教える暇もない。
一気に果てさせるために、動く・・・

「アァ・・・アァ・・・だめ・・・」
どぴゅっ・・・と僕の口の中でペニスがついに破裂する。
上向きのままのペニスからあふれ出るその白いものを、僕は口の中に全て受け止める。
正確にはまだ目にしていないから、白いはずのもの、を。

「むぅ・・・くぅ・・・」
僕の口の中に・・・大量の精液が流れ続ける。
そうだ・・・おしっこと勘違いしていたということは、少年はオナニーしたことすらないということだ。
そんな少年にたまりまくっていた精液を、受け止める・・・
人生ではじめて意識的な射精をした少年にとって、目の前の淫乱女は、一瞬にして何の価値もないものに成り下がる。
「マキ・・・放して・・・」

少年は、きっと、こんなことをしていた自分が「どうかしていた」と思い込んで服を持ち、ハダカのまま部屋から走り去った。
彼の垂れ流した精液を唇の端からすこしこぼす僕の姿を、ひどく汚らわしいものだと思っただろう。

僕は、ご主人さまにおきざりにされた切なさの中、一人そのご主人様に忠誠を誓い、口に出された精液を全て飲み干す。
なにより、オナニーしたこともなく、はじめてフェラチオでいかされたあと、
わけもわからず女の前から立ち去った少年が、限りなくいとおしかった。
切ない気持ちで、僕は、一人オナニーをはじめた。性奴隷の体は一度興奮したら、なかなか鎮まらない。
こうやってご主人様に置き去りにされたら、情けなくも自分で自分を慰めるほかはない。

「はぁん・・・くふ・・・」
処女をささげることのなかった女性器の入り口と、自分でも触るのが始めてのクリトリスを刺激する。
でも、自分も女として未熟で、満足するオナニーが出来ない。
口にはさっきご主人様が出した精液がまだ少し残っている。その味がご主人様を思い出させて、切ない。

「くふぅん・・・いやぁん・・・」
僕は、自分が男だったときの初体験を思い出しながら、相手の女の子に感情移入してオナニーしていた。
あの時も、童貞と処女のセックスだった。自分ももうすぐ、そうなるのだ、と、おもいながら・・・

ばたん、とまたドアが開いた。
「あぁん・・・新八様・・・」
オナニーしているところを見られてしまった・・・ご主人様がどんな気持ちでここに着たかもわからないのに。
オナニーを中止して、ハダカのままではあるが、ベッドに座って、ご主人様のほうを見る。
少年は、服を着ていた・・・が、回復したらしく、さっきと同じようにもうジーンズの前は盛り上がっていた。
「マキ・・・ごめん、飛び出したりして・・・」
「ご主人様・・・そんな・・・とんでもない・・・」
「ねぇ、マキ? そんな、ご主人さまとか、やめてよ。しんちゃんとか、そんな感じで・・・」
「そんな、それは・・・でも、ご主人様がそうおっしゃるなら・・・」
「だから、やめてって、よんでみてよ、しんちゃんとか・・・で」
「はい、しんちゃん・・・」
「ありがとう。ついでに・・・」
「はい、なんでしょう。なんなりと・・・」
「マキちゃん・・・お風呂・・・わいたから一緒に入らない?」
目をそらしながら、震えながらそういう少年。
「もちろんです!」
ふたりは、風呂の中でも互いの性器を愛撫しあって、まだ幼い体を懸命に愛し合った。
結局この日は初体験までいかなかったが、それでも、性欲いっぱいの性奴隷初日を過ごすことが出来たことに、むしろ安心してしまう僕。
なにより、ご主人様がこの「しんちゃん」で、僕のことをほんとうに大切に扱ってくれる、幸せな性奴隷としての生活の始まりだった。


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