俺は目の前にあるドアを半ば蹴破るようにしてその目的の部屋に入った。
中には予想通り、よく見知った顔の人物が机に向かって座っている姿があった。

実年齢よりいくつか年上の美女に間違われる端整な顔立ち。
すらっとした長い手足、知的さを醸し出す目つきとメガネ。
そいつは別段驚いた様子も見せず。部屋に飛び込んできた俺を見ると、
「やはりきたか晶。もうちょっと早く来ると思ったんだが遅かったな」
そういいながらこちらに体を向けるがなにかがおかしい、何がおかしいんだ。
「休みだとはいえ、あまり寝てばかりいちゃいかんぞ」
イスから立ちこちらに歩きながらそういってくる。
艶やかな髪がなびき、たわわに実った胸が魅惑的に揺れて…揺れて…胸?

「なぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
思わず叫んでしまった、そこで先ほどの抱いた疑問がやっと解けた。
俺の目の前にいるこいつの胸に胸があった、って胸に胸があるのは当たり前か。
つまり言い方を変えるとバスト、おっぱい、ボイン。
あまりに違和感もなく自然とあったので最初は気づかなかった。
「な、な、なんで響おまえ胸が…」
そういいながらも俺はなぜ兄である響に胸があるのか予想はついていた。
こいつにも俺と同じことが起こったのだろうという予想が。

俺の名前は綾川晶、極一般的な高校生。成績は中の上。
運動神経や身体能力はかなりのもんだがスポーツは苦手、てか嫌い。
家族構成は父母に兄と妹と俺の5人家族。父は単身赴任。
母は本日その父の元にいき留守。ここまではこれまた極普通の家族だ。
問題なのは俺の兄でもあるこの響という奴だ。
こいつはいわゆる天才で、高校生の時にはすでにあらゆる発明をし、特許をとり、
その特許料などで巨万の富を、そして名声を手に入れてきた。
現在は大学に通いながらその資金を使い、さらに研究や発明を繰り返している。
普通ならプレッシャーとなる存在、しかし俺にとって響は単なる変人だ。
小さいころから変な薬を飲まされ続け、その度に飲まし返してきた。

昨日もまた怪しげな薬を飲まされ、お返しとばかりに飲まし返した。
今日のこの日までそれは今まで幾度となく繰り返してきた日常だった。

朝目が覚めると体がだるく頭もボーっとしていた。
どうせ今日は休みだ、そう思いそのままベットの中で少し惰眠を貪る。
いい加減起きないと妹の舞が怒るな、そう思い布団をから這いずり出る。
寝ているのか区別がつかないような状態で着替えるため服を脱ぐ。
ズボンを脱ぐときなぜかパンツまで一緒に脱げた。
風呂に入るんじゃないんだからパンツまで脱いでどうするんだと思い、
パンツをはきなおそうと下を見た……毛がなかった。
よくみると毛は一応あったかなり薄く産毛のような毛だったが

「ぎゃぁぁあぁああーーーーーーーくぁw背drftgyふじこlp;@:「」
変だがかわいらしい女の悲鳴が耳に届き、それが自分の声とわかるとさらにパニックになり、
ズボンとパンツを足に絡ませそのまま倒れてしまう。
「ふげらぁ、のぎゃ」
尻餅をつきながらそんな声をだしてしまう。
「はぁはぁはぁ……そ、そんなバカな…」
いつの間にか上がっていた息を整つつゴクリと唾を飲み込みもう一度下を見る。

ない、ないないないないないないない。
確かに薄いが毛はあった、しかし毛より大事なナニがない。
あわてて胸をみるそこには立派な果実が実っていた。
なぜ今まで気づかなかったんだと言いたげに自己主張している様に揺れていた。
思わず胸をつかんでしまうが、
「っつ、あぁ、んふぅ」
痛みとなんともいえない感覚にビックリしてすぐに手を離してしまう。
しかしこれが本物であると理解するには十分だった。
思わず甘い声をだしてしまい、一人で照れてたが、すぐに響の顔が頭に浮かぶ。
この異常な事態はあいつのせい以外に考えられない。そう思い、急いで着替える。
まずパンツをはき直す。
ウエストがスカスカこのせいで一緒に脱げたのか、また脱げないか心配だが、変に力を加えなければズリ落ちはしないようだ。
普段愛用しているTシャツをとりだし、胸を見ないようにと意識しながらシャツを脱ぎ、さっさと着ようと愛用のシャツを一気に着る。
だがこれがマズかった。
「ひっ、くぅぅ」
またもや甘い声を出してしまう。
パジャマに使っているシャツとは違い、今着たシャツは生地が粗かった。
男では意識することがないような些細な違いだが。体の余りな過敏さにビクつきながらもなんとかシャツを着る。

