「それにしても・・・」
女の子になってからわずかな間に、私は男とセックスして処女を失うところまで来ていた。
しかも、このわずかの間に、私はすっかり自分が女であることに喜びを感じるようにまでなっていた。

「よくもこんなに淫乱に育ったものねぇ」
リビングのソファの上で私と二人羽織の体勢になって、後ろからアソコをいじくりながらおねえちゃんがぽつりと言う。
「そんなこといわないでぇ。あぁん」

処女を失ってからも、毎日、お姉ちゃんの「性教育」は続いていた。
私は、自分が女の子であることを、体に叩き込まれ続けている。
すぐに女の子のカラダと顔が手放せなくなるといったお姉ちゃんの言葉、
とりあえず、いまのところ、カラダに関してはそのとおりになっていた。

そして、同時に、お姉ちゃんへの絶対服従というルールも体に叩き込まれているのだった。

このカラダに快楽を刻み込んでいるのは、まさに、お姉ちゃんの「性教育」なのだ。
とはいえ、別にずっとお姉ちゃんとレズっているだけが、「性教育」ではない。

これからそれなりにお嬢様のあつまるN女子大に通うことが決まっている私に、
女としての生活の基本を教えてくれるのもお姉ちゃんだった。
「いくらゆっこがエッチな淫乱女子大生でも、電車で足広げて据わったりしたらまずいのよ。たとえ、スカートじゃなくても」
「エッチなゆっこでも、清純に見せるにはね、要するにあなたの素材のよさを生かせば簡単なの。
肌を露出しなくても、あなたの括れが目立つような服装と、小さいけど形のいいおっぱいの、形のよさを強調するようにするの」

最近、お姉ちゃんは私を呼ぶときに「エッチなゆっこ」とか「淫乱なゆっこ」とか、頭にそんな言葉をつけて呼ぶ。
いちいち、「エッチな」とか「淫乱」とか、私がいやらしいオンナだという前提で、
これからの私の生活について細かなアドバイスをしてくれる。
なにしろ、これから女子大で、他の同級生が18年間積み上げてきた「女」の経験が、私には皆無なのだ。
私がそんな女の子たちの中でやっていくには、短期間で徹底的に叩き込むしかない。
でも、たとえば服装ひとつにしても、私自身に任せておいたら、確かにいかにも男好きな遊んでる女、という服装になってしまうかもしれない。
多分、男から見て「やりたいと思う女」を目指してしまうだろう。
そんな意味で、エッチな私でも、女の子の間でも受けのいいようなメイクやファッションを心がけることは大切なのだ。

そんな感じで、私は自分が「エッチで淫乱な女子大生」になるのだという意識で入学まであと一週間という日常を過ごしていた。
そして、お姉ちゃんの「性教育」のモットーのひとつは、「エッチで淫乱に見えない」女っぽく振舞うことだった。
それは、まさにお姉ちゃんがそうであるように。

「あたし、すっかりだまされてたんだね。はぁ」
男だったころ、私はお姉ちゃんがこんな女だとは思ってなかった。
この実態を隠しながら、お姉ちゃんは私と友達関係を続けた。

そして、そんな私の「男」が爆発したときに、お姉ちゃんは私を「妹」に変身させるというとんでもない手段で親友としての私と、
ずっと離れなくていいようにした。

「でも、本当に好きな男はあなただけだった」
お姉ちゃんはそう言う。だから、私のものにするにはこれしかなかったのだと。
「だって、私があなたと付き合ったって、浮気しないとは思えないもん」

そして、私のことを自分と同じ「エッチで淫乱な」女に育てようとしているのだ。
でも、今はそのことに幸せを感じてしまっている。毎夜お姉ちゃんは私を「開発」し続けた。

それは、私に対する責任感からか、私のことをそれほど愛しているのか。
とにかく、お姉ちゃんの好きな「エッチで淫乱なゆっこ」であることに、私は幸せを感じ始めていた。

お姉ちゃんの「開発」は、男だった私を否定することではなくて、いまの方がお姉ちゃんにとっても、私にとっても、
はるかに幸せだということを私のカラダに刻み込むための行為なのだ、と私は思っていた。

だから、私は自分が男だったころのことを忘れたいとは思わない。
でも、もっともっと「エッチなゆっこ」になりたいとも思っている。

「お姉ちゃん・・・」
「なあに? ゆっこ」
「ぁは・・・きもち・・・いい・・・よぉ」
「ふふ、ほんとにエッチな女の子ね」

お姉ちゃんにゆっくりと時間をかけて「開発」されながら交わすこんな会話。
その一言一言が私が「エッチで淫乱な女の子」であるゆっこに生まれ変わったことを確認させてくれる。

