『お待たせしました、お客様』
素っ裸で女の子座りのまま待つ事数分カーテンの向こうから声をかけられ、そっと開けられた。
『お客様に似合いそうな品を色々探して来ましたよっ』
そう言って差し出してきたのは一般的な形をした薄い水色のブラとショーツだった。
素早く済ませてしまおうと渡された下着を身に付け始めた。ショーツが脚を駆け登り、さらさらとした感触がする。
パンツを穿きおえるとブラを手に取り、肩紐に腕を通し背中のホックをかけようとする。
『・・・んっ・・あれっ?・・よっ』
(あれ? 引っ掛からないぞ?)
当然ながら男の時にブラを着用したことなど無く、初めて付けるブラジャーに手間取ってしまう。
四苦八苦している悠の姿に気が付いた店員は、すっと近づいた。
『お客様、初めてでしたよね。私が付け方を教えますね』
当然ながら今までブラジャーを身に着けたことなどないので、どうせならちゃんとしたつけ方を教わっていた方がいいと考え店員に任せることにした。
『まずは、肩紐をとおした状態でカップのアンダー部分を合せまして・・・次に前かがみになってもらいカップを中に入れて・・・ホックをつけますね』
店員は自分以外につけるというのに手馴れた手つきでてきぱきと作業を進めていく。
『最後に型崩れしないようにカップを整えて終わりです』
言葉と同時にブラジャーの中に手を突っ込むと乳房を揉み解し始めた。
『ひゃっ、だ、大丈夫です。それは自分でできま・・んっ』
おっぱいを握りつぶしながら、乳頭を責められおさまりつつあった火照りに再び灯がつけられ、甘い声が漏れる。
『はい、これで完成です』
言葉と共に店員が離れる。
『えっ・・は、はい。・・・あ』
急に行為をやめられ呆気に取られていたが、すぐに正しくブラジャーを装着された事によりノーブラの時との違いに驚いた。
振り回されていた乳房は支えられ後ろから優しく抱き締められているような心地良さが感じられた。
(ブラをするだけでこんなに楽になるなんて思わなかった)
また、鏡を見るとブラを付けたことにより裸の時とは違い、ブラによせられてできた胸の谷間、淡い下着と肌のコントラストが色っぽさを感じさせた。
『どうですか?お気にめしたでしょうか?』
『あ、はい。とってもいいです、それにサイズまでピッタリだし』
着け心地の良さに素直な感想をもらした。
『それはよかった、では次の品に移りますね』
気に入ってもらえたことが嬉しいのか店員は笑顔で応対すると悠に近づきブラに手をかけた。
『じ、自分で脱ぎますので大丈夫です』
『いえいえ、初めての方だと強引に外そうとして壊してしまう可能性ありますからお任せ下さい』
『うっ・・はい』
もし壊してしまっては大変だと、しぶしぶながら店員に任せることにしようと気を許した瞬間に、
店員は後ろから抱き着くようにして胸を鷲掴みすると揉み始めた。
『きゃっ、な、何するんですか、ぁんっ、止めて、止めてください』
『ふふっ、お客様が悪いんですよ。可愛い顔して、そんなHな身体してるから』
ブラの上から乳房を撫で回し揉み続ける手を払おうとするが、
揉まれる度に快感が身体を走りうまく力が入らなく、相手の腕を軽く掴むのが精一杯だった。
『とても柔らかくて弾力があって素敵ですよ、気持ち良くていつまででも揉んでられますわ』
『やんっ、離してくださいっ、くぅんっ』
(やばい、早く離れなきゃ、身体が反応してきちゃってる)
頭の意思とは別に先ほどブラをつける際に揉まれた事にまだ満足出来ない身体が発情してより大きな快感を求め始めて来ていた。
『そんな事言いながらもお客様も気持ち良くなってきたみたいですね、ほらこんなに乳首を尖らせて』
ブラのカップを持ち上げると苺色の突起物が顔を出した。見た目からも堅く尖っているのが一目瞭然であった。
『気持ち良くなんかなってません、これは・・その・・』
『お客様、そんな無理に嘘の言い訳考えなくてもいいですよ。ねっ?』
