一時期、旧型国電にこだわった時期があった。ステンレスボディの通勤型と違う独特な印象を求めて、鶴見線のクモハ12おじいちゃんのもとへかよったことがあった。 その鶴見線クモハ12も引退してしまい、現役最後となってしまったクモハ42にも本数大幅減になる前に複数回乗った。そういうわけで思い出のあるクモハ42が、2003年3月14日限りと聞き、時代の流れを感じ、”おわかれパーティー”に駆けつけたい気持ちと静かに無事を祈る気持ちが混じりながらも、東京から宇部往復+ホテル1泊で2万円のフリープランをみつけたとたん、出かける事にした。
2月28日は晴天、かわって3月1日は雨だった。追い討ちを掛けるように航空交通管制システムダウンが重なり、ハラハラの旅となった。