まだまだ、自分の存在があやふやで、不安を抱えている、そのことを心の奥深くでは感じている。
少しずつ、少しずつ、その不安を幸せに塗り替える、それが「開発」であり、「性教育」なのだった。

「そんなこと・・・いわないでぇ」
それでいて、少しずつ、私は「エッチ」とか「淫乱」とか言われることに女としての恥ずかしさを覚えるようになっていた。

そんな言葉攻めがまた快感であることは間違いないのだが、それこそ「性教育」の賜物だろう。

「大学に入ったら、いろんな男と寝てみるのよ」
それが、お姉ちゃんの性教育の重要な一か条だった。
「男がどんなペニスをもってて、どんなセックスするかなんて、結局ヤってみなければ分からない」と、私に口癖のように繰り返す。

その言葉に従って行動する日がすぐ近くまで来ている。
なにより、そんな「エッチなゆっこ」でいられるとしたら、それがいまの私にとって一番幸せなのだ。

「開発」は処女を失った日以来、エスカレートしていった。
それまではゆっこのカラダを開発するのはお姉ちゃんの手であり、口だった。しかし、道具が登場するようになった。
「それじゃあ次は、これを使いましょうね」

「開発」の最中、ゆっこはお姉ちゃんのおもちゃだった。大人のおもちゃと同じ。
お姉ちゃんが期待したように喘いで、お姉ちゃんが期待したようにイカされて、
お姉ちゃんに言われたとおりに上の口で、下の口で、バイブレーターを、ピンクローターをくわえ込む。

そして、またお姉ちゃんの期待したとおりにまた喘ぎ声を上げて、「イカせて・・・」と哀願する。
そこには男のプライドも、女の恥じらいもほとんどなかった。
「あなたにはまだ早いの」

お姉ちゃんは自分も気持ちよくなりたくて、自分でも大人のおもちゃを使いながら私を開発するようになっていた。
「それなら、ゆっこがやってあげるよ」
と言っても、「まだ早い」といって断られる。すごく切ない気分になる。

でも、すぐにそんな切なさを快楽が消していく。
太いバイブレーターが私のオマンコを暴れまわる。
お姉ちゃんがそれを出し入れする。

「あぁん、ぃやぁ・・・」
ただそれが気持ちいいだけではなくて、お姉ちゃんに愛されている「エッチなゆっこ」を実感できるのが幸せなのだ。

「はぁ・・・うーん・・・おねえ・・・ちゃん・・・」
私がイキそうかな、と思うと、お姉ちゃんは今まで動かしていた手を止めたりする。

「またぁ・・・おねえちゃん・・・やめないでぇ・・・」
精一杯の切なげな目で訴える私。
「なぁに? まだイカせてほしいの?」
「そんなぁ・・・そんなこと・・・言わせないでよぉ」
こんなやり取りが一日何度も繰り返される。

「そんなにイキたいなんて、ゆっこはどんな女の子なの?」
イカせてほしい私は、それでもちょっとだけ抵抗してみる。

ここは、毎日が勝負なのだ。出来たら、恥ずかしい言葉を言わずにイカせてほしい。
お姉ちゃんに私を「かわいい」と思わせれば恥ずかしい言葉を言わなくてもイカせてもらうことが出来る。

「言ってみて。ゆっこはどうしてそんなにイキたいの?」
今日はもう、我慢が出来ない。私の負けを認めた。

「あはぁん・・・ゆっこは、エッチな女の子だから・・・」
「それだけ?」
そういうとバイブのスイッチを入れて、私のおまんこの入り口をちょろちょろちょろっとくすぐるように這わせる。

「もう・・・いやぁ・・・ゆっこは、エッチで淫乱な女の子だから、イカせてほしいのぉ。お姉ちゃぁん・・・お願いします」
「はいはい、イカせてあげますよぉ」
スイッチを入れたまま、バイブを一気におまんこに突っ込んでかき回す。

「あぁぁ・・・とってもきもちいいぃ」
私は声を震わせながらカラダを痙攣させた。

「本当にエッチなのね。ゆっこは」
自分の口からそれを認めることで、なおのこと自分が「エッチで淫乱なゆっこ」であることを幸せに感じるのだった。
そんな幸福感に包まれながら絶頂を迎える。