店員は悠の両方の乳首を摘むと力をいれすり潰した。
『ぁあああんっ!!!!!』
今まで以上の鋭い刺激に一瞬意識が途切れ喘ぎ声がこぼれる。
『もう、気持ちいいからってそんな大きな声出すと外に聞こえちゃいますよ?』
悠に忠告するわりに店員は胸への愛撫をやめようとはしない。
乳房全体を揉みほぐしながらも、指で乳首を弾いたり捻ったりと重点的に刺激を与え続ける。
触れられる度に躯の芯がほてりビクンビクンと身体が反応しつとび跳ねる。
『くぁんっ、ぁんぁん、あっ、あっ、ふぁっん』
(口を閉じなきゃ。外に聞こえちゃう…でもでも声が出ちゃう、気持ち良くて我慢できないよ)
『ふふっ、お客様は乳首が弱いみたいですね、こんな気持ち良くよがってしまって。もっと弄ってあげますね』
喘ぐ悠を見ながら、ぐりぐりと力をこめて押し潰したり、引っ張りあげる。
『ぅあん、あっ、あっ、ぁん、もう…やめ…んっ!?』
刺激を感じながらも消え去りそうな声で、抵抗する声をだそうと顔を横に向けた、その瞬間に悠の口は塞がれてしまった。
驚きのあまり目を見開く、その瞳には目を閉じた店員の顔が目の前にある。キスをして口を塞がれたのだ。
『んっ…んふっ…んんっ』
しかも軽いキスではなく驚き焦る悠に構わず舌を侵入して絡めてきた。鼻から息が抜ける。
力が抜けて店員に寄り掛かるほど抵抗力を無くした悠にはだまって行為を受け止めるしか無かった。
『んんっ・・んっんっ・・ぅんふっ…』
相手の生暖かい舌と自分の舌が悠の口の中でぬるぬると唾液を絡み合わせられる。
離れようとする意識も乳房から流れて来る刺激に掻き消されてしまう。
「ぴちゃ、くちゅ」
『んんっ、んっ、ぅんっ、んぁん』
唾液の音、重なり合う唇から漏れる声が試着室内から外に零れる。そこの一角だけ甘い空気が流れている様だった。
『ぅんっ…んんんっ、んぁん…ぅぐっ、んっんっ』
相手の口から悠の口へと溜められていた唾液が流し込まれる。
反射的に拒否しようと口を動かそうとするが、飲み込めという指令なのか乳首を潰され悠の動きを止める。
その間も自分の口内からも分泌する唾液により口の中に汁が溜まっていく、仕方なく喉をならしながら少しずつ飲みほしていく。
飲んでいく悠の姿に満足したのか店員自ら唇を引き身体も離す。離れる二人の口を透明な糸がツツーッと流れおちる。
『はぁはぁ…』
お互いに体全体で呼吸を整える。
『ごちそうさま、甘くとろけるような味でとっても美味しかったですよ』
満足気に微笑む店員を見上げながら、へなへなと崩れ落ち、ぺたんとお尻を床につける。
『はぁはぁ、な、なにを・・するんですか!!』
大きく息をしながら腕で口を拭い店員の返答を待つ。
『申し訳ありません、お客様が可愛いくて、つい虐めてみたくなってしまったもので…本当に申し訳ありませんでした』
満足しきったのか先程とはガラッと態度をかえ深々とお辞儀をしてきた。あっさりと謝る態度に呆れて何も言えなくなってしまった。
『わっ、わかってくれればもういいです…』
『ありがとうございます…でもお客様も気持ち良かったみたいですね。まだそんな乳首を尖らせて。気持ち悪いでしょう、いかせてあげましょうか?』
『え!?』
自分の胸元に指をさされ、視線を胸に向けると今だにブラジャーがめくれ豊満な乳房があらわになっており、その先端は充血して赤くなっていた。
『きゃっ…けっ、結構です。早く出て行ってください!』
『そうですか…では失礼します』
腕で胸を隠す悠を残念そうな顔でみつつ試着室を出て行った。
『あ、お客様。お詫びに今、着用されている下着は無料でお譲りします』
カーテン越しに言うだけ言うと離れていくのがわかった。
『・・・・』
(はぁ、あんな形でファーストキスを失うなんて…最悪。でも柔らかくて気持ち良かったかも)
離れたのを確認すると先ほどまでの行為を思い返した。初めての女生とのキスが女の姿でしてしまった事が憂鬱にさせた。
