数十年前に訪れた『旅の人』が持ち込んだ錬金術で栄えている学業都市。『国家』という概念は存在しないらしい。
『旅の人』が亡くなり新しい発想に行き詰ったので、新たな地に錬金術を持ち込んだ。その役割をリリーたちが担う。
【ザールブルグ】とは別の大陸【エル・バドール】の東の外れにあり、海を渡って移動する。
一時期、その途中に海龍が住み着いて暴れていたが、エリーが倒した今はいつでも行き来できる。(遠いけれど)
その時期が長かったためか、
【カスターニェ】の人でさえ大陸があることを信用しない者がいる。
ここに住む人々の目は左右が異なり、右目が青、左目が金。リリーは生まれが違うため、両方とも茶色の目をしている。
≪主な場所≫
【ケントニスアカデミー】 リリーたちがいたアカデミー。高度な術も研究されているらしい。
時々、ザールブルグのアカデミーに本を送ったり、買いに来たりする。
校内にはイクシーが店番をする購買部があり、蛇の抜け殻やコウモリの翼、四葉の詰め草など、レアアイテムを販売している。
【宿屋】 ファウが切り盛りするケントニスの宿屋。
海龍のせいでお客が減っていたが、倒された後はきっと賑わっていることだろう。
【ザールブルグ】は【ジグザール王国】の首都であり、八角形の城壁に囲まれた城塞都市。噴水のある《中央広場》を中心に放射線状の主要道路が伸び、各壁の平面に一つずつある門に向かっている。(ただし、北側の道路は城があるため門まで続いていない)
街の外には北に荒地、西と南に川と湿地帯、東に平原とバランスよくあるので、乾きすぎもせず、湿りすぎもせず、住みやすい気候なのではないかと思われる。
『ベルグラド芋』は平原に自然自生しているけれど、『ニンジン』は聞かない。
気候的には作れそうなので、ヴィオラートは家庭菜園で乗り切ることができると思われる。
マリー、エリー、リリーのアトリエの中心舞台。
≪主な場所≫
【王立魔術アカデミー】 ドルニエ、リリー、イングリド、ヘルミーナの血と汗と涙の結晶。
リリーが王室展覧会と特選会で常にトップを維持し、様々な男たちの心を魅了しながらも資金を集めて建てた学校。
年長者のドルニエは
【ケントニス】と王室との交渉専門。
リリーは設立後旅立ってしまったが、ドルニエが校長を務め、イングリドとヘルミーナが教師を務める。
基本的に全寮制で全ての物資はアカデミーから支給されるが、資金不足のため、一部の生徒は街で自活している。エリーもその一人。
マリーは卒業試験のために工房で自活していたらしい。
お嬢様なアイゼルと主席のノルディスはもちろん寮生活をしていた。
校内にルイーゼが店番をする購買部があり、アイテムの販売と買取を行っている。
【リリーの工房】 リリーたちが暮らしていた借家。職人通りの入口にある。
一階が作業場、二階が寝室。≪中央広場≫に続く大通りに面した壁側に『ほうれん草』が自生する。
【エリーの工房】 イングリドが管理する借家。エリーの前にはマリーが使っていた。
リリーの工房同様一階が作業場、二階が寝室。赤い三角の屋根が目印。
すみません。ゲームの工房には階段はなく、説明書をみると一階建てという考え方もありでした。
右の画像、アトリエ部分だけをアップしてみましたが、見えますでしょうか?
東西に細長い一戸建ての南側に、円柱の塔のような二〜三階建てくらいの建物がくっついていて、その屋根が赤い三角の屋根になっています。
左の画像はエリアトの工房です。
正方形な空間です。でも右下と左下に壁がないので、こちらにも何かある可能性が…。
暖炉が左上にあって煙突の位置が西側ということは、その壁は西の奥ということに。
出入り口が右上ということは、玄関は北側。大通りに面していない向こう側ですね。(管理人的にちょっと残念)
ということは、大通りに面している側+円柱の建物、工房の右下位置にあたる部分が居住空間ということですか。
円柱の二階が寝室というのも見晴らしがよくていいかも。という結論が出ました。
(C)GUST CO.,LTD.
【中央広場】 ザールブルグの中心地。
のみの市や夏祭りなどのイベントが行われ、
中央の噴水にお金を投げ入れると願いが叶うという都市伝説がある。
【妖精の木】 エリーの時代にはかなり老齢になっていた不思議な力を持つ巨木。
エリーが『植物用栄養剤』を与えたが枯れてしまった。
新しい目が出ているといいな。(管理人の希望)
【フローベル教会】 医薬の女神『アルテナ様』を奉っている。
エリーの時代に一度、雷で十字架が折れてしまったことがある。
エリー入学一年目にシアの結婚式で使用された。
【飛翔亭】 エリーがよく使用している酒場。ディオが店主を務め、クーゲルが手伝っている。
情報を買ったり、仕事を紹介してもらう。酔っ払いおじさんがいつもいる。
ディオの娘、フレアが店番をすることもあり、ハレッシュが入り浸っている。
【金の麦亭】 リリーがよく使用していた酒場。ハインツが店主を務めている。
情報を買ったり、仕事を紹介してもらう。酔っ払いおじさんがいつもいる。
たまに演奏会をしてもよい。≪中央広場≫の近くにある。
【ジグザール城】 ジグザール王国の王の城。騎士隊の本拠地がある。
通行証がなければ入れない。リリー時代はウルリッヒ、エリー時代はダグラスが見張っている。
展覧会・特選会が催される。
【職人通り】 文字通り職人さんの店が立ち並ぶ通り。
入口付近にリリーの工房があり、雑貨屋、製鉄工房、武器屋などが並んでいる。
【製鉄工房】 武器や防具を精製する。カリンが働く王室御用達のお店。
とても暑い。カリンも妖精さんをやとっている。
【武器屋】 リリーの時代にゲルハルトが老齢のレオより譲り受けた店。
一階で武器・防具を売り、地下で鍛冶屋をしている。
店主は『武器屋のおやじ』と呼ばれ、本名を明かさない。『ゲルハルト』も偽の名前。
とにかく頭のこと(はげている)を気にしている。
【ヴェルナーの雑貨屋】 気まぐれな店主ヴェルナーの謎の店。
一般人には無縁な謎の品物を売っている。錬金術士には嬉しいお店。
【ヨーゼフの雑貨屋】 奥さん想いなほんわか店主ヨーゼフのマイナーな店。
一般市民を相手とする消費者に優しいお店。お芋や小麦粉、日用品を売っている。