「はぁん・・・」
一気に全身の力が抜ける。私はイクとそうなる。一瞬、意識がどこかへ飛んでいくような感じになる。
「イキ安い体質なのね。ゆっこ。今日もイキまくりね。」
言葉攻めはそれでも延々と続く。

「ほら、こんなに濡れちゃった。自分できれいにしなさいね」
今、私を絶頂に上らせたバイブレーターを、お姉ちゃんは目の前に、スイッチを入れたまま見せた。
それは、口に含んでなめまわせという意味だ。

「はい・・・おねえちゃん」
そういうと私は手を伸ばしてバイブを持ち、それを口に含む。
さっきまで私のおまんこの中で暴れていたバイブレーターが今度は上の口の中で暴れだす。
うぃーん、とモーターの振動が口中に伝わる。

「うぅん・・・・」
口は性器なのだと思う。
不思議と暴れまわっているバイブを必死でなめまわすと、口の中いっぱいに愛液のしょっぱい味と、快感が走る。

そんなことに必死になっている私を、お姉ちゃんはほおっておかない。
胸の突起を舌の先でいじり始める。
そして、ピンクローターを、絶頂を迎えたばかりのおまんこに突っ込む。

「うぅ・・・ん・・・」
喘ぎ声だのどの奥から出ようとする、少し苦しい。
再び下半身から、おっぱいから、快楽が全身に伝わりだす。

これほど気持ちいい思いをしても、終われば、私はまた自分の存在のあやふやさに不安を感じ出す。そう決まっている。
それを、少しずつ女としての幸福で塗り替えるために、お姉ちゃんは私に快楽を与え続ける。

男では決して味合うことの出来ないほどの快楽をずーっと、与え続けられれば、
もう、男に戻りたいなどとは決して思わなくなるはずだ、とお姉ちゃんも、私もどこかで信じたかった。

でも、最初にお姉ちゃんにイカされた日も、処女を捨てた日も、狂おしいほどの快楽に身をゆだね、
自分が女であることをココロで、カラダで受け入れながらも、そのあとでやっぱり、心のどこかで私の中の男が暴れだしてきた。
口には出さないながらも、どこかで、まだ、男に戻りたいという気持ちが消えていない。

そう、口には出さない。いや、出せないのかもしれない。
これほどオンナのカラダを楽しみながら、男に戻りたい、などとはいえない。
でも、気持ちのどこかに、それはまだある。

お姉ちゃんもそのことに気づいている。
だから、それを消すために、少しずつ、消すために、今夜も、お姉ちゃんは私を快楽の海へと誘う。

「あ・・・あぁん、イっちゃうぅー」
今日だけでも、もう何回目かの絶頂だった。
そのたびに私の頭は真っ白になる。

すぐに意識は戻って、でも少し朦朧とする。気持ちよかった。余韻が湧き上がってくる。
そんな私がもたれかかっているのを抱きとめながら、お姉ちゃんが私の頭をなでる。
「本当にエッチなゆっこ」

この快楽の海は毎夜、私が疲れ果てるまで続く。
さっき絶頂に達した私は、その余韻にうっとりしている。
お姉ちゃんはベッドを立つ。用を足して、私にもお茶を持って帰ってくる。

その間、私は考える。
「今日はこれで終わりなのかな?」
別に、終わりでもいいし、終わらなくてもいい。この余韻は一晩中続く。
そう知っている。ぐっすり眠ることが出来るはずだ。

でも、私のカラダは正直。余韻に浸りながらも、私のアソコからは新しいジュースがまだ少しずつ出ている。

お茶を飲みながらも、じんわりとまた熱くなるおまんこが気になる。
私は、お姉ちゃんに「開発」されている間、自分で自分のおまんこを触ることを禁じられている。
オナニーが禁じられている。許されたときにしか、オナニーは出来ない。

でも、つい、気になって自分のおまんこに手が伸びる。
ぴしゃっ、と音がした。お姉ちゃんが、おまんこに伸ばそうとした私の手をはじいた。
「何してるの、ゆっこ?」
私は、何も答えられずにお姉ちゃんの顔を見つめる。
「自分で触ろうとしたでしょ」

いたずらっぽい視線をお姉ちゃんが送る。私は切なげに見つめることしか出来なかった。
「どうして、そんなところを触ろうとしたの?」
また新しいラウンドが始まっていることに私は気づいた。
「答えて、ゆっこ。どうしてそんなところを触ろうとしたの?」