最後にズボンをとりだし穿こうとするが尻が少し痛かった。
先ほど尻餅ついたからだと思い、おそるおそるパンツごしにさすってみる。
「ん、こっちもデカくなってるなぁ。それになんか…やわらけぇ」
尻をさすっていると思いのほか気持ちよく、しばらくさすってしまう。
さすられる気持ちよさだけではなく、柔らかな尻をさする気持ちよさも出てくる。
「ん、ん、ふぅ、んんぅ」
パンツ越しでは満足できなくなり、無意識のうちに手が移動する。
手がパンツの中に入ろうとすると、スルっとパンツが落ちてしまう。
「な、なにをやっているんだ俺は!」
思わず我に返り慌ててパンツを穿きなおしすぐにズボンも穿く
「くっそぉ、何で尻さわって喜んでなきゃならないんだ」
顔を赤くし変な文句をいいつつ、兄の響の部屋へと向かっていった。

「どう考えてもこれは響、昨日お前の飲ませた薬のせいだよな」
俺は響のベットに座ると、不機嫌さを隠すつもりもなくそう言った。
「おそらくその通りなんだが、思ったより事態は深刻でな」
俺のトゲトゲしい言い方を意に介さずにそう答える。
しかし俺はそんなことより、深刻と言う言葉に反応した。
「深刻? どういうことだ?」
俺を見ながらイスに座っていた響は、腕を組み悩んでいるそぶりをしつつ言った。
「私もビックリしてお前が来るまでに自分の血を調べててな。
たしかにきっかけは昨日飲ませた薬なんだろうが、こうなったのは昨日の薬のせいだけではなく、
これまで飲んできた薬のせいでもあるみたいだ」

そう言うと棚からノートを出し、パラパラめくりだす。
「これにいままで薬を飲んだ後の体の変化を記してきたんだが、
今まで飲んだ薬も表面上はなんの効果もなかったが、その実体内に変化をもたらし私たちの体を変えていった。
この体の変化はその複合効果だといえる。
つまり何がいいたいかというと、その分元に戻すのに手間がかかるというこ、ぐぼら」
「やっぱりお前がいままでロクでもないことしてきたせいだろうがぁ!」
俺は半分キレながらどなりちらしつつ、踵落としを響のど頭にぶちこむ。
「痛いぞ晶。人類の宝である私の頭になんてことをするの」
頭をさすりつつ抗議の声を上げる。
実際その知識と知恵は人類の宝ともいえるかもしれないが、俺のとっては災いだ。
「だまれマッドサイエンティスト。てかなんでさっきから微妙に女言葉なんだ?」
キョトンとした顔をするとすぐに愚問だなと言いたげな表情をし、
「女になってしまったんだから言葉使いも女の子らしくせんとな。人間柔軟性が大切よ」
最後になんとも魅力的な魅了的なウインクをしそう言った。
普通の男ならそれだけで恋に落ちそうなほどの威力だが、俺は──
「ギブギブ、すまん冗談、冗談だーーー」
響をベットに放り投げ、そのまま見事なロメロスペシャルを決めていた。

「兄さん達いったい何騒いでいるの。馬鹿やってないで早く朝ごはん食べて」
そういいながら部屋に入ってきたのは俺たちの妹の舞だった。
「おお我が妹よ助けてくれ。今我が生涯で最大の苦難が、ぐえぇぇ」
そういいながら舞に必死に助けをもとめる。
響にとっては女になったことより、今俺にロメロスペシャルを食らっていることの方がよほど深刻な事態らしい。
しかし舞はそんな響を見ずに俺のほうを見る。なぜか…この時背筋がゾクリとした。