しかし、ふっくらとしてみずみずしかった感触、舌をからみつかせる濃厚な口づけ、充分に美人と呼べるほどの女性とのキスは思い返しても興奮した。
『くっそ〜、学校のやつに自慢したいけど、言ったらレズプレイとか言われて興奮させるだけだしな〜』
せっかく自慢できそうな体験が人に話すことができなくくやしがった。
実際話そうとしたら少なからず状況説明をしなくてはならなく、そうなると試着室で絡み合っていた事を話さなくてはいけなかった。
『はぁ、しかしなんで俺はこんな事ばかりされるんだろ…気持ち良かったけど・・・』
自分の境遇を怨みたくはなったが、嫌とは思ったが後半気持ち良くて喘いでいた事は否定出来なかった。
『・・・着替えよ』
空しく感じて来たので考えるのをやめ、身体と心を落ち着かせると座ったまま習ったとおりにブラジャーを着けなおし始めた。
ブラジャーを着け終えると変なとこがないか鏡を見た。
可愛いらしく清楚な雰囲気を漂わす淡い水色の下着を身につける乙女が座っている。
『大丈夫そうだな・・まだ落ち着かないけど・・・』
着こなしに間違いはなかったが、視線が胸に向いたときに今だ興奮がおさまりきれてない事が傍目からもわかった。
柔らかくブラに支えられた、ふくよかな胸の曲線の先っちょにはポチッと出っ張りがあり、未だ硬くしているのがブラの上からも確認できた。
『うぅ、やっぱ変なとこで止められたからなかなか興奮が治まらない・・・』
小さく呟いた後で自分がイキたかったみたいな言い方をしたに気付き首を左右にふった。
(何言ってんだよ!別に気持ち良かったわけじゃない、ただ俺の意思とは関係なく身体が反応しちゃって……あーーー、もう着替えよ!)
自分で自分のコメントを否定しながら自分でも何を言ってるかわからなくなり考えるのをやめ、着替える為に立ち上がると下から
「くちゅっ」
と水音がなった。妙な音に下半身を見ると淡い水色のパンティの股間部分に大きな染みができており汁を吸って色濃くなっていた。
『なっ!?』
(いつの間にかこんなに濡れちゃってたのかよ…なんか俺、どんどん感じやすい身体になってきた気がする…はぁ)
女になった初日からしぐさなどが女っぽくなってきて男から遠退いている気がしてならなかった。
『なんか最近下着を換える事多すぎな気がする…』
濡れたままでは気持ち悪いのでショーツを脱ぐ。ヌチャッと音と共に糸を垂らしながら肌から離れていく。
男を興奮させそうなフェロモンが辺りに漂う。クロッチの部分を見るとぬめぬめと粘り気のある液体を存分に吸収している。
一度脱いでしまったら、もう穿く気にはなれそうにない。
奥は熱くても外気に晒されている秘部に付着する愛液はパンティがなくなった事によりすぐに冷たくなってきた。
汁を拭う品が無いので、仕方なく脱いだショーツの濡れていない部分で股を拭き取ると、綺麗に畳んでジーパンのポケットに入れておいた。
『あっ、替えのパンツが無い…』
穿いてきた熊のパンツは店員に持っていかれたのか周りを見回しても無く、はきかえる品もない。
『・・・ノーパンですか・・まじかよ…こんなことしてて俺、元の姿に戻れるのかな』
まるで仕組まれているようなエッチなシチュエーションが続き、なんだか自分自身悲しくなってきた。
男に戻る手段もわからないまま、流れるままに身をまかしてきたが、そろそろ医者にでも見てもらう必要があるのではないかと感じ始めた。
とは言え今の状況をどうにかするのが先と考え、仕方なくノーパンのままジーパンを穿きシャツを着た。
色付きのシャツのおかげでブラジャーが透けて見えることはなかったが、
ブラをしたことにより形が整えられた胸はシャツに押しつぶされ今までとは違ったエロさがみてとれた。
またブラをしてても巨乳は一目でわかった。
(シャツの上からは大丈夫そうだな)
乳首が立っている事が見えないのを確認すると試着室から出た。


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