「・・・」
うまい答えが見つからない。さっきと同じように、私は、お姉ちゃんに目で訴えかける。
ごめんなさい。また濡れてきちゃったから、つい触りたくなったの。触らせて。お願い。

「自分で触るなんて、お姉ちゃんがまた気持ちよくしてあげるよ」
私のハートをきゅん、と、お姉ちゃんの一言が鳴らす。同時にまた新しい愛液がとろとろと流れ始める。

「ちゃんと、質問に答えたらね。どうしてそんなところを触ろうとしたの?」
切なくて、じわりと目に涙があふれる。
「濡れて・・・それが気になって」
精一杯の言葉で答える私。そんな私にお姉ちゃんは次の言葉を浴びせる。

「ゆっこは、男の子に戻りたいんでしょう?」
突然、話を変えて私を責める。
「さっきからずっと思ってたの。ゆっこは本当はまだ、自分が男だと思ってるでしょ?」
「えっ?」
一瞬、いろんな考えが私の頭を駆け巡る。
戻れるのか?男に?不思議そうな目でお姉ちゃんを見つめる私。

「戻りたい?」
あれほどの快楽を与えられても、どこかにうなずいてしまいそうな私がいる。
曖昧な答えをして逃げられるほど甘くはない。

「戻りたいのなら、もうおまんこなんか触る必要ないでしょ?」
ショートカットの私の髪をなでながら、お姉ちゃんが言う。
そんなことはない。触ってほしいよぉ。そう私のココロが叫ぶ。

「戻りたくなんかない」
私ははっきり答えた。
「そう。じゃあ、あなたは誰なの? 男の子じゃないとしたら。確かに今まで男の子だったよね。
でも、今は戻りたくないって。じゃあ、今は、誰なの?」

こうして、私に何度も何度も植え付けるのだ。何度も何度も。
そのたびに、お姉ちゃんの望む答えを考え、嬉々としてその答えを口にする私。

「私は・・・ゆっこ、優美子です」
「ゆっこ、それだけ?」
そういうと、お姉ちゃんの手が私のフトモモの内側を撫で回し始める。

「あぁん」
これだけでも、喘ぎ声が漏れる。
お姉ちゃんの優しい指と掌は私のフトモモを、足の付け根の内側まで優しくなでても、
要求された答えを口にするまでは、秘所に触れることはない。
私はじらされる。

「言ってごらん? 全部。あなたは誰なの?」
「あぁ・・・ゆっこは、ゆっこは・・・女の子。エッチな女の子。淫乱な女の子です。
お姉ちゃんの妹で、こうしてお姉ちゃんに気持ちよくしてもらうのが大好きなのぉ」
それでも、なおお姉ちゃんはじらし続ける。

「それでおわり?」
「いやぁ・・・まだ・・・あぁん・・・ゆっこは・・・男だったのを女の子に変えてもらって、
お姉ちゃんの妹に、エッチな妹のゆっこにしてもらったのぉ。
もう、女の子のカラダが大好き。
気持ちよくしてぇ、お姉ちゃん・・・男になんか・・・戻りたくないよ・・・
あたしは・・・ゆっこは・・・お姉ちゃんの妹で、エッチで淫乱な女の子なのぉ。
また、気持ちよくしてほしいのぉ。おまんこ、触ってぇ。かき回してぇ」

これ以上じらされるのがいやで、一気にここまで言ってしまった。
お姉ちゃんは、とっても満足した表情で、私のおまんこに手を伸ばした。

「あぁん。クリちゃんもなめてぇ・・・。エッチなゆっこの、
クリちゃんもなめてぇ・・・いやぁ・・・ん・・・おまんこ気持ち・・・いい」
こうやって少しずつ少しずつ、自分の中の「男」を消していく。
お姉ちゃんの「開発」は少しずつ、私をエッチなゆっこに変えていくのだった。

「イくぅ、イっちゃうぅぅー・・・」
素直になった私のお願いどおり、お姉ちゃんは私のクリトリスを優しくなめまわしてくれる。
私はクリトリスが弱い。お姉ちゃんもどうすれば私が気持ちいいか、だんだん分かってきたみたいだった。

「あぁん」
また、体中が一瞬痙攣を起こして、力ががくんと抜けた。
「またイっちゃった」
私は照れながらわらう。お姉ちゃんの「開発」は私をいつも天国に連れて行ってくれるのだった。


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