「そちらの女性はどなた? 響兄さんのお友達? それとも彼女?」
どうやら俺が兄であることがわからないらしい。
それは無理がないと思った。
鏡を見ていないから自分の女になった顔は知らんが、男と女では顔のつくりが違う。
体の骨格も変わっているみたいだし、おそらく顔も面影は多少あるだろうが大分変わってしまっているだろう。
まぁこいつは例外なんだろうがなと、技をかけてられて悶えている響をみた。
こいつは元から信じられないぐらいの女顔。
体も胸がない以外丸っきり女体型女になって、変わったと言えば声が少し高くなったのと胸ができたぐらい。
元々声も高めで胸なんかはないのが不自然なぐらいだったから違和感がまるでない。
俺はロメロを解き、響に事情を説明させた。
「私はそんな与太話を聞くほど暇じゃないんだけど」
説明を終えた後の舞の第一声はこうだった。まぁ無理もないな。
「愛さんには他の女性連れ込んだこと黙っててあげるから白状しなさい」
愛さんとは響の彼女だ。こいつ見た目は女だが別にそれ以外は普通に男だ。
女装も文化祭の出し物の時しかしたことないし彼女もいる。俺にはいないのに。
「さっきも言ったが、こいつは私の友達でも彼女でも花嫁でも愛人でもない」
響は見損なうなと言わんばかりの口調で俺を指差しながらそう断言する。
「私の弟でお前の兄である晶だと何度言えばわかる?」
そういわれると舞は俺のほうをジロリと見た、
さっきも感じたがなぜか背筋がゾクリとする視線だ。まぁ疑うのはわかるが。
「そういうなら証拠をみせてみなさいよ」
舞は響の胸をみながら言う。
その視線に気づくと、
「よかろう」
響は不適な笑みを浮かべ上着を脱いだ。
「な、お、おい!!」
他でもない俺がそのことに一番ビックリした。
響が上着を脱ぐと、その胸にはとても大きな果実が実っていた。
俺や舞の胸もなかなか大きい。舞が88らしいから、俺も大体80後半ぐらいか。
しかし響のは俺たちより明らかに大きい90後半ぐらいか。
大きいと言っても形は整っており、乳輪や乳首は小さくとても上品だった。
それでいて熟れた果実を思わせるいやらしさが確かにあった。
俺がポカーンとしていると、舞は響に近づき何の躊躇もなく胸をもんだ。
「ん、ふぁん、ああ」
響が色っぽい声をあげる。俺はその声に思わず生唾をのんでしまう。
舞は全くそれを意に介さずさらに揉む。外側から内側へと力の強弱をつけながら。
「はうぅ、ふあぁぁあああん、やぁぁぁ…」
響は目をつぶり顔を上気させながらいやらしい声を上げる。
最初は立っていた響だが、ベットに座り込んでしまう。
やばいなんかやばい。アソコがやばい感じだアソコとその奥が熱い。
女になって初めての感じだが知識と勘でなんとなくわかる。
「ふぅぅぅ、んんふぅぃ、くぅぅうう…」
この響の声を聞きながら今俺のアソコが…濡れている。
思わずアソコを触り弄びたいという衝動にかられてしまい、手がアソコに伸びそうになる。
だめだ!
耐えるように手を胸元に寄せる。
ふと見ると服の上からわかるほど乳首が立っている。
見るんじゃなかった、そう思いつつも今度はつい響の乳首をみてしまう。
当然だが勃っていた。豆粒のようだった乳首が小指の先のようになっていた。
響は右の人差し指を口にくわえ、とても耐え難いものを耐えている様だった。
今度は舞をみる。
左手は相変わらずタップリとした乳房をもんでいたが、
右手はいつのまにか痛々しいほどに立っていたその乳首へと向かっていってた。
「んあぅっ、ふあぁぁ、さ、先っちょはやぁぁっ、んんぁぁ…」
乳首を親指と中指の腹で挟みこすりつつ、さらに先端を人差し指の腹でこする。
「ひぃっ、くふぁぁぁああ、らめぇ先は…ふあぁぁぁ」
とても悩ましげな声だった。本当にこれは響の声なのか?
聞いているだけで俺もドンドンいやらしい気分になる。
そもそもなんでこんなことになったんだ?
そう考えていると、ふいに舞は手を響の胸から離した。
「ふぅん、本物の胸ね、どうやら本当のことみたいね」
何事もなかったような冷静な態度と声でいう。響もだが舞もよくわからん。
「なんだもう終わりか? まぁこれで信じてくれただろ」
しっかりとした口調で響は言っているが、目はまだトロンとし顔は赤い。
終わった、そう思うと安堵と一緒になぜか切なさがこみ上げてくる・